働かない若者が急増していると言うより

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30金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>>26
それが経済のグローバル化の結末なんだよ。グローバルな市場で際限のない競争を続け
るには、労働分配率(労働者の待遇)を下げ、次なる争いに備えねばならない。
労働者の待遇は低ければ低いほど良い。安く使える外国人労働者がいるなら、それに
越したことはない。これが「国際競争力」ということだし、誰も幸せにはなれない結末が待っている。

また学力低下論、ニート/フリーター論の一方では、終わりのない教育消費社会も訪れつつある。

ゆとり教育・学力低下論の反動で、「学校が頼りにならない(?)なら」と小中高
生の塾・予備校通いも増えた。都市部では中学お受験も過熱している。
何しろ、いまや就学前の幼児教育市場も大きくなりつつあるのだ。

大学に行けば行ったで、就職に対して不安なので、資格・公務員・語学予備校などに
貢いでしまう者も多い。実際にその資格が役に立つ立たないとは別に、そもそも正規の学部・
院そのものが資格予備校化しつつあるとも言えるのだ。
例えば、実際に生計を立てられる人間は極めて少ないにも関わらず、臨床心理系
の学部・院だけが増えていることなど、端的な事例と言えるだろう。
31金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/04/19(火) 00:31:26
さらに、文系は学部、理系は修士で切り上げねば不利になる現実があるにも関わらず、
院も重点化した、ローも出来た。国策「生涯学習」もあり、社会人・専門職大学院も増えたよなあ。

だがアカポス市場は狭く、ローも東大旧帝系の圧勝は目に見えている・・・。

ニートやひきこもりになればなったで、怪しげな支援業者も跋扈している。さらにそ
こでお金を取られてしまうわけだよ。もともとが採算的に苦しい業界なので、
良心的にやってる場所でもけっこうなお値段です。

ここまで来てもまだカネカネ、救われねー。