パチンコ「30兆円の闇」/ホール経営者が「年商500億円の内幕」告白
溝口敦/パチンコ産業、レジャー白書2004
週刊ポスト(1/7) 06年
餞別、付け届け、接待― ホールオーナーらが爆弾証言
パチンコ「30兆円の闇」(2) 警察との「銀球癒着」をバラす
週刊ポスト2005/01/14・21 (p)
ttp://www.weeklypost.com/index.html ・・・
なぜこうも警察はパチンコ店を庇うのか。
東京・池袋の指定暴力団系幹部がいう。
「パチンコ業界がおいしいからに決まってる。
大都市の繁華街を管轄する署の署長ともなれば、移動すると業者からの餞別が凄い。
額からいえば退職金の2度もらい、3度もらいと一緒だ。
盆暮れの付け届けは当然、生活安全課の係長クラスでも何かと理由をつけちゃアP店(パチンコホール)
がカネを運んでくる。
下っ端のお巡りもそのことは知ってるから、こぞって生活安全課に行きたがる。あそこは質屋や古物商担当で、
女の子でもやれる。しかも刑事試験も受けずに行ける。
安全課の連中は楽でカネになるから、刑事にならなくてもいいというわけ」
パチンコ業界に詳しい日韓経済研究センターの間部洋一氏も指摘する。
「だいたいパチンコホールは警察署単位で組合をつくってる。鎌倉なんか1店だけのくせに1組合という異常事態
です。いかに警察がパチンコ店を意のままに操ってるか、自明じゃないですか。署長は1回動くたびに400万〜
500万円入る。場所がよければ3回異動すれば家が1軒建つとさえいわれてる。
県単位の業者の集まりに出ると、だいたい地元の警察でテーブル2つを占めている。生活安全部長と暴力追放
センターの専務理事なんかが筆頭です。しかも彼らのいうことは『おい、組合長、最近、顔見せんじゃないか。
どこでゴルフやってんだよ』と暗にゴルフ接待を強要する。かと思えば『どうも俺、クラブが合わなくなってな』と
ゴルフクラブを贈れと迫る。実に露骨です」
9 :
8:2006/05/08(月) 23:49:24
パチンコと警察の癒着はパチンコ業界を悪くするだけではない。同時に警察を劣化させている。品性の下劣さ
では開発途上国の警察と同一レベルだろう。
前出の警視庁OB・川島氏(*)が続ける。「パチンコ店の営業許可はもちろん、店の各シマに配置された
パチンコ機に違法がないかどうかは所轄署の生活安全課が見る。売り出す前のパチンコ機やパチスロ機は
警察庁の外郭団体である保通協(財団法人保安電子通信技術協会)が風適法の機械基準に適合しているか
どうか試験、検査する。というわけで、警察はパチンコ店に関するかぎり上から下まで全部握る。警察がイチャモン
つけようと思えば、いくらだってつけられる。パチンコ店は警察のいい子にならなければ営業停止だって食らい
かねない。あげくOBはパチンコ業界に再就職する。取り締まる側が癒着を深め、利害を共有するのは
いかがなものか」
*元警視庁公安部出身の行政書士・川島茂氏。川島氏は現役時代、パチンコホールの金の流れを洗い、
北朝鮮への送金を追跡した経歴を持つ。
・・・
北朝鮮系や韓国系が多いとされるホールオーナーだが、中に警察署出身のオーナーがいる。Q氏もその
一人だが、現役時代パチンコ業界との接点はなかった。「退職後、住宅地の駅前のビルを預かった・・・
で、家具店からいい借り手を捜してくれと頼まれた。そこへ住宅街の住民に目をつけたパチンコ店が借りに
来た。・・・で、経理の中身を全部見せろといったら、向こうは借りたい一心で書類を出してきた。それを見て、
パチンコはえらく儲かるとつくづく分かった。それで自分でも始めたわけです」
異例の開業だが、ことほど左様にパチンコ店は儲かる。その例証にもなろうか。こうしてQ氏はオーナーになり、
昔の仲間である地元署ともつき合い始めた。「そりゃ地元署としては私の前職を知ってますから、煙たい存在です。
