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金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
――男女共同参画社会基本法は「女性の政策等への立案・決定への参画、家庭生活の活動と他の活動
との両立」などを強調し、ある意味で、あらゆる女性をそういう方向に駆り立てようとカテゴリー的に扱っている、といえる。
それこそが、的を射た批判である。男性も女性も、やりたい仕事への申し出を可能にすべきであり、採用も性別
によるのではなく、個々人の能力に応じて決められるべきである。ただ、日本も米国でもより多くの女性が、男性
よりも家庭に止まって育児をしたいと思うに違いない。その場合、誰もそれをさげすんだりしてはいけない。
――昨年五月、少女ブレンダとしてマネー教授の実験台にされてきたデイヴィッド・レーマー氏が自殺したが。
自殺の主な原因は、彼が小さいころ女の子として育てられてきたためだ。自殺の報を聞いたとき、私は泣いた。
まさにこれは悲劇以外の何ものでもない。
――米国では、マネー理論の間違いが公に指摘されてから、フェミニストの考え方はどう変わったのか。
フェミニストは、マネーの理論を利用してきた。ただ、米国のフェミニストは、マネーの実験の失敗について語るよう
になり、もっと現実的になった。「すべての人が同じだ」などとは言わなくなった。
(これに比べて)上野千鶴子氏は、自分の主義主張を宣伝するために、利用できることは何でも利用しようとしている。
正直ではない。