N速+を生温かく見守ろう7

このエントリーをはてなブックマークに追加
女共同参画法が施行されてより、ジェンダーフリーの洗礼は生まれたばかりの子供にまで及ぶようになった。
すでに新聞報道されたので承知している向きも多いと思うが、文科省の出した子育て支援パンフレットには、
「女の子に愛らしい名前を、男の子に強そうな名前をつけること」や「女の子のひな祭りや男の子の鯉のぼり」
を否定するような内容となっていた。作成した日本女性学習財団は「子供の性格などを考えずに安易に男女
『らしさ』を押しつけてはいけないという趣旨だった」というが、弁明にはなっていない。要は、自分たちの思想
の前には、親の願いや日本の伝統文化など無視してもかまわないというのである。
ジェンダー論者による文化破壊は、雛祭りや鯉のぼりにとどまらず、昔話や童話にまで及ぶ。
例えば、桃太郎のように、おじいさん(男)が山へ柴刈りに(仕事)、おばあさん(女)が川へ洗濯(家事)といった
昔話は「おかしなかたより」があるとされ、性別役割意識を小さい頃から刷り込んでしまうために、子供たちに
読ませてはいけないという。自分たちの価値観に合わないものは否定してもよいという発想は、思想統制につながる
全体主義そのものである。