ベーシックインカムを支持する

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 明治天皇が宮廷費を削減したら、官吏もそれにならって俸給を返上したのは、なんだか別の国のような気がしてきた。


政府税調について…本間が財務省により排除されてからおかしくなった

■本間正明のスキャンダルは財務省のワナだった
 以前から『公務員給与を、《従業員100人以上の民間企業の平均給与に準拠する》=消費税5%に相当する歳出削減』を提言していた本間正明。
 本間正明・政府税制調査会会長のスキャンダルは、竹中により生まれ変わり国民寄りになった総務省に、既得権益を奪われたくない財務省のワナだった。
 政府税調は総理の諮問機関。しかし実際には総理(内閣官房・内閣府)すら口を出せない。
 その上、形としては財務省と総務省の共同管轄運営になっているが、『実質的には財務省主税局によって行われていて』、総務省の意向は入っていない。
 それを内閣直轄型のマネージメントにして、内閣府+財務省+総務省のトライアングル体制にしようとした。
 →これに財務省が反発
 しかも税調委員には、財務省官僚OB+マスゴミ(全国紙を中心とした新聞社)関係者が入っていたが、これも排除しようとした。
 →マスゴミが既得権益の利害関係者だったのだ
 財務省は様々な問答集を作って民主党に渡している。
[月刊現代 2007年9月号]

■公務員改革に反対の財務省は、「公務員制度改革について・発言のポイント案」を作った。
 『民主党の発言内容と同じだった。財務省は事実上、民主党と結託して政府案潰しに動いた。』
[月刊現代 2007年9月号]
 →あの民主党が自民党から反撃されず理路整然と主張できた理由。
 ただ政権が財務省寄りになったから、民主党にはあまり情報がこなくなるかもしれない。民主党は他の問題にシフトするか…。

■竹中により総務省が大きく変わった
 改革派(総務省、公取委) VS 既得権益派(財務省、経産省、金融庁、警察庁) の対立。どちらが勝つか。
 現状、町村、谷垣が重用されているから財務省側有利。