中原前日銀審議委員の警告:逆噴射政策は繰り返す

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中原伸之前日銀審議委員とのインタビュー。要点は以下の通りであった。

景気回復は終盤で、ピークを恐らく過ぎつつある
日本が長期の新たな回復軌道に乗るという楽観論は信じ難いシナリオだ
石油高で来年の名目成長はマイナスの恐れがある
悪い金利高とスタグフレーションが最大のリスクだ
今の日銀はゼロ金利を解除した5年前と良く似ている
量的緩和を解除すると大変危険なことになる
量的緩和の解除は次の回復局面を待つべき
全国地価や銀行貸出の明確な反転など解除条件にすべき
ttp://hongokucho.exblog.jp/3587079/

1997年、橋本増税。翌年、オイルショック以来のマイナス成長を記録。
2000年、日銀速水優総裁によるゼロ金利解除強行。翌年、マイナス成長を記録。
そして2006年、景気回復端緒の逆噴射伝説が、三度繰り返されようとしている!
2金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/14(金) 11:34:22
そうなると…まさにそれこそ浅井隆その他の予測通りの事態が待っている筈。
金利を上げるか下げるかどっちかしかないし、
どうせ当たらないんだから、
さいころで決めろよ。
4金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/14(金) 15:09:11
離陸中に逆噴射すると墜落します。
6量的緩和の解除をする理由:2005/10/14(金) 21:37:03
以下は、米国情報に詳しい友人から提供された情報である。

 (1)米連邦準備制度理事会は年末、短期金利を4.5%に上げる可能性が高い。
そうすると長期金利(4.2%)と逆転し、逆ざやが生ずる。

 (2)米国はいま日本のカネを使っている。これを支えてきたのが日本銀行の金融
緩和政策だった。ところが米国は逆ざや現象を解消するため日本銀行に対し政策
転換を求めているという。日本側は明らかにしていないが、米国側は、「日本銀行
はこれを受け入れ、金利引き上げを行うことになった」と理解している。

 (3)これにともない、外務省北米局、日銀、金融庁は、それぞれ米国の要求を
受け入れて次のステップに向かって動き始めた。

 第一が、年内のペイオフ断行。
 第二が、金融庁による地方銀行から始める徹底的な検査。これから金融庁の
きびしい検査が地方の金融機関に対して行われる。
 第三が、米国がほしい日本企業を金融庁の厳しい検査により整理・倒産させ、
このあとに米国企業が安く買収する。これによって、多くの中小企業が地獄の
苦しみを味わうおそれが高まってきている。

 (4)この荒療治は、小泉首相の総選挙勝利を見て実行に移す。小泉政権が選挙で
勝てば、竹中前金融担当相、伊藤現金融担当相の路線の実行が、国民から認め
られたことになる。この竹中路線が発動される。今年の秋から冬、さらに来年に
かけて、中小零細企業は地獄の厳寒期を迎える。

7量的緩和の解除をする理由:2005/10/14(金) 21:38:49
 (5)金融庁の検査は北から始める。北とは北海道、東北である。米国企業が
ほしがる優良企業が、わずかな借金のために倒産させられる。そしてタダ同然に
米企業のものになる。恐ろしいことが起こる。

 (6)「日本国民は、こんなことをされても、やはり、小泉首相が好き、自民党が
好きで、小泉政権を支持するのか。そうだとすれば、日本国民はどうしようもない
ほど愚かな国民である」と米国の要人が、私の友人に繰り返し語ったという。
 
