303 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
男女混合名簿が急速な広がりを見せている。県や市町村の教育委員会が率先して指導している例も少なくない。
ジェンダーチェックと称して、男女で区別することを、なんでも槍玉に挙げる。体育着やランドセルを同じ色にせよ、
体育の時間も男女混合にせよ、端午の節句や雛祭りも差別だと主張される。
こうした男女無区別主義は恐ろしい弊害を生む危険がある。男女の区別をしないと、子供たちのアイデンティティーが
健全に作られない、つまり自我が正常に発達しないからである。
アイデンティティーとは、「自分が自分らしいと思えばよい」というような簡単なものではない。
いくつもの層から成り立っている複雑なものである。
たとえば、家族の一員だという帰属感。また自分は男なのか女なのか、どちらなのかという帰属感。
そのほかにも日本人という帰属感。故郷や学校や会社への帰属感など、多くの帰属感の累積によってアイデンティティー
が形成される。もちろんそれらの中心には、自分とはこういう人間だという確信があり、それも大切である。
こういう同心円的な層をなす帰属感の集まりが、アイデンティティーの本質である。
304 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/10/11(火) 01:16:35
中でも、自分は男または女だという自己意識はアイデンティティーの基礎であり、たいへん重要である。
これが揺らいで定まらないと、性同一性障害(注3)に陥るばかりでなく、自我そのものが健全に形成されない恐れが出てくる。
子供は三歳くらいから始まって思春期までには、自分が男または女の特性を持っていることを意識的に確信し、
それなりの行動基準が確立されていなければならない。
さもないと、価値観や考え方の面で自分に自信が持てず、無気力や閉じこもりの原因になりかねない。
さらに、異性との関係がうまく作れないとか、セックスがうまくできないとか、同性愛に傾くとか、要するに生物として子孫
を残すために必要な行動に支障が出るおそれがある。予想される障害は多岐にわたり、深刻である。
このままジェンダーフリー教育が広まると、五年後十年後には青少年の心の病が急増する恐れがある。
それを防ぐためには、男女の区別を科学的に正しく教え、その上で両性の分業と協力の正しいあり方について
考えさせる教育が必要である。
男女の区別を正しく意識させることはむしろ必要であり、混合名簿などのまぜこぜ教育はきわめて危険である。