>>213 ありがとう。要約は冒頭、そのトピックセンテンス1行目に尽きます。100%の確信だという表現
に震撼せざるを得ないですね。
LEAP/E2020は、2008年2月までに米国の大手金融機関(銀行、保険、投資ファンド)のうち最低1社が
倒産するとみている。それが引き金となり、他の金融機関およびヨーロッパ(特に英国)、アジア、
新興国の銀行の連鎖倒産に発展する。Blackstoneのトニー・ジェームス社長(1)の表現によると、
金融の「ブラックホール」が米国のサブプライム危機の後に形成された。大手金融機関倒産については
大きいな要因が現在発生しており、しかも兆候が多数出ているので、当研究チームは今後3ヶ月で倒産
が発生する確率は100%であるとみている。米国政府は、パニックを回避し、米国の金融システム全
体(2)への拡散を防ぐために預金者保護を打ち出す可能性が高い。しかし、その倒産規模からして、
問題のあるその他の大半の金融機関(米国および国外を含めて)を直撃することになるであろう。
米国の金融機関との関係が強い金融機関が存在する各国が、直接の影響を受ける。特に、英国、日本、
中国(3)である。