アメリカ(グローバル)バブル経済崩壊スレ その88

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マルディーさんの「現状と将来分析」
  
1)フレディとファニーの破綻は、世界の株式市場暴落の引き金。注視せよ。
 ただし、公的資金で救済されるなら、日本のダメージは半減する。
2)アメリカは外貨準備を持ってない。ドルを買い支える資金源は円キャリー。
 この関係がある限り、ドルと円はユーロに対し通貨価値を減じていく。
 FRBからの資金投入が止まる日まで、円は他通貨に対し安くなる。
4)将来的に、株価が底を打つころから、猛烈な円高が始まる。
5)当面は原油・貴金属・コモディティ以外にアメリカに逃げ場はない。数年は資源高。
 米金融産業の収益性が以前と同じと仮定すると、サブプライム不景気は7〜8年間になる予定。
6)資源輸入型新興国ではついに工場の操業停止が始まった。中国など内需崩壊が進行中。
7)アジア・アフリカ・中米圏で通貨危機の危険性増大。各国当局は介入を続けており、
 実質的に外貨準備高を全て吐き出す。相対的なドルの価値の維持政策であるが、
 各国を危機的状況に追い込んでいる。通貨スワップ制のおかげで日本にも飛び火の可能性。
8)中東の戦争は現時点、現状況では「無い」。金融危機終了後(数年後)には「必ずある」。
9)引き続き、日本の預貯金、年金資金が狙われる展開。新規のサムライ債等には要注意。
10)先進国の中では、金融以外の産業が無く、ユーロ導入国でもないイギリスが最も危ない。
 逆に、今後のイギリスの経済動向から、不況後の経済再生のキーワードが読みとれるはず。
 「ファンドの規制」が実行されることは絶対に無い。イギリス帝国の終焉を意味するから。
 もしあるとすれば、英米が世界の全ての産業を手中に収めた後の話。
  
最終的には、通貨危機に陥った新興国・後進国の優良企業が、公的資金で救われて生き残った
禿鷹ファンドや投資銀行に買収され、焼け太りの展開。終わってみれば、IMF後の韓国の
銀行勢力図のような展開になる。今はひたすら各国の経済我慢比べの最中。
ブロック化できない経済圏の国々で、ネを上げた国から産業の乗っ取りを喰らう。
ネズミ講同然の不良債権転売のシステムはこの計画ための壮大な「仕掛け」である。