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542金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
宮内オーナの怪 投稿者:応援団  投稿日: 9月22日(水)00時23分32秒

オリックスの宮内オーナは、政府に対する規制緩和諮問会議の長である。この人物は昔から
規制緩和を訴えていた。規制緩和を推進すれば、競争が促進され、消費者は幸せになると
しつこく主張していた。

ところがプロ野球の新規参入には徹底的に抵抗している。一番の強行派は、渡辺元オーナと
この宮内オーナである。要するに他人には競争を強いて、自分達は競争を避けるという図式
である。

したがっていつも規制緩和の対象になるのは、元々過当競争に陥りやすい業界である。タクシー、
建設・土木、運送、農業などである。農業などは世界的な競争にさらされている。

一方、規制緩和を主張しているのは、競争が及ばない業界である。新聞業界は寡占が完成
しており、価格競争はない。再販価格制度も維持している。何でも値下げが当たり前の時代
に新聞は何回も値上げしている。テレビも電波法で保護されており、価格競争はしない。

役人や学者も競争はなく、さかんに規制緩和を訴えている。規制緩和で物の値段が下がれば、
事実上の給料アップになる。波多野とかいう元外務官僚(国連大使)はテレビで「日本の
タクシーは高い。インド人を入れろ。米国はタクシーの運転手はインド人だから安い」と
わめいていた。

このような身勝手な人々の代弁者がオリックスの宮内オーナである。この人物のこの矛盾
した行動をマスコミはまるで問題にしない。不思議である。