>>491 (続き)
ところで現在の経済の苦境の原因を、小泉改革のみに求める人がいるが、それは明らかに正しく
ない。最も簡単に分かるのは、自殺者の数である。自殺者数が、それまでコンスタントに維持して
いた二万人台から、一挙に八千五百人増えて三万人台になったのが、一九九八年(平成十年)で
ある。それに対し、小泉首相の登場は三年後の二〇〇一年の四月である。以後、自殺者数は現在
まで、一貫して三万人台を保ち続けている。自殺の原因はいろいろあるとしても、その根本原因は
経済の不況であることは、全く疑いようもない。
つまり不況の自殺者とは、端的に言って日米経済戦争における戦死者なのである。大雑把に
計算すれば、毎年約一万人として、すでに十二万人になっている。これは日露戦争の戦死者、
数万人の二倍の数字である。日本の政治家も官僚も、日本の国家権力を握っている人間どもは、
日本国民の財産どころか生命すら守っていない。すなわち日本の安全を守るため、日本人の生命
を守るための日米安保条約が、実際には日本人の大量の生命を奪っているのである。これほど
愚かしい話は、世界の歴史上にも滅多にないであろう。
日本は日米安保条約を終了して、軍事的にも自分自身の足で立つべきである。先述したように、
その費用は大してかからない。「今や平和な欧州」ですら出している程度の額なのである。民主党
政権は、子供手当てに大金を投入しようとしているのであり、日本の真の独立のためなら、なんでも
ない金額ではないか。(後略)
http://sakainobuhiko.com/2009/12/post-65.html 【経済】アジアで長らく圧倒的優位を誇った日本経済、中国に抜かれるのはなぜ?−シンガポール華字紙[01/18]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1263809506/ 経済だけの国が経済すら駄目になって久しい
http://sakainobuhiko.com/2010/01/post-68.html