円の支配者★リチャード・ヴェルナーW★虚構の終焉

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760金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/09/30(火) 22:48:38
この本の要点をまとめてください。
>>757

あなたの考えは良く理解できます。
現実的にはそうでしょうし、私も好む好まざるをえずに公的資金投入すると思っています。
しかし長期的にはこんなスジの通らない銀行システムは変えるべきだと思います。

その代替案が、せめて決済システムだけは公共の物を用意する。
全ての法人と個人に当座預金を用意してやる。
今までどおり民間の決済システムを使っても良い。利子もつくし多くの人は使うでしょう。
しかし、預金は必ず現金化出来るとか、そういう嘘はダメ。
いざという場合に国も助けない。こういうことは予め決めておく。

自己資本の10倍以上のマネーを創っているんだから理論的に返せないし、預金保険機構やCDSという仕組みだって
全額補償なんてことは不可能なのだから。
762金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/09/30(火) 23:17:23
>>761
ふむ

信用乗数を1とし、マネーサプライ=ハイパワードマネーにするということ???
ちょっと利点がわからんね。説明が欲しいところ・・・・

オレはマイルドなインフレが正しい世界と思っています。
がんばった人が報われる世界だから。(リセットしまくりはちょっと難しいので)

上のシステムだと、あっという間に勝者独り占めじゃないですかね。
そして停滞した世界。一人にすべての人間がひれ伏す世界が創造できますが。
>>762

最終的にはハイパワードマナー=マネーサプライにすべきだと思ってますが、いきなりそうするのは却って危険だと思います。

最初に行なうことは民間銀行の預金通貨をプリペイドカードやEdyと同じように必ずしも保証されない、少なくとも税金で救う必要は無いものとします。
投信や定期預金(但し元本保証はしない)の形は問題ありません。
しかし、要求払い預金、すなわち『いつでも全額現金化出来ますよ』というのは嘘なので禁止します。

要求払い性預金という性格の為に預金が決済機能を持ち、その結果マネーサプライの大部分を占めています。
そのマネーの伸縮の理由が実体経済の結果起きるのではなく銀行の経営上の問題でおきるのが問題の一つだと思います。
二つ目の問題はそのマネー(負債)の裏づけ資産が債権などの金融資産であり、常に価値が安定するものではありません。
これでは少し長い期間をとると必ず金融危機が起き、しかも連鎖します。で、その埋め合わせは高い確率で納税者負担となります。
裏付け資産が劣化したらそれと見合っている預金通貨の価値も下がるべきです。

公共の決済システムを作ってもマイルドインフレは起こせます。
透明性をもった仕組みで量を調節すれば良いのです。
それとあなたはおそらく金融危機によるリセット機能を残したいと考えていますが、私は金融危機こそ富の独占に繋がる事象だと思います。
時々恩恵にあずかる幸運な人も居るでしょうが、大きな目で見れば金融危機は富の独占の手段に使われているでしょう。
764金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/01(水) 00:29:27
>>763
金融危機が富の独占につながるのは知ってるよ。

前半部はどうでもいいかなあ。
もんだいは、マネーサプライの調節手段だね。
オレはここが肝だと思ってる。実体にすばやくあわせられることが、庶民を救ってると思うのよ。
ここが壊れたら絶対に富が集積する。
弊害は、いやらしい仕組みでレバレッジを上げる連中がいること。
そこを規制できれば涅槃だと思うけどねー

まあその透明性をもった仕組み、そこを聞きたいね。
横から失礼するが、
> いやらしい仕組みでレバレッジを上げる
要するに、銀行業(つまり信用創造)自体をいやらしい仕組みのレバレッジと見るか否かの違いだよね。
公的資金投入したらゲーム終わっちゃうんだっけ?
767763:2008/10/01(水) 21:36:40
>>765
私はレバレッジだと思いますね。
それだけでなく投資銀行が行うLBOだって銀行融資(信用創造)によって成立してるんです。
投資家から資金の一部を集めて、買収先の資産を担保に銀行からその何倍も借りることで成立しているのですから。

>>766
公的資金投入と言っても何通りかあって、本当に効果が出るのは資本注入でしょう。
今となっては不良資産の買取だけでは不十分だと思います。
安定化法案の再可決で一旦は落ち着くかもしれませんが、また相当深刻な事態に陥るんじゃないかと心配しています。
嫌な話ですが資本注入の可決にはパニックが必要だと思います。
>>764

