小泉構造改革の後退で日本経済は破滅へ・・・

このエントリーをはてなブックマークに追加
>>258
 鳩山邦夫の正義は、正義ではなく私情


◆「二流の重力に魂を引かれ、想い出に縛られ、未来さえわからぬ今、人は何を思うか。日本の未来―《拭えぬ過去》―。明日でさえ、気が付けば想い出の中に…」

◆「時代に取り残されし者どもよ。成長を忘れし者どもよ。 今こそ、まほろばの夢と共に露と消えよ。
 過去の栄光?そんなものに浸れる者は幸せだ…。 また栄光が必ず来ると思っているのだから…。
 しかし、それは、誰が約束した物なのか? そう、今を生きるしかないのだから…」

■現実を見よう。情けなくて涙が出てくる。 でも日本は、それを乗り越える必要がある。
 ―《葛藤、決断》―
 そんな言葉で言い表せるほど奇麗なものではないけれど、でも日本が今できる最大のことは改革。
 成長するために、越えなければならない一線がある。
 確かに、“改革”は、「昔は良かった」という《拭えぬ過去》に魂を呪縛されている日本のカルチャーの中では、理解されづらいかもしれない。
 特にその時代を生きた高齢者達には、届きづらいかもしれない。
 とかくシニカルで、揚げ足を取ったりネガティブなことを言ったりする評論家だけは山のようにいる日本の中では、響きづらいかもしれない。
 でもね、改革者がビジョナリーたちの言葉を聞き・勇気づけられ・引用してきたように、今の若い人たちの中にも、改革者の言葉を聞き・勇気づけられ・引用する人たちが、5年後・10年後に必ず出てくると思いますよ。
 それこそが、改革者の言う《改革=自分自身を変革する》なのではないですか。国民はそう思いますよ。
 時代はどんどん変わります。変革に遅れた人や国を待ってはくれません。

◆「末の世において道義を実践したならば、必ずその時の人々から、極端だといわれるであろう。
 もしまた、世人から極端だといわれるくらいでなければ、決して道義ではないのであって、
 すなわち世俗に同調し、濁った世に迎合したものにすぎない」
 by 吉田松陰『講孟箚記』

■参考
◆Visionary Words - codemaniaxの脱・公務員宣言 http://d.hatena.ne.jp/codemaniax/20090602/1243949682
>>260
★「明日」に進まないと、若者に勇気が湧かないよ!大切なものは…何だ?
 「明日」へきっちり歩いていこう。その積み重ねが、やがて若者を取り巻き、未来を創りあげる。
■「昨日」など要らない。「朽ち果てた夢《拭えぬ過去》」も。
 変化なき日常を、生きているとは言わない。「昔は良かった」信仰は、進化しているとは言わない。
 ▽「昨日を求める」=イカサマな日々。前に進むことも出来ずに、過去の栄光にすがりつく
 ▽「今日を求める」=ただの先送り。今を求め、安全に誰にも文句を言わせない、その代わりに、何も答えを出さない
 ▽「明日を求める」=今をきっちり歩く。明日を求め、常に挑戦する

■絶望の日本に吹き荒れる官僚利権の嵐。未来は誰のためにある?
◆「武力介入を開始した公務員と族議員の猛攻に、日本は震撼し、翻弄され続けるしかないのか。―かんぽの宿売却問題という《恐怖と消費のキャンペーン》―。見せかけの理念に隠された野望が、鎌首をもたげる」
◆「公務員と族議員の無慈悲なまでの攻撃に翻弄される憂国の志士たち。そして民は、紅蓮の炎の中で劇的を味わう。日本の未来―《故国燃ゆ》―。公務員の恒久天国は劇薬か」

>>261
■二流の重力
 二流のまま重力に捕らえられて落下し、大きな代償を払うのか。
 二流を捨てさり、重力圏を脱出するのか。
 そして効果的な補強(補給)で推進力を得るのか。
 阻止限界点まで時間はない。
◆「『低いレベルに自分をおいておくと、自分もそういう人間になります。二流とつきあうと自分も二流になります。』
 二流の世界を捨てることによって、仕事を失うか一流になれるかに分かれます。
 でも、生きていくための仕事ならいくらでもあります。それで仕事がなくなるならば、それはあなたに才能がないのです。
 『二流は二流同士でつながります。でも、一流になる人は二流の人に嫌われます』」
 by 高橋がなり
◆『時代に取り残されし者どもよ。成長を忘れし者どもよ。
 今こそ、まほろばの夢と共に露と消えよ。
 過去の栄光?そんなものに浸れる者は幸せだ…。
 また栄光が必ず来ると思っているのだから…。
 しかし、それは、誰が約束した物なのか?
 そう、今を生きるしかないのだから…』
◆「人間が現実に生きていることと、人間がいかに生きるべきかというのは、はなはだかけ離れており、なすべきことを重視するあまり、今為されていることを軽んずる者は、自らの存続よりもむしろ破滅を望んでいる。」(『君主論』第15章)
◆「ある道を進んで繁栄を味わった者は、どうしてもその道から離れる気になれない。」(『君主論』第25章)
★『民営化や規制緩和に反対する勢力は、《福沢諭吉が行なった明治の初めの官物払い下げ》に愚かにも反対した旧勢力の者達と同じ類。 現代の福沢諭吉に逆らい、歴史の歯車を戻すとは…。』