開業すると、一言『モデル店になってくれなくちゃ困ります』と釘を刺された。うちに限ってはみっともないから、
裏ロムなどで客寄せするわけにもいかない。
営業開始で新規に警察とのつき合いが始まった。それで分かったことだけど、お茶、飯、酒、女、旅。お決まり
のコースです。その旅も国内から始まって韓国、フィリピンとどんどんエスカレートする。警察はヒマがあるから
ゴルフなんかしょっちゅう。“あの署長、こないだ北海道のコースでバッタリ会った”などと同業者が教えてくれた
こともある」
11 :
8:2006/05/08(月) 23:52:15
さらに続けた。
「うちの店でも警察に睨まれたら怖い。だから接待係を置いているほどだけど、まず対象となる人間の趣味、
嗜好を見抜くのが鉄則です。おおざっぱにいえば、飲みに連れていく。店で女が接待する。その女に興味を持つ。と、
自分でカネを出して1人で行きたくなる、そのためにカネが要る、店で使えばカネが不足する、カネが欲しくなる―。
業者を回って餞別を集める署長や副署長でも、自分だけでこっそり挨拶回りする奴、署の車を使って部下に業者
を案内させる奴、いろいろです。餞別でマンション1戸くらいは買える。主任、係長クラスでも力量がある奴は上の
課長を丸め込み、しっかり業者の面倒を見て、その見返りがたっぷりカネを集める。
もちろんカネを臭わせたら『バカなことをいうな』と怒り出す警察官もいるけど、就職斡旋なんか県本部に担当が
いて、パチンコチェーン相手に交渉したりする。警察機構に組み込み済みなんです」
・・・
143 名前:日出づる処の名無し :03/05/22 23:43 ID:yoIju0UP
週刊文春 (5月29日号)
http://bunshun.topica.ne.jp/weekly/weekly.htm 「消えない謎 桶川ストーカー事件」捜査員連続自殺の怪
この特集記事の中に自殺した警察員の証言(知人経由)が載ってるんだが、
それによると、警察官はパチンコや風俗と日常的に癒着してるらしい。
通称『パチ検』(パチンコ検査)というのを警察官が自分の車でしに行くんだが、
帰りには車いっぱいに積まれた土産をみんな持ちかえってるらしい。
また、通常、風俗営業法により、ホステスとか置くような接待業は営業エリアが規制されてる
はずなのに実際には黙認されてる。警察は検査と称してただ酒によばれたり、
ホステスをいじったりして見返りを要求してるらしい。
桶川ストーカー事件の際にも警察というのは日常的に風俗性産業から裏の性欲処理を
してもらってて、そのため風俗業だったストーカー犯を野放しにしてたのではないかという
疑惑が囁かれていた。
収賄起訴の元警部にパチンコ業者からも多額資金
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20031205i414.htm 元警視庁第9機動隊警部上野教一被告(49)(収賄罪で起訴)が人材派遣業者から約1000万円
のわいろを受け取っていた贈収賄事件で、警視庁人事1課は5日、上野被告が東京都内のパチンコ業者
からも総額一千数百万円の資金提供を受けていたことを明らかにした。
調べによると、上野被告は1999年以降、パチンコ業者から振り込みで総額一千数百万円を受け取って
いたという。しかし、職務とは関係ない個人的なトラブルの相談に乗った謝礼などの趣旨だったことから、
収賄容疑などでの立件はできなかったとしている。
また、同課は、これら2業者から上野被告とともに飲食接待などを受けていた同隊巡査部長(36)ら4人
を減給、1人を戒告の懲戒処分、監督責任などで上司ら6人を警視総監訓戒などの内部処分とし、業者の
肩代わりで上野被告から中元などを受け取っていた31人を口頭で注意した。(以下略