要求支払い性預金に対する暗黙の政府保証を無くせば徐々に信用創造が効かなくなっていきお金の量は苦も無くコントロールされると思います。
しかし、その前の段階が難しいですね。
マネーサプライの大半が信用創造によるものである間はどうしても貸し出し規制が必要になると思います。
但し、窓口指導などという非公式なものではなく、オープンなものでなければいけないでしょう。
実体経済向け貸出しとバブル産業向けの貸し出し向けに分け、
前者は基本的には潜在成長率をやや上回るレベルとし物価の動向により調整を入れます。
後者はどの水準にすべきか今は分かりません。
769金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/01(水) 22:06:06
>>768
ごめん。

結局、ハイパワードマネー=マネーサプライで、
潜在成長率を少し上回る量を、中央銀行が追加するって事でよい?

>>769

そうです。
しかし、くどいようですがそれは最終的に銀行が信用創造出来なくなった時点のことです。
また、細かいことを言うと追加は中央銀行ではなく政府が行なえば良いです。
政府支出の一部を当座預金の数値を加算するという方法で行なうのです。
771金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/02(木) 00:32:22
つまりそれは、借金やローンが一切できない世界だな。
それでもいいのならそうかもね。
772金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/02(木) 04:36:26
>>753
>前から気にしていた準備預金への金利付与もここで入れてきた。
>これが制定された後に行なうと予想することは金融緩和と利上げの同時進行。
>準備預金を増大させながら利上げが行なわれる事態に直面し多くの経済学者の説明は混乱するだろう

準備預金って金利ゼロだから量的緩和の意味があったと思っていたけど。
現在のアメリカは日本とは逆のことを行っているのか。
>>771

違います。
信用創造が出来なくなっても金融仲介は出来ます。
どうやらトリックに引っかかってますよ。
774金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/02(木) 07:37:24
前提次第という気もするが。

教えてくださいな。トリックを。
(すてっぷ1)
不良債権の買取

これをやっても、危機が収まらない!!!
        ↓
(すてっぷ2)
銀行に優先株を発行させて、
政府が買い取り。
銀行の国有化。
○年以内に数字が改善しなければ、
優先株を普通株に転換して本当に国有化。
するぞーっておどす。
そしてFRBは信用創造を締め付け、
業績の改善をさせない。
そして銀行をいくつか国有化。
そのあとに信用創造を再開。

今回もこんなシナリオですかね。
ドラマの予定期間は、10年くらい?
776金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/02(木) 08:12:52
>>775
今回復に必要なのは、デットデフレーションの終息だよ
その時間を稼ぐための資本注入

FRBが死ぬまで出してもいいけど、もう限界までFRSのバランスシートは痛んでいる。
もちろんバランスシートを無視してもいいけど
それこそ究極のモラルハザードだろうが。

80年代も救ったし、他にも最近でもそこそこの危機は救ってるでしょ。

的外れな陰謀論はやめれ。
777777:2008/10/02(木) 08:19:11
世界777経済
>>776
ちょっと話ずれるけど、中銀のバランスシートについてモラルハザードどうこう言うなら、
そもそもの信用創造がモラルハザードか否かという議論がやっぱり必要になると思うね。
779金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/02(木) 17:50:02
中銀のバランスシートっていったら、普通は資産と同じだけの額しか出さない
なぜなら通貨は中央銀行にとっては負債だからだよ。
資産を超えた時点でモラルハザードだっつう話
>>774

決済機能と金融仲介機能は個別に議論できるのに不可分だと思い込んでしまう罠に陥っています。

非預金取扱金融機関を思い浮かべましょう。
保険会社や投資信託委託会社は集めたお金で貸し付けなどの運用を行なっていますが信用創造を行なっていません。
あなたが預けたお金は、金融機関が運用しますが、あなた自身は使えなくなります。要求払性預金ではないからです。

マネーサプライ=ハイパワードマネーになっても、こういった金融仲介業は無くなるどころか益々盛んになるでしょう。
例えば、金融債を発行し、集めたお金を企業に貸し付けるという形式が主流になるかもしれません。
この金融債に国が暗黙の保証をつけることは無く、当該金融機関の資産が毀損すればその金融債の価値も下がるでしょう。

一方で、国債の需要は増し、今よりも身近になると思います。
781金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/03(金) 03:38:33
>>780
それを言うと思ったよ。予想通り。
正直がっかりしたというのが本音です。

