【崩壊】日本って、既に終わってるよな【終了】

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インダス文明って、知ってるだろ? チグリス・ユーフラテスとかと一緒に
習ったの覚えてない? 世界4大文明とか言ってさ。
んで、インダス文明の遺跡にモヘンジョ・ダロってのがあるわけさ、
と、そこでは、なんとお湯を供給してたわけだ、貴族の生活を支えるのに
お湯が供給されてたわけ。給湯管の端っこに貴族の暮らしがあって、
反対側の端には戦争で負けた奴隷がいて、お湯を沸かしてたわけさ。
>>150 つづく
時代が下って、ローマの遺跡、知ってるよね、世界的な帝国だから
あっちこっち地中海沿岸ならどこでもローマの遺跡が出てくる。
んで、必ず風呂があるわけよ、ローマは市民的自由の原点だけど、市民の
自由ってのは剣闘士の(死を賭してるから)八百長じゃない試合を見て
お風呂でじゃぶじゃぶ湯水を使うことだったわけだ。
んで、その蛇口からじゃぶじゃぶ出るお湯を沸かしてたのは、やっぱり
奴隷ね、奴隷がいないと剣闘してくれるタマがいないし、お湯も出ない。

市民的自由な暮らしなんてものは、娯楽とお湯で、奴隷が必須ってこと。
>>151 つづく
でさ、いま、お湯出るだろ? あんたが働いてるか、働いて無くても
親に寄生してれば、蛇口からお湯が出る暮らしなわけよ。
あれ? 奴隷がいなくてもお湯が出て、つまらんプロ野球だけど娯楽も
あるぞ、これって貴族ライフだし市民的自由の暮らしじゃん?

ってわけで、実は、さ、奴隷がいるわけさ。成り立つわけないっしょ?
人類が数千年、望んできた暮らし、貴族ライフ、市民的自由の暮らしが
俺たちだけの世代では奴隷無しで成り立つ、なんてことは無いの。
>>152 つづく
奴隷は、さ、今は見えないとこにいるわけよ、この前までは日本にいっぱい
いたわけだ、で最近は中国の沿海部にいたけど、今は中国の内陸部かな?
奴隷がタダ同然で働くから、\100ショップで異常な安値で雑貨が買える。
奴隷がタダ同然で働くから、イオンで\990ジーンズが買えるわけよ。

あんたの楽しい市民的自由の暮らしも、昔の貴族ライフやローマ市民の
市民的自由と全く同じ、奴隷がいるから支えられてる。
あんたの蛇口からひねればお湯が出るのも、実は奴隷がいるからなんよ、ね。
>>153 つづく
もちろん、今だって日本にいっぱい奴隷がいるんよ、ね。

サービス業なんて、めちゃくちゃに生産性が低くて、ま、労働者一人あたり
せいぜい200万円/年くらいしか生み出せない、、当たり前だよね、
サービスって在庫できないからね、生産→即時消費なんだからね。
サービスを提供しようとしたら、需要が生じるまで待たなけりゃ、ならん
わけよ、んで、需要(お客)が来たら、待ってた間のコストも含めて
(提供した価値に関係なく)請求するしかないわけだもん、そりゃ、
サービスは高くなるわけだし、サービス業って効率低いの当たり前だよね。

で、さ、工場で働く奴隷は中国内陸部あたりじゃ2万円/年とかの安さ
だから、とてもたちうちできない、ってサービス業に移るでしょ?
先進国労働者がサービス業にシフトする、ところが恐るべき低効率性なわけ、
サービスは在庫できないから、ただ、需要が生じるのを待つわけさ。

インドじゃ、自動ドアをやる使用人がいるわけよ、大きなお屋敷なんか
ほんとに何十人も自動ドア役の使用人を雇ってるわけね。
で、彼らはご主人がドアを通りかかるのひたすら待つ、、、待つのが仕事、
サービス業ってのは、こういう、稼働時間がひたすら長くなって低効率
っていう宿命なんよ、ね。
>>154 つづく
わかる? 市民的自由とか貴族ライフってお湯が出る暮らしのことだったんよ、ね。
昔から、数千年かわってないわけ、蛇口からお湯が出ると貴族ライフなわけ。
んで、先進国プロレタリア人民諸君も、一人前に市民的自由と貴族ライフを
満喫できてきたわけだ、人類の奇跡だよね!

