特別会計について

このエントリーをはてなブックマークに追加
3金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
一般会計予算約80兆円はいわば表向き予算。対し、特別会計は
裏予算であり、これが「事実上の国家予算」と思っていいだろう。
ちなみ、現在国の歳入(税収)は50兆円弱。だが、税収のほぼ全額は
公務員と独立行政法人、特殊法人職員の給与に消える。さらに、20兆
円は国債の償還に充当、医療費や年金など社会保障費の赤字補填でさらに
20兆円が消失。これだけ、簡単に一般会計予算が吹っ飛んでいるのが実
情だ。

そこで計上されるのが特別会計予算。なんのことは無い。国民の資産で
ある、年金、郵貯、簡保から財政投融資という名目で「拝借」し、
毎年230兆円規模で湯水のようにジャブジャブ使っているだけの話だ。
民間の調査によると年金原資などは特別会計の食いものにされ、積み立て
原資のほぼ全額140兆円が溶けていると報告されている。
国の膨大な債務の元凶は特別会計といってもいいだろう。これによる、
国債、地方債、特殊法人の累計債務は約1300兆円。当然、有利子負債
なので、1時間当たりの利息だけで100億円となるすさまじさだ。
国家破綻を論ずるつもりは全くないが、とりあえず国の実情は知っておく
べきだろう。