金融機関がデュアルカレンシーを生み出すだけだと思いますよ。
そしてそれこそ目が届かない。

一通りご意見が揃ったと思いますので、感想を申し上げますと
同じところに問題点を感じても、向かう方向は随分と違うものだと思いました。
金融をどう監督すべきかという事に問題点を感じてるのは、お互い一緒だとは思いますが。
どちらにせよ 私ならその政策はとりません。

782金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/03(金) 03:47:40
あ、あともうひとつ。

富の独占を早める可能性があります。
それは考慮されたかな?
私はそんな世界は望みません。
うまい具合に資本注入の仕組みを入れてます。こういうところは感心します。

米金融安定化法案:下院で修正案可決
ttp://mainichi.jp/select/today/news/20081004k0000m020166000c.html?inb=ff
<抜粋>
・米下院本会議は3日、上院を通過した修正金融安定化法案を本会議で採決し、賛成多数で可決した。
・7000億ドル(約75兆円)の公的資金を投入して金融機関から不良資産を買い取ることを柱とする金融機関の救済策が成立する運びとなった。
・政府が買い取り対象の金融機関の新株取得権を獲得し、金融機関の株価上昇で公的資金の損失を補える仕組みを整備。
     ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
・買い取りを求めた金融機関は役員報酬を制限される。
・米連邦預金保険公社(FDIC)の預金保険の保護限度額を09年末まで一時的に現行の10万ドルから25万ドルに引き上げる。財源は政府が負担。
784金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/04(土) 16:14:03
>>783

政府が金融機関の新株を取得するということは、自己資本比率を上昇させるということですかね。
新株を取得して、代わりに現金をつっこむんだから、
そのとおりだろ。

まあそういうソフトとかゲームをプレイして
実際にあそんでみるとよくわかると思うのだが。
勝ち逃げ(強烈な取立てと慎重な融資で勝ち抜く企業)
中国銀行(本店 岡山市)

生き残り組(金融危機の中、他社を買いに回る勝ち組企業)
バンカメ ゴールドマン・サックス ロイズ ワコビア JPモルガン シティグループ

様子見組(現状、動きがない)
ドイツ銀行 JA バークレイズ(リーマン買収?) ゆうちょ銀行 クレディ・スイス UBS(身売り組に転落?)

身売り組(他社に合併されて何とか生き残り)
ベア・スターンズ メリルリンチ HBOS ワシントン・ミューチュアル モルガン・スタンレー

国有化組(国有化されギリギリセーフ)
AIG

倒産組(さようなら。あなたのことは忘れない)
リーマンブラザーズ 大韓民国
787金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/05(日) 23:15:26
圧倒的勝ち組(世界最強)
バークシャー・ハサウェイ
素早い実施。
これで潤沢に資金を供給しつつ、利下げは無い。
逆に利上げのタイミングを覗うはず。

追加流動性対策を発表=準備預金に金利付与−FRB
10月6日23時0分配信 時事通信
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081006-00000182-jij-int

【ワシントン6日時事】米連邦準備制度理事会(FRB)は6日、準備預金への金利付与を柱とする追加流動性対策を発表した。
同日付で実施する。金融市場に潤沢に資金供給し、金融危機の悪化を防ぐのが狙い。
 準備預金への金利付与は2011年10月から実施予定だったが、先に成立した金融安定化法で前倒しが認められた。
>>788
法案修正の伏線が早速活きたな。
790金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/07(火) 01:59:40
> 準備預金として預け入れを義務付けられた最低金額に付与される金利は同誘導目標の平均から0.1ポイント低い水準とする。
じゃあゼロ金利にするとマイナス金利になるのか
英や欧州関連で資本注入に関する報道が随分と増えた。
アメリカも伏線は整っている。
公的資金による資本注入に向けての地均しが急速に進んでいる印象を受ける。

公的資金による資本注入とは単純化すれば国が銀行システムからお金を調達して、それを銀行に資本として注入するという奇妙なマジック。
勿論、中間に公的基金を介在させたりして、分かり難くはするだろうし、
また外国が引き受ける分を過剰に宣伝することで論点を拡散するかもしれない。
しかし、気がつけば国(納税者)が銀行システムに借金を負ったという形が残る理不尽、いや必然。公益保護という万能の呪文。
客観的な事実として、これから銀行及び中央銀行の資産の部の国債保有額(及び公的機関向けの融資)は急増するはずである。
銀行が峻別されることを併せて富の集中が一段と進むだろう。
さすがにガンガンやって来ますね。
銀行が保有しているCPの買オペのことではなくて企業から直接買取る仕組み。
昔、法王一万田。
今、皇帝バーナンキって呼ばれるかな?