でも、グローバル化で中国辺境の赤貧民と生産物で競争することになったら、
そりゃあ、勝てないわけさ、相手は2万円/年でニコニコ暮らせるわけだし、
こっちは、アポロン120万円/年なんだから、さ。かなうわけ、ないよね。
で、製造業じゃあ無理だから、先進国に発達するサービス業で喰ってゆこう、
っても、そうは簡単じゃあないわけさ、恐ろしいまでの低効率に耐えないと
サービス業ってのは成り立たないからね。

で、人類の夢だった「誰もがお湯の出る暮らし」もおしまい。
もう、お湯のでない奴隷の暮らしに戻ることになるだけなんよ、ね。

主要産業に未来がないわけよ、IT化でサービス業の効率が飛躍的に高まる、なんて夢も
もう潰(つい)えたしね、サービスっては奴隷だから提供できるものであって、
市民的自由な貴族ライフを送りながら奴隷労働するってのは、それ自身が
矛盾、というか嘘だよね、奴隷労働って長時間拘束なんだから、さ。
>>155 つづく
「日本って、既に終わってるよな」ってのは、みんな実感としては持ってる
わけさ、だからスレが立って、誰も「終わってない」なんていわねぇわけ。
で、なんで終わってるのか、だよね。

生産性が高いのって、実は農業と工業だったわけよ、ね、産業の中で。
稲作の生産性の高さなんて、株だのFXやってる奴が聞いたら死ぬほど
驚くと思うけど、米一粒が6ヶ月で600粒とかになるわけ、利率でいえば
60000%の利率、年率換算だとさらにこの倍だよね(笑)。
こんなもの凄い産業だから、農業始めたとたんに人類ははじめて消費しきれない
産物を得ることになるわけよ、余剰生産物、富の出現だよね。
んで、米なんか、米のままとっておけばその後1年で古米になっちゃう。
価値が落ちてくるわけよね、米なんか、まだマシで、食えなくなるものも
いっぱいあるわけだ、ジャガイモとか、さ。
何とかして価値を保全したい、って劣化しないものが探されたあげくに
あらゆる文明が金(ゴールド)に行き着いたわけ、農業生産が始まると
その後から金製品とか出回るようになるわけよ、その文明の遺跡から。

工業も、産品を保全できる、在庫できる、労働の価値を貯めておける、って
意味では農業と同じなんよね、だから、農業国は必ずのように手工業が
起こって、そこから近代工業の萌芽が出てくるわけよ、科学的知見とか技術ね。
農業とか工業の生産性の高さ、ってのは半端じゃないわけよ、人類史が
変わっちゃうぐらいだから。
>>156 つづく
ところがさ、日本の次の産業は、って、この前まで「金融サービス業」「金融立国」
なんていう、バカげたことすら言われてたわけよね、
リーマンショックで「生産性の高い」欧米の金融機関のやってたことを調べ
てみたら、ま、要するに詐欺か、詐欺まがいのスチャラカだわ、ね。
何も生産してない、僅か8%以下の預金を元にレバレッジ(借りること)で
膨らまして膨らまして膨らまして、単に大金を賭けてただけ。
賭けに負けたら、損失は各国政府にツケ回しして、自分らは巨額ボーナス
もらって逃げ出しただけ、、、ってのが名だたる金融サービス業さまの
実態で、要するに何も生み出すことはない、産物がないから価値が生まれない、
産業じゃあ、ありませんな。

ハイテク産品? ばかコクでないよ、ごく一握りの富裕層以外に誰が買うの?
ハイテクじゃなきゃ提供できない価値が何か残ってるの? お湯が出る暮らし
みたいに、普遍的な価値があるのか、ってことだよ、一億の民が喰ってゆける
だけの普遍的な価値を生み出し続けられるの? 

エコカー? 電気自動車って単なる家電になっちゃう、ってことだよ、
自動車産業が。中国沿海部の飢えた家電ゴロどもが寄ってたかって作るでしょ?