以上が、米国からの経済政策に関する?高度な?情報である。9月11日に日本国民が
小泉政権を支持したら、次に泣きをみるのは、日本国民自身である。9.11総選挙は経済面での日本の岐路でもある。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C02105.HTML
8金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/14(金) 21:43:13
株の暴落が見たいので
ゼロ金利解除早くやってほしいw
9多言一言:2005/10/18(火) 18:25:31
不良債権の整理は進んでいると言われているが、それは都市銀行のことで、他の
銀行等は進んでいない。
10金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/19(水) 00:00:39
>>7
北海道・東北に優良企業があるわけないでしょ。
>>10
と、思う人が多いから安く買い叩かれるとか言ってみるテスツ
値段次第で「優良」企業はあるだろう。
12多言一言:2005/10/19(水) 00:22:34
拾数年でGDPは謂うまでもなく名目で4%程増加、種銭(ベースマネー)は
100%増加、これでも量的緩和を叫ぶ奴は金融音痴---日銀を始め金融当局
者も同類と看做さざるを得ない!!

俺は学校歴者ではないが経済思想論を趣味で遣っている、株式・商品先物・金融
相場も趣味を兼ねて遣っている。

学者や評論家の著書を紐解くのは俺の見解と学者・評論家の見解の隔たりを確認
する為である。一部の学者・評論家を除いて、殆どの者はその世界から浮きあが
らない様にしている。自己の論理に自信が無いのであろう。
13金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/19(水) 15:39:09
>>12
へぇ、ご自分の意見に相当の自信がおありのようですね。
量的緩和反対論というあなたのご意見を詳しくお聞かせ願えませんか。
14多言一言:2005/10/19(水) 19:11:10
>>13さんへ
現在 公定歩合は0.1%金融市場無視の無茶苦茶な利率、これでも銀行等は
信用供与を望まない。だから日銀は銀行等の保有する公債を買入(常に高値
になる 理由は省略)て銀行券を金融市場に供給する---量的緩和をする。

市場は望んでいないのに押付ける。これは86年・87年・88年・89年
前半の積極的割当信用供与と酷似している。その弊害は省略する。

ゼロ金利政策---預貯金者に金利を与えない政策と解釈出来る---貸付利率の
ゼロは有得ないのでゼロ金利政策は当て嵌まらない。預貯金者に金利を与え
ない政策の下であるから貸付利率もそれに相応しい利率を当局が要求している
と解釈するのが自然どる。日本は村社会である村の空気を察知出来ないで生きれ
ようか。

貸付利率を1.5〜2%では中小零細企業向けの貸付は危険負担は甚だ困難、増して
信用不安の下では一層困難、信用収縮は必然である。信用収縮金融市場に如何程の
種銭(ベースマネー)供給しても信用(マネーサプライ)は伸びない、詰り景気は
上向かない。これが「流動性の罠」なのであろう。

今わ量的緩和ではなく貸付利率の正常化(5〜6%)である。預貯金も利殖性
のものは3〜4%ペィオフ対象、決済性預貯金は金利ゼロ 全額保証。これで
本物の景気回復・リフレになること間違いなし。

ただ財政の破綻・政府破産は顕在化するであろう。政府の破産と企業の破産を
同列視したはならない、政府の破産は本物の改革で克服可能である。実態は既に
破産であるから国民経済に余り影響無い。

金融に就いては数拾倍も述べたいが行幅の都合で打切り



15金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/19(水) 19:29:00
>>14
馬鹿はしね
>>14
日銀が公定歩合を5%に引き上げると、金融機関が空気を読んで貸出金利を引き上げるばかりか、
預貯金の利息を3%以上に引き上げる、預貯金の金利が3%もつくのだから、インフレにもなる、
という世界観の持ち主ということでOKですか?

まず、銀行はどうやってお金を儲けるのか考えましょう。預貯金の利息の出所はどこでしょうか?。

つぎに、名目1%成長の時代に、6−7%以上のパフォーマンスをあげられる
事業がどれだけあるか考えましょう。

その上で、銀行が貸付金利をあげたらどうなるか想像してみてください。
6ー7%の金利でも喜んで借りる企業はどんな企業でしょうか。仮に銀行が貸したとして、
はたして貸し付けたお金は帰ってくるのでしょうか。銀行は預金の利息を支払えるのでしょうか。