FRB、CP購入制度を創設 一般企業の資金繰りを直接支援
ttp://www.nikkei.co.jp/news/main/20081007AT2M0704607102008.html

【ワシントン=大隅隆】米連邦準備理事会(FRB)は7日、一般企業の短期資金の調達手段であるコマーシャルペーパー(CP)を購入する
制度を創設すると発表した。来年4月末までの臨時措置。金融危機で金融市場が収縮し、資金調達が困難な企業が増えているため。
中央銀行が、一般企業の資金繰りを直接支援する異例の措置となる。

 購入対象となるのは3カ月物のドル建てCPや資産担保CP。FRBは購入のための特別目的機関(SPV)を新たに設立。SPVが
発行企業から直接に購入する。無担保のCPの場合、企業から一定の手数料を徴収する方向だ。購入規模の総額は明示していないが、
発行企業当たりの購入額には一定の限度を設ける。 (07日 22:51)
>>792
平等に買うか、また露骨なえこひいきやるか、どっちかな〜
>>790
ちなみに準備預金についてはFF金利-0.1%、超過準備金に関してはFF金利-0.75%のようです。

今は誘導目標が2%ですがFRBが資金をジャブジャブ供給すれば低下する可能性があります。
しかし今回の処置で、どんなにお金が余っていても1.25%未満で貸し出されることは理論上無くなりました。
連銀に預けていても1.25%の金利はつくのですから、それより低い金利で貸すわけがありません。
こうしてFF金利は安定するでしょうが、そもそも何の為のFF金利誘導目標だったのかな?という気がします。

今後、決済システムの保護という名目で超過準備を増やす政策が行なわれると思いますが、これにもせっせと金利が支払われます。
また、銀行が他行から誘導目標で調達した場合の実質的な金利は0.1%又は0.75%であり、銀行にとっては大幅利下げ実施済みということにもなります。
(故に巷間で言われている利下げ観測は果たして当たるのだろうか?と思わざるを得ません。)

この法案の成立でFF金利誘導目標の性格は劇的に変わったと思います。
ヴェルナーの言う『金利はフェイク』というのがますます真実味を帯びて来ました。
795794:2008/10/08(水) 22:04:08
失礼。
協調利下げしたんですね。
これはどうなんだろう?
796金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/09(木) 03:05:07
>>794
今回、FF金利が1.5%に下げられたから、準備預金に1.4%の利率が付くのか。
こうやって銀行の自己資本比率をコントロールするつもりなのかね。
準備預金への金利って、非常に良くないような気もするけど、
もしかするといい面もあるかもしれない。よくわからんなあ。
やはり昨日の協調利下げは通過儀礼だった気がします。
今までの延長ではダメなんだよと。
さあて、遂に資本注入という言葉が示唆ではなく明確に出たようです。
どうなるのかな?本当に魔法を起こせるのかな?その後にどういう新秩序を示すつもりなのかな?

米財務長官「資本注入も」 資産買い取り制度活用
2008年10月9日10時57分
ttp://www.asahi.com/business/update/1009/TKY200810090085.html