太陽電池パネル? 作るもの無くて困ってた半導体工場がフル稼働で作って
おしまいでしょ? 台湾だって韓国だってアメリカだって半導体工場あまってるんだよ
なんで、そんなもんで日本の一億人が貴族ライフ維持できるの?
>>157 つづく
ビジョンがないんよ、ね、「お湯の出る暮らし」を実現した文明は必ず
とにかく今までのところ例外無しに滅びたわけよ、全て。
じゃあ、俺らの資本主義文明では? お湯の出る暮らしを実現したその後、
なにがしたいの? 何もないでしょ? 満足しちゃってるもん、他の文明の
貴族や市民たちとおんなじよ、ね、「お湯が出る暮らし」には次は無いのよ。

維持? そうねぇ、維持できればいいねぇ、でも奴隷がいつまでも奴隷で
いてくれたりしないよねぇ、おれらも親の代は前半は奴隷暮らししてたわけ
でしょ、日本人だって誰もが「お湯の出る暮らし」ってわけじゃなかった
わけだから、、、んで、奴隷労働して、立派にみんなお湯が出る市民的自由
の暮らしをやったわけ。

これから? 奴隷たちが価値を提供するようになれば、奴隷に依存するよね、
そうすれば、奴隷の中で「お湯の出る暮らし」をする奴が現れるようになる、
いま「お湯の出る暮らし」をしてる俺らは、彼らの暮らしを支える奴隷に
なるしか、方法がないよね、小松がブルドーザーを供給したり、トヨタが
自動車を供給するように、彼らを支えてゆく、、、←今、ココ

この後は、崩壊過程だもん、知らないよ。主要な産業は堕落していってろくな
産品を生み出せなくなるよ、きっと。
最近、電車の時刻が守られなくなってきたよね、JR東日本とか、さ。
こうやってサービスも劣化してゆくんだよね、でトイレの垂れ流しとか、電力を
盗んだ水で供給してたとか、バレてゆくわけ、貴族ライフを支えていたものの
正体がわかってゆくわけよ、かなりの数の食品に産地偽装がおこなわれてきた
とか、千葉県庁じゃ65億円の文房具を買ったことにして30億円くらいの
裏金を作ってネコババしてたとか、そういうドロドロが劣化の兆しだよね。

で、何もうまく回らなくなってゆくんだよ、ね、スムーズに物事ができない
国になってゆくの、ね、なにひとつ、ちゃんとできなくなってゆくの、景気対策も
麻生が必死でやり始めていいところまでイクと鳩山が予算執行停止とか、
突発的な破壊だけがおこなわれるわけよ、無意味にね。
つづきおねがい
>>159
> つづきおねがい

読んでくれたの? いやあ、ありがとう!

でもね、続きはわかんないんだよね、衰退過程って大英帝国の没落過程とか
しかトレースしてないんだよね、あと、ジャレッド・ダイアモンドが
主立った文明の崩壊原因とか崩壊のメカニズムを追ってたね、書籍になってる。

おれは、欲望が無限だなんての、全くのキリスト教的嘘っぱちだと思ってる。
俺の性欲なんか、すごい美女の泣きまくりヨガリまくりでも3回か4回が
限度だろうし、食欲に至っちゃ、重量にして1kg喰うか、体積で2リットルぐらい
飲んだら完全に限界だ。
欲望が無限なんじゃなくて、支配欲だよね、異常な自己像をもったやつらが
生まれて来てさ、そいつらが支配力を競うのは確かに無限大な感じ。
>>160 つづき
マネーってさ、支配力のことなの、気がついてるよね?

おれが100万円持ってて、あんたにこれヤルよ、って言うわけさ。
そうすると、ま、99%の人間は俺の言うとおりになってくれる。
例えば、毎月100万円(年俸1200万円)のお仕事があったら、
駆けつけるだろ? んで、要求されるとおり、かなり熱心に働くよね。
100万円の価値って、大半の人間を(誰でも)約1ヶ月間、言うとおりに
身も心もほぼ完全に支配できる支配力に付けられた値段なんだよね。
あ、あんたは毎月30万? ま、仕方ないよ、みんなそれぐらいのもんだよ。

金融業ってさ、金を預かり運用して利息を付けて返す、金を貸して利息を
とる、ってのが基本じゃん? でもさ、個別の預貯金には大した力は
なくてもこれを集めると、あら不思議、「まとまった金」に特有の支配力が
発生するんだよね、「貸す、貸さない」で中小企業の社長ぐらい軽く土下座
して言うこと聞くようになるし、ね。

