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254金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
小泉財政の真相 投稿者:応援団  投稿日: 8月15日(日)07時08分53秒

表向き緊縮財政であるが、税収が減っているので財政赤字は逆に増えている。本当に緊縮財政を
行なえば、経済はパニックが起り、小泉政権は終わっていたはず。国債発行枠30兆円厳守と言って
いたが、30兆円枠を守っていたなら、この経済パニックになっていた。

今年度も37兆円の新規国債発行であるが、借入金の返済予定額を2兆円ほど減額している。この
ため隠れ借金が増えた。さらに注目すべきことは、一連の為替介入のために35兆円もの政府短期証券
を増発している。これによって米国債の購入している。米国債の大量購入によって、米国の景気が
支えられ、一部は日本国内の株式購入に回っている。輸出が増え、景気が多少上向き、税収も僅かに
に増えているが、これもこの35兆円の為替介入が効いている。また35兆円もの政府短期証券を発行
しても金利があまり上昇していないところを見ると、日銀がかなりこれを買っていると推測される。

小泉政権の財政政策は、「緊縮財政を続けていた方が、景気が良くなる」と言った、
ニュークラシカル経済学者の大嘘を実現することにある。しかし実態は、35兆円の政府借入れや
隠れ借金を増やして、これを実現しているのにすぎない。これだけ借金を増やすのなら、
まともな財政政策を行なった方が、日本経済はまともの形で回復していたはず。