【ワシントン=西崎香】ポールソン米財務長官は8日の記者会見で、3日に創設した最大7千億ドル(約70兆円)の不良資産買い取り制度について
「金融機関への資本注入や住宅ローン資産の購入などに使うことができる」と強調し、実質的に資本注入は可能との見解を示した。
 米財務省は、数週間後には本格的な買い取りを始める見通し。金融危機の沈静化には損失を抱えた銀行などの資本増強が不可欠なため、
ある程度は同制度で対応できるとの姿勢を打ち出した。英国が大手銀行への巨額の資本注入に踏み切っており、米政府の対策が焦点となっていた。
 同省が銀行などから買い取ることができる資産は、住宅ローンや関連証券のほか「財務長官が連邦準備制度理事会(FRB)議長と相談し、金融市場の
安定を促進するために必要だと判断した金融手段」と定義されており、幅広い金融商品が対象。資本注入に使える優先株など株式も視野に入っている。
 実施には議会への書面による報告が必要で、強い監視を受けるが、同長官は「議会からは幅広く、柔軟な権限を得た」と説明した。買い取り制度について、
「(創設の)主な動機は(金融機関の)資本を再構成し、強めること」とも話し、「資本注入」の言葉を繰り返し強調。市場を混乱させかねない経営危機に
直面した金融機関に対し、機動的に資本を強化できる枠組みも整った、との認識だ。
 不良資産の買い取り制度については、市場関係者から「対象の金融機関や時期、規模などがわかりにくい」との声も目立つ。大手の金融機関の救済には
対応しきれない側面もあり、緊急時には個別の金融機関の株式を買い上げる資本注入を実施する構えと見られる。
米も“予防的”資本注入を 金融危機回避へ
10月9日8時5分配信
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081008-00000004-fsi-bus_all
800金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/10(金) 06:40:56
日銀もFRBにならい準備預金に付利検討、大量資金供給に備え
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-34192320081008
801金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/10(金) 06:49:54
銀行準備預金への利払い、インフレ抑制に寄与=米FRB議長
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34153120081007
インフレ抑制効果はあると思うけど、
実体経済にとってはマイナスな気が
>>802

これは中央銀行にとっては非常に便利な仕組みだと思います。
まず、通常の状況では資金吸収として機能させることが可能です。
しかし、今、資金吸収をしたら致命傷ですよね。

しかし今のように銀行間取引が機能低下している時は別の使い道もあると思います。
銀行間貸し借りが不安定な状況では大量な超過準備がある状況を作り出さなければなりません。
それを行なうと、本来はFF金利が限りなくゼロに近づいてしまいます。
この制度はそれを防ぎます。今回の場合は誘導金利-0.75%までしか下がりません。
そして銀行が企業等に貸出す時の金利はFF金利よりは高くなりますから、
銀行には資金を潤沢に供給しつつも貸し出し金利は下げない、ということが出来ます。

つまり、今回はこれを資金吸収の為に使うのではなく、超過準備政策(日本で量的緩和政策と呼ばれた手法)と組み合わせて使うのだと思います。
なるほどね、ベースマネーのコントロールと組み合わせると確かに面白いかも。
でもなんだか、金融システムが更にこ難しくなっちゃうなあ(笑)
ところで今日発売の文藝春秋に早稲田の教授が日銀批判を書いてましたね。
内容は「経済・金融・デフレ・日銀」この辺のキーワードに敏感な人にはお馴染みな文句がてんこもり。
一般紙ではっきりと日銀が批判されるのは珍しいんじゃないでしょうか。
>>804

まさしくそのとおりで、これでいよいよ真の政策意図が分かり難くなります。

例えば
(1)政策金利は上げる。
(2)準備金及び超過準備預金共に誘導金利-0.1%とする。
(3)国債買い切りオペを大幅に増額する。

というような金融政策の変更が可能で、きっと行なわれますが、
これって引き締め?それとも緩和?ってことになります。
807金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2008/10/11(土) 07:01:46
>>805
早稲田の教授って若田部氏?
なんだか猛烈なスピードで公的資金による資本注入が規定路線化して来ましたね。
これがパニックの力でしょうか。恐ろしいです。
2月のG7、>>316 の頃を思い出すと。。。

資本注入は月内ということで、月末という観測ですが、もっと早まるかもしれませんね。
銀行決算の内容を掴んで言っているのでしょうから、そのタイミングで何かあるような気がします。
少なくとも主要金融機関は救うのでしょうね。


7日発表 IMF「世界金融安定性報告書」
『主要金融機関で合計約6750億ドル(約69兆円)の資本増強が今後必要』
809金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
転載

決算予定:
10月14日(火)ウェルズ・ファーゴ
10月15日(水)JPモルガン・チェース、ワシントン・ミューチュアル
10月16日(木)シティグループ、メリルリンチ、USバンコープ ※相当要注意
10月20日(月)バンク・オブ・アメリカ
10月22日(水)ワコビア ※相当要注意
10月23日(木)クレディ・スイス
10月24日(金)アムバック、MBIA ※相当要注意
10月30日(木)ドイツ銀行
11月 4日(火)UBS ※要注意
11月 7日(金)AIG、ファニーメイ、GM ※相当要注意
11月10日(月)フォード
11月20日(木)フレディマック ※相当要注意