金融業に従事してると、自分の金じゃないのにこの「貸金」の放つ支配力を
いくらでも自分が行使できることに気がついちゃうわけだろ。
預金者はバカみたいだよね、ちっぽけな利子でお金を預けると、預けた金が
まとまった特有の支配力を勝手に金融機関が行使して、自分たちを支配する
んだからね。
あまりにも簡単に「まとまった金」の支配力が得られるもんで、預金を集める
行為はえらく厳重に禁止されてる。金融業には勝手に参入できないように
法規制でガチガチにして預貯金を既存の金融機関が集めるわけよね、それが
全ての支配力の源泉だからね。
162金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/11(金) 01:29:19
>>161 つづき
で、あいつら金融業者(投資銀行)は既存の全ての預貯金を集めまくったら
絶対に勝てる、とばかりにレバレッジ(借金)を重ねて金を集めて、その
集めた金を「投資するか、しないか」のシーンで発揮される絶大な支配力を
もてあそんでたわけさ、自分の金じゃなくても「まとまった金」さえ手に
すればその支配力を行使できるからだね。

おれが投資すれば、石油の価格が変わる、金(GOLD)の価格が変わる、
それほどの力で相手(他の市場参加者)を打ち負かして立ち直れなくしてやる、
ってね、相場観もクソもないよね、殺し合い。それが投資銀行業の実態だよね。
投資とか投機とかいうと聞こえはいいけど、「まとまった金」に特有の支配力
を存分に過剰行使して商品市場で決闘をやってたわけだ。
163金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/11(金) 01:51:32
>>162 つづき
でもさ、そういう無限大の支配欲みたいなのって、日本だと住友の
西川善文とかさ、少数の悪魔的支配欲集団にしか取り憑いてないわけよ、ね。

人間、お湯が出る暮らしが事実上のマキシマムで、それ以上の生活水準
のメルクマールなんて、もう、ないんよね、その上っていうといきなり
キチガイじみた自家用ジェットとかランボルギーニとかネバーランドに
なっちまって、あまねく人類全体で目指すような新しい生活像ってのが
無いわけよ。

ある程度が満たされると、見せびらかし消費の典型で自家用ジェットとか
クルーザーとかハーレーダビッドソンが出てくるみたいに、認められたい
尊敬されたい、あこがれさせたい、要するに他人の気持ちを支配したい
って欲求ばっかりになっちまうわけよね。
好きだからモナコに住みたいんじゃなくて、モナコに住んでるって吹聴
したい、ってことよね、おれはすごいんだぞ、って。
164金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/11(金) 01:55:04
バーナンキ論文「自ら機能麻痺に陥った日本の金融政策」から引用

 金融当局は名目利子率がゼロの場合にも総需要と価格を上昇させることができるという議論は、
概して次のようなものである。

 貨幣は他の政府債務と異なり、利子は支払わず、満期日もこない。
金融当局は好きなだけ貨幣を発行できる。
したがって、もし価格水準が本当に貨幣の発行量に依存しないのならば、
金融当局は自らの発行した貨幣を使って無限の財や資産を獲得できることになる。

 これは均衡においては明らかに不可能である。

 それゆえ、貨幣の発行はたとえ名目利子率がゼロ以下にはなりえないとしても、
結局は価格水準を上昇させる。

 この議論は初歩的だが、金融政策は無力だという主張の痛いところを鋭く突いている。


恐慌から脱出するために必要な4つの政策とは
ブラッド・デロング カリフォルニア大学バークレー校教授(1)
http://www.toyokeizai.net/business/international/detail/AC/26993df33864bbcb297014c712285307/

 経済が恐慌に陥ったとき、政府は雇用を通常の水準にまで回復させ、生産を“潜在的な能力”
の水準にまで引き上げるために四つの政策を採用することができる。
すなわち「財政政策」「貸し出し政策」「金融政策」「インフレ政策」の四つである。

165金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/11(金) 01:58:29
>>163 つづき
で、そういう、認められたい、他人にあこがれさせたい、っていう
欲求を満たす産業があるか? だよね、これからの日本が提供できる
産業として、さ。

ドバイだっけ、海をわざわざ埋め立てて巨大な人工島作って、リゾート
だよって分譲してたの、んで、ステータス消費を誘ういろんな仕掛けを
都市全体にちりばめて巨大な悦楽都市を造ろうとしてたの。
富裕層産業の典型があれなら、あれを、日本がやれるか? やれるとしても、
やっていいのか? ってことよ。
166金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2009/09/11(金) 02:02:30
金融サービスが虚業と言うが、そもそも現金だって紙切れに過ぎないだよな。

共同体の中のお約束、つまりは幻想に過ぎない。
>>164 
まともな議論が始まったみたいだから、おれはさよならするね。
長々とチラ裏で悪かったね、ごめんね。