◆福沢諭吉
「反対運動を制し、官物払い下げは『不快なことが伴う』が、日本の近代化こそが第一にやるべきことであり、それをやろうとする政府を傷つけてはならぬ」
 論壇 加藤 寛:郵政民営化つぶしへの警告[静岡新聞 朝刊 2009/02/21] より

■『納税者の代わりとなる政府が、効率化に掛かる費用と赤字の両方を負担することはできない』。
 なぜなら、最低限必要とされる経費(公的サービス維持という言い訳の赤字補填含む)が増加しては、投資や新規事業の余剰財源が限定されてしまい、財政硬直化が起きる。
 だからこそ、「官から民へ」の民営化や規制緩和が歴史上何度も成されている。

■個人の意見は何でもいいですが、『郵政の民営化は国政選挙で有権者が出した結論』です。『選挙を経ていない麻生さんやその内閣の大臣が勝手に変更できることではありません。』

◆官から民へ(前編)  その戦いの歴史 - Chikirinの日記 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090227
◆codemaniaxの脱・公務員宣言の日記 http://d.hatena.ne.jp/codemaniax/
◆かんぽの宿 5つの論点 - Chikirinの日記 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090222

■歴史から学び、福沢諭吉が選択した『不快な選択肢』を選ぼう
◆「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 by プロシャ(プロイセン)の宰相オットー・フォン・ビスマルク
 愚か者は自らの失敗体験から学ぶが、賢い者はそれを歴史(読書や教育から得る知識)から学ぶ。
 日本の大衆は愚かな選択をして、その名の通りの『衆愚政治国家を何度も経験し、そこから学ぶことになる』のか?
 人は、学んで身につけた知識よりは、自ら体験した事の方が、印象が強く残るし記憶に残りやすく、何かの際に思い出しやすいもの。しかし、人が一生のうちに経験できる事には限りがある。数少ない自分の体験からだけで、何かをやろうとすれば失敗する確率が高い。
 歴史から学ぶ事は、多くの人の経験を学ぼうとすることであり効果的。
>>263
 歴史から学び、福沢諭吉も選択した《不快な選択肢》を選ぼう

★「悲惨でも不快でもない選択肢」=「今日や昨日を求む選択肢」などはない。選べるのは「不快な選択肢」=「明日を求む選択肢」だけ。
◆「政治は可能性の芸術ではない。“悲惨なこと”と、“不快なこと”の、どちらを選ぶかという苦肉の選択である」 by 経済学者のガルブレイス
 どうして『悲惨でも不快でもない現実的選択肢』を示せなどと言うのでしょうか。
 ガルブレイス氏の言うように、示せるのは「悲惨な選択肢」か「不快な選択肢」しか有り得ません。
 日本にとって「悲惨な選択肢」とは、改革という不快なのはイヤと拒否し現状を緩やかに崩壊させていく事です。「不快な選択肢」とは、今以上の改革や負担を受け入れ社会を維持していく事です。
 日本人は、どちらかを選ばなければなりません。『「悲惨でも不快でもない現実的選択肢」などという空想に浸っている事は、実は「悲惨な選択肢」を選んでいる事になるのです。』
>>263
 歴史から学び、福沢諭吉も選択した《不快な選択肢》を選ぼう

★「悲惨でも不快でもない選択肢」=「今日や昨日を求む選択肢」などはない。選べるのは「不快な選択肢」=「明日を求む選択肢」だけ。
◆「政治は可能性の芸術ではない。“悲惨なこと”と、“不快なこと”の、どちらを選ぶかという苦肉の選択である」 by 経済学者のガルブレイス
 どうして『悲惨でも不快でもない現実的選択肢』を示せなどと言うのでしょうか。
 ガルブレイス氏の言うように、示せるのは「悲惨な選択肢」か「不快な選択肢」しか有り得ません。
 日本にとって「悲惨な選択肢」とは、改革という不快なのはイヤと拒否し現状を緩やかに崩壊させていく事です。「不快な選択肢」とは、今以上の改革や負担を受け入れ社会を維持していく事です。
 日本人は、どちらかを選ばなければなりません。『「悲惨でも不快でもない現実的選択肢」などという空想に浸っている事は、実は「悲惨な選択肢」を選んでいる事になるのです。』
>>264
 『納税者の代わりとなる政府が、効率化に掛かる費用と赤字の両方を負担することはできない』。
 なぜなら、最低限必要とされる経費(公的サービス維持という言い訳の赤字補填含む)が増加しては、投資や新規事業の余剰財源が限定されてしまい、財政硬直化が起きる。

 日本は10年後に需要−20%が確定なのに、《拭えぬ過去》を助けてどうする!

