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小泉信者の電波経済学:
あ〜 ちょっと経済学者をイジめ過ぎたな。ちょっとフォローしてやるか
いいかい? 小泉首相はサプライサイド経済学に基づいて政策を決めてるんじゃない
小泉首相はアウトプットの出ない役人、学者、マスコミを叩いてるだけ。
そして、民間企業でも成長できない企業(これから先が無いと思われる産業)に対して
助け舟を出さないってだけ。もう一度言うが、経済学に基づいてはいない。
そして、なぜ経済学に基づいて政策を打たないのか。それは経済学が信用に値しない学問だからだ。
サプライサイド経済学ってのもオレに言わせればお笑いでしかない。
あれは、小泉首相たちのおこなってる政治手法になんらかの経済学の理念があるという前提で
マクロに対抗する理論として勝手にマクロ主義者が立ち上げた理論と見るほうが正しい。
何度も言うが小泉首相は経済学に基づいて政策を決めてない。
では経済学はなぜ信頼されないのか? 結局そこの理解には行き着けなかったようだから教えてあげよう。
現在の経済学者の致命的な理論の穴は 労働意欲 というものが一定だとというファンタジックな
仮説を採用してる点だ。 これはマルクス経済学も同じあやまちを犯した。
そして労働意欲が一定であれば、付加価値を創造する力も一定ということになる。
しかし現実には労働意欲は環境や政治に左右される。付加価値を生み出す人間の力は変動するのだ。
よって経済学者が自分達の理論をより信頼されるために現実に近づけたいなら
労働意欲 × 才能 × 労働年数 = 付加価値
というパラメータを入れることだ。 この統計をしっかりとって環境、政策、教育によって
これがどのように変化するのか、そういう詳細なデータをとらなければ駄目だ。
経済学という学問に誇りがあるのなら、経済学を現実に近づけるための研究に人生を懸けろ。
この人間のメンタリティーというものを数値化、理論化できればそれは世界に誇る
日本発の経済学ができあがる。 そのときにはオレも賞賛を惜しまない。