金地金買った俺は煽られた? パート30

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89チタン
今日、たかじんのそこまでいって委員会を見た・・・
中国関係で平松茂雄という人が出てきてその人の発言が気になったのでネットで調べてみたのだが・・
びっくりした!!この人の下記の論文「中国の国家戦略 中国問題研究家  平松茂雄」
http://park20.wakwak.com/~kokubou/books-101.html
と言うのは俺が5年前に中国人から聞いた話そのままじゃないか!!!!!

まるで5年前の状況が目の前に浮かぶようだ。まるでコピーしたかのように
主旨がほぼ一致している。
彼から聞いた話をどう書こうかと悩んでいたのだが、これがあれば大分思い出して書ける。
皆も是を読んで欲しい。間違いなく、これは真実をついている思う。
「文化大革命は失敗ではなく、大成功だった」「毛沢東は狂っていたのではなく、ほんとに考え抜いて
劉少奇やホウ徳懐を粛清した、そしてそれは正しい選択だった」
5年前には信じられなかったが、今日の中国の興隆と行動パターンを見ると彼の言ったことが正しかったことを認識させられる。
そしてこの論文はその隠された真実をついている。是非是非みんなに
読んで欲しい。ほんとにびっくりしたよ。
 
90チタン:2006/03/12(日) 21:05:30
この部分が肝だ
>>>>>

後半の5年間は何かというと、これはいうまでもなく文化大革命です。文化大革命というと、
毛沢東という政治指導者が評価されない一番の出来事です。文化大革命は、ある意味ではむちゃくちゃな出来事です。
60年代は中ソ対立と文化大革命の10年間だった。
実をいえばこの10年間に日本は経済成長を遂げたのです。ソ
ニーなどという企業の名前が急に出てきたのはこの10年間です、この10年間というのは、ものすごく日本が経済成長をとげた10年間です。
この時期に中国は全く政治的にも経済的にもだめ、外交的にもだめという状態が続いた、それは事実です。
事実私は、その時からずっと中国研究をしていましたから、何回もいいますが、私は「あんなもんだろうな」、そのうちにつぶれるだろう位いに思っていたのです、
一般に中国研究家はこの10年間、60年間(代)の10年間を不毛の10年間といっています。何も実りがなかった、要するに無駄な10年、ない方がよかったと。
しかしこの10年間というのは決して不毛の10年ではなくて、20年30年に匹敵する10年間だったのです。

この10年間に中国は核兵器を作ってしまったのです。核兵器、原爆と弾頭と中距離ミサイルを作ってしまったのです。
もう一つは国連に入りました。中国が国連に入ったということは、非常に重要なことで、今まで国際社会から排斥された中国が、国際社会に入るきっかけになったのは国連です。
どういう経緯で中国が国連に加盟したかということは、実は中国研究でほとんど明らかにされていないのです、私も関心がなかった。
だけども国連に入ったということはものすごく大きいのです、その後、世界で活躍する場を与えられたのは国連に入ったのが契機で、中国は実際に世界で活動を始めます。
どういう経緯かということですけれど、それは二つ理由があると思うのですけれど、一つは、核配備です。中国が核兵器を持つことによって、
もう中国を疎外視するわけにはいかなくなった。
91チタン:2006/03/12(日) 21:08:20
それともう一つは第3世界、特にアフリカの独立した国家の支持を得たことです。このことについては、今日は話しません。
どこかの国が核兵器を持とうとします、そう思ったら必ずアメリカがそれをつぶしにかかる、ということは今や常識で当たり前で、
実際に目の前でそういうことが起きているわけです。中国でも核開発をする時に、まずつぶされるということを、覚悟してやっている。
実際にアメリカも後のソ連も中国の核施設をつぶしてしまおうと思ったけれど、結局できなかった、ということです。
その理由は、中国が人民戦争で迎え撃つと、「来るなら来い」と、人民戦争で対処したことにあります。この時代はまだミサイルの時代でもないですし
、飛行機で上から偵察する時代ですから、衛星で中国を観察するとか、ミサイルが飛んでくるとか、そういう時代ではない。
地上部隊を送り込んでいくしかないということになれば、アメリカもソ連も日本軍の、大日本帝国陸軍の二の舞はご免だ、
ということで結局はやるぞやるぞと脅かしたけれど、できなかった。
これに対して中国は、毛沢東は人民戦争を考え、生き延びるために人民公社を作った。人民公社とか大躍進というと非常に評判が悪いけれど、
私は毛沢東はそういう発想から出た戦略だと考えれば、何もおかしいことではない、それを笑う方がむしろ愚かしいということです。
そのようなことで、中国が国連に入った、そして中国が核兵器を持ったことは世界の国が認めざるを得なくなった、いろいろな意味で認めざるを得なくなった。
アメリカは中国をほったらかすわけにはいかないから、国際社会に引き入れると同時に、接近する。ほかにも理由がありますけれど、
72年にニクソンの訪中が具体化する。そういう点で文句無く核兵器を持つことによって中国は大国の地位を確保する、まさに毛沢東の理論によって
「核兵器を持てばアメリカが相手にする、世界が相手にする」ということが具体化した。
本当に不毛の10年であったら誰が国連に招聘してくれますか、これらは常識で考えれば分るのだけれど、
常識で考えなくて、ただ中国というのはダメダということになるから、中国を正しく見ることが出来ずに見誤ってしまう。私もそうだったのですけれど。

