中村勘三郎氏のアメリカでの公演の舞台裏のドキュメンタリーをテレビで見た。
労働時間の厳守をめぐって日米で揉めている場面だったが、米国側の労働者が
どれだけ労働組合や労働法によって守られているかを知った。
アメリカは新自由主義の国だというが、それでも労働者は組合に守られている。
それに比べて日本の労働文化のなかでは労働者がどれだけコキ使われているか。
そんな日本の労働社会でアメリカ並の新自由主義が採り入れられたら、アメリカ
以上に労働者たちの境遇が悲惨な状況になることは目に見えているように思った。