岩井克人の偉大さを論じるスレ

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1金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
東大の教授である岩井克人は今から20年以上前すでに現在の
日本経済の不況を説明し得る『不均衡動学の理論』を発表し、
不況が需要不足によって起きることを明らかにしていた。今で
はまったく評価されていないが、私はこの人を素直に尊敬して
いる。(このあたりについて詳しくは稲葉振一郎の『経済学と
いう教養』を見てくれ。)みんなで岩井克人を讃えよう。
岩井克人はサヨだから嫌いだ。
3金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/17 01:08
岩井・小野・根岸(小田中の本でにてるという印象をもった)・大瀧らの
「貨幣的ケインジアン」(稲葉)の理論は日本独特の理論なんでしょうか?
何で海外の学者の名前があがらないのでしょ?
世界的には妥当性をもたない?
学生の頃「貨幣論」を読んで、岩井先生は賢い人だと思った。
あと漏れが教授で賢いと思うのは西村先生だな。
5:04/06/17 23:06
>>3
私は世界的にも妥当性をもつと思うがいかんせん評価されてない。
彼の議論を支持した論文を見たことがない。現在のマクロの主流は
ミクロのベンチマークモデルに不完全競争を入れたりという形で、
岩井克人が主張するような貨幣を重要視する方向に行ってない。
東大で多少影響を受けているのは松井彰彦氏ぐらいか。
6金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/18 02:00
私は『不均衡動学の理論』のエッセンス(?)が多少のってる
『貨幣論』しか読んでないが、
そこでは賃金の下方硬直性がアプリオリな前提となっている印象を受けた。
こんな感じだったと思う。
なんらかの原因で流動性選好が大きく高まる

財市場での累積的物価下落(ヴィクセル)…不均衡