小泉構造改革の後退で日本経済は破滅へ・・・

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★もし暫定税率廃止になると、頭金となる資金がなくなり、道路事業費(維持修繕費含む)となる「国からの補助金+新たな借金」を確保できない。
 福祉教育費を削減し地方自治体の一般財源から支出しないといけない。
 愚民は、《甘美な感情》に支配され、《見せかけの安定》や《絵になる話》に酔いしれて、自らの首を絞めている事に気付くべき。
■悪改する人がいるようだから言っておく。
 文章をきちんと読もう。借金返却の頭金、修繕費すら出ないと書いてある。
 借金を返せなくなる事態を想定しよう。
 公務員給与を半減しても無理なほど、金額は大きい。当然、他の事業の資金確保のために発行している地方債の価値にも響く。
 地方債に響く事が一番大きい。地方債を買ってもらう際にいろいろ条件を付けて金利を安くして買ってもらっている。その条件を守れなくなる。
■過去の借金返済を道路特定財源を頭金として…
 地方自治体は、過去の借金返済(430兆円のばらまきをやったのは小沢一郎と経世会)のために、自転車操業状態。
◆福岡県の例
 「福岡県の道路事業費(2006年度)…1685億円」
 このうち「借金返済…499億円」
 しかし「道路特定財源…355億円」
 『これでは足りないため「一般財源…256億円」で補填』
 「合計…611億円(355+256)」の中から借金499億円を返済
 『そして「残りの112億円(611-499)」を《頭金》として、「国からの補助金+新たな借金」を得て、道路事業費(新規だけでなく維持修繕費含む)(1685-499-112)を確保。』
 担保無し、信用力無しで、金を貸してくれる所などない。
■つまり、『もし、暫定税率が廃止されると、「借金返済できず+頭金も無くなる(金を借りれなくなる)」。』
 借金できる頭金がなくなるため、道路事業費を確保できず、新規の道路建設どころか、現在の道路の『維持修繕すらできなくなる。』
 『地方自治体自ら、福祉教育費を削減して、一般財源から借金返済と維持修繕費を含む事業費を確保しないといけない。』
 もし借金返済できないと、信用力が落ち債権価値にも影響し、これから先の財政に影響する。
■勘違いしてはいけないが、借金をすること自体は必ずしもおかしいことではない。重要なことは、身の丈(財政力)に合った借金かどうか。
>>74
■地方債に響くとこうなる
【投資】クレジット市場動向 大阪府地方債に連日の売り、CDSでも気配[08/01/08] http://news24.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1199789830/
【地域】2900億円と言っていた大阪府の「赤字隠し」、実は3500億円でした[12/31] http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199064649/
【政治】大阪府、2600億円「赤字隠し」 再建団体回避狙う★4 http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1199052647/
【大阪市また終了】 ごみ処理人工島「フェニックス計画」破綻 大阪市など2050億円回収困難。 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/news/1199440670/


■公共事業で生計を立てている労働者は、“それでしか”食っていけない人達。そこであぶれてくる失業者を、どの業界で吸収するのか?


http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/eco/1156827352/477-478
▼《大衆は見せかけの安定に酔いしれ騙される》 正義は事実と法のみが味方なのに…。情緒論で正義を振りかざし、悪を創り出して倒す。『これは気持ち良く癖になる脳内麻薬。大衆を騙しやすい。』
▼《絵になる話は、本質を表さない》 テレビは洗脳装置。過激な嘘ほど見栄えがよく、放送しちゃえばそれが真実。
>>75
★国と地方自治体を合わせた意味での道路特定財源は「余ってはいない」
◆道路特定財源制度 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E8%B7%AF%E7%89%B9%E5%AE%9A%E8%B2%A1%E6%BA%90
 一般によく理解されていない状況にあるが、
国においては道路特定財源(と通行料収入)ですべての道路整備予算を賄っているものの、『地方自治体においては道路整備の約45%が一般財源(都道府県や市町村の税金や国からの地方交付税)から支出されている。』
 道路特定財源に余剰も生じているというのはあくまで国費ベースの話で、都道府県・市町村の道路整備予算に占める道路特定財源の割合は約55%に過ぎない。
 つまり、『国と地方自治体を合わせた意味での道路特定財源は「余ってはいない」のである。』
>>76
★「道路の維持管理費は少ないじゃん」と言う人がいるが…
 これから日本は、高度成長期に造られた鋼鉄製の橋や道路のインフラ補修期に突入する。アメリカの失われた1970〜1980年代にしてはいけない。
 『日本は、維持改修費の急激な上昇は初めて経験する。』
 道路や橋などの《社会資本》は、もうすぐ耐用年数切れるのが続々と現れる。
 《社会資本》…自治体の固定資産は道路や橋などの、どうしても必要な「社会資本」が殆ど。これらは自由に処分することができない「固定資産」。維持補修費が経常的にかかり、寿命が尽きたら造り直さなければならない。
■《BUILD & FORGET−作ります、忘れます(メンテナンスは考えません)−》
 インフラ・メンテナンスの悪さを批判した言葉である。プランは「実施」した後の「メンテナンス・アフターチェック」が必須である。でも、現在は「実施」するだけで手一杯。
《PLAN, DO, CHECK, and ACTION》
 「実施」後がしっかりしないと、「CHECK」の後が「FORGET」になってしまう。
■「しのび寄る老朽化の危機〜多発するインフラ事故〜」[クローズアップ現代 2007/02/05]
 北見市で起きたガス漏れ事故。原因の一つが鋳鉄製ガス管の老朽化と言われている。事態を重く見た経産省は全国の事業者に点検を命じたものの、解決には至っていない。
 実は今、高度成長期に造られた様々なインフラが、同じ理由で崩壊を始めている。
『下水管の腐食による道路の陥没事故は都内だけで年一千件。道路や橋のひび割れ事故も相次ぐ。』
 崩壊を食い止めるため、青森県はインフラ補修費の増額を決定した。劣化が進むインフラを今後どう維持管理すべきか。浮き彫りになった課題を検証する。(NO.2362)