石原慎太郎は日本経済に対する国賊ではないのか?

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 日本での変革には、メディアの影響力が大きいのではないかと思う。
現在のマスメディアは東京一極集中になっている。
このため、いい情報は東京から出ても、地方からは悪い情報しかでない。
例えば、きらびやかなトレンディドラマは東京の新興住宅地や繁華街が舞台だが、
地方は自殺する場所などとして登場させられる。
ニュースも悪い情報が当然大きくなるので地方は大雪で亡くなったとか交通事故とか、
犯罪とかばかりだ。地方は暗いという固定観念や偏見が定着してしまう。
 対抗軸として私が注目しているのはケーブルテレビだ。デジタル化の深行で多チャンネル化し、
地方ではケーブルテレビが盛んになっている。各局とも徹底してローカルな番組を作っており、
しだいにいい映像が撮れるようになっている。内容も洗練されてきた。
地域の魅力を斬新な切り口で描いた番組も目立ち始めている。
 ただ、そうはいっても今の日本では、地方で全うする人生に欠乏感があるのが事実だ。
都会に出て行った人に取り残された感じである。
私は文化や芸術分野の施策に力を入れている。
どの地域も実は豊かで、人を魅了するような固有の文化がある。
それを本当に実感でき、誇れるような地域にしたいと考えているのだ。
他にも田舎には、自然の豊かさ、食料の新鮮さ、安さなど、素晴らしい物が多い。
そうした魅力に気付き、生かし、伸ばして行くには、
子供たちの教育も考えなければいけないと感じている。