92チタン:2006/03/12(日) 21:09:03
こうして中国は、国連に入った。決して不毛でも何でもないのです、核兵器ができたことと、それによって国連に入った、
どうして不毛だといえますか、私は実りある10年間だと。
どうして不毛の10年間なのか、20年30年の時間と(比較しても)決してそういうことはないので、とんでもない
。非常に恵まれた10年間、核兵器を作って、そしてアメリカと対等に渡り合える力を持って、そして国連に入った。
そういう10年間だった、ということです。
つまり、私がここで言いたいことは、中国が政治が混乱し経済が停滞すると、そうすると「もう、あれ、だめだ」という見方があるけれども、
そうではないので、むしろ、そういう状態のほうが、盛んに頑張るということ、少なくとも毛沢東はそうなのです。
それは今の共産党政権でも、多かれ少なかれそれは言えるだろう。
ということで、私が申し上げたいことは、「今、中国はつぶれる」という見方があるのだけれども、つぶれるかもしれません、
つぶれるかもしれないけれども、私は、つぶれると思わないのです。むしろ逆境にあったほうが、中国というのは、頑張りズムだから、
そういうことはあまり期待しないほうがいい。
93チタン:2006/03/12(日) 21:15:43
ここには書かれていないが、彼は毛沢東の残したシステムを「恐怖の遺産」
と表現した。核兵器のことではない。システムだ。まさに「天才軍略家毛沢東」
の名に恥じない・・彼が言うにはこの遺産を継承できるものだけが中国の正当な支配者なのだそうだ。
毛沢東がケ小平を粛清しなかったのは、彼をこの遺産の継承者と認めていたからだそうだ。
江沢民はこの遺産の継承者ではないと言っていた。5年前の時点でその継承者は決まっていたらしい。
彼は教えてくれなかったが、もしそれが胡キントウだとすれば、彼は恐怖を受け入れ使うことのできる人間なのだろう。それは恐るべきことだ。
94チタン:2006/03/12(日) 21:31:29
思い出すなあ・・・
彼は俺が生涯あった人間の中で3本の指に入るほどの優れた人格者だった。
5年たってもそれは変わらない。そして親日でもある彼に「中国はいつか日本民族を消滅させる」
と断言されたことが俺が金を700万円分も買った理由だ。
最近の様子を見るとそれをますます感じるようななった・・・・欝だ・・
今度金を買いなおすのだが、今度は保護預かりにしない。金貨と地金で持っておく。
なんせ安全保障だからね。
95チタン:2006/03/12(日) 21:34:34
つうか、ここまで深刻な重要な話をしてくれたのも彼が親日だったからだろうと思う。
マジでやばい内容だったと今でも思う。だからやっぱり、書いておかなくちゃと思う
彼はある種の親愛なる警告を発していたのかもしれないから。