★日本の雇用は戻って来ない。仮需が消えたのに、それに合った体制整備(正社員のリストラ)をしていない。日本市場を見た場合、さらに余剰20%。
 ▽現在…《世界中で仮需が消え、実需は仮需の50%》 ▽将来…《日本市場は「10年後に−20%・20年後に−25%」が確定》
 ▽日本のGDP…約500兆円 ▽政府見通し09年度−3.3%=約 16兆円少なくなる →人口減少で年々縮小するマイナス成長

◆「二流の重力に魂を引かれ、想い出に縛られ、未来さえわからぬ今、人は何を思うか。日本の未来―《拭えぬ過去》―。明日でさえ、気が付けば想い出の中に…」

 国内向け新規工場なんか要らない。20年間は需要減が確定事項だから。シャープの発言が、端的に全てを表す。
◆「『日本市場は人口が減っており、工場は堺に一つあれば十分』。輸出という方法は、最先端の産業でも、もはや困難だ」
 by 片山・シャープ社長 亀山の第2工場を海外に移すと発表した際に
■日本市場は「10年後に−20%・20年後に−25%」が確定
 今の20代の人口は1533万人。10年後の20代の人口は1243万人。20年後の20代の人口は1143万人。
 これの意味することは何か?
 今1533億円税収があるとすれば、20年後には1143億円しかないということ。
 会社の売上が、今1533万円あるとすれば、20年後には1143万円しかないということ。
 人口が減るということは、消費が減る。売上がそれだけ減るということは、給与が同様に減る。なぜなら、企業の売上が減るのに、企業の経費(給与)が同率で減らないわけはないから。
 この人口の数字は「確定数字」。今から少子化対策を打っても、それで変わるのはこの後の数字であり、20年後の20代人口はもう変化しない。
■参考
◆官から民へ 質問回答編 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090302
 (7)溶岩から逃げているという危機感とは?
>>265
■参考
◆矛盾して引用しされる言葉たち - 酔っ払いのうわごと http://d.hatena.ne.jp/oguogu/20080903/1220416380


>>266
★《損失の再配分機能》…もはや、バラマキは、理念も規範も無視される、シニシズム(冷笑主義)
■「政治はながらく冨の再配分機能だとされてきたが、財政が極度に悪化し、少子高齢化によって国勢が衰えていく日本において、今後求められるのは“損失の再配分機能”」である。
 損失の再配分とは、国民に冨ではなく痛みを分かち合ってもらうことである。
 そのために、政治にとって最も重要なのは言葉であり、より誠実で、丁寧で、合理性のある説明責任である。それが果たされなければ、国民は受け入れるはずがない。
 政権維持あるいは政権奪取という目的がすべての手段を正当化する、といわんばかりの今のバラマキ主張の民主党が担うには、あまりに重い機能である。
■今、民主党は、政権奪取ただ一点を何事にも優先させる、という空気に染まっている。
大きな問題であろうが小さい問題であろうが、身内に摩擦が起ころうが起こるまいが、まじめに議論すべきは議論せよ、と主張しても、相手にされない。
冷笑されるだけだ。理念も規範も無視される。もはや、シニシズム(冷笑主義)と言ってもいい。
http://diamond.jp/series/tsujihiro/10043/?page=3
>>267
★日本人は公共サービスの受益と負担について理解が足りない
 まあ、やむを得ないのでしょう。なにせ、老人の医療費(医療費の1/3)がこれだけ伸びてしまい、現役世代の保険料負担が大きくなり過ぎてしまっています。それなのに、まだ受益が足りないと言うのですから。
 社会保障給付費で、ヨーロッパでは、高齢者向けは4割〜5割程度に抑制し、逆に若年層向けは1割ほどきちんと確保。日本は高齢者向けが7割以上。そりゃあ、若者は負担が大きいと感じますよね。
◆日本人は公共サービスの受益と負担について理解が足りない
「税金は直接に、われわれ国民の負担になります。ところがその一方で、公共サービスは国民一般に及ぶだけに、個々人ではその受益を個別に感じられません。
 そこで税負担を極力低く、受益だけはできるだけ多く確保したいという態度を取りがちとなります。
 私の見る限り、『この受益と負担の間に密接な関係があるのに、日本人はどうも欧米人と比較すると、両者を結びつけて考えない傾向があるように思えます。』
 納税者のことを、英語でタックスペイヤーといいます。その背後には、日本語では納税者は単に税金を納めるだけの人の意味に取られがちですが、欧米では違います。
 つまり税金を納め、その使途を監視するという意味を持ちます。必要な公共サービスのためなら税金を進んで支払うという姿勢になります。
 ところがこれに比べ日本ではよく、税金を「取られる」というように、支払った先の税金が何に使われるかに、国民はほとんど関心をもちません。
 『だから選挙の時に、スローガンとして「増税反対、歳出削減反対」を訴える政治家が容易に当選することになります。
 増税に反対するなら、当然歳出削減に賛成せねばなりません。』
 この矛盾した態度が財政赤字の累増につながり、将来世代へ借金の負担を押し付けているのです。
 『かつてドイツに財政赤字の調査に行ったときに、日本におけるこの政治スローガンについて話をしたら、ドイツではこんな政治家は絶対に当選しないといっていました』」
 by 放送大学学長 石弘光 2008/04/01 視点・論点「租税教育の重要性」