★フリーターは努力不足−首相 マラソン代表引き合いに
・「一つの枠を目指すのにどれだけ涙ぐましい、血のにじむ練習をしてるか。
仕事をつかもうとするなら、やる気を出して乗り越える努力をしてもらわないと…」。
小泉純一郎首相は16日午後の参院予算委員会で、アテネ五輪の女子マラソン
代表選考を引き合いに、増加するフリーターの若者を「努力不足」と指摘した。
共産党の大門実紀史氏が政府の雇用対策の不備などを指摘したのに対する答弁。
首相はフリーターについて「すべてやる気のない人ではない」としつつも、「自分が
どういう知識、技術を身に付ければいいか考えてもらわなくてはいけない。努力
しないで何も得られる状況ではない」と、正規雇用は本人の努力次第と重ねて
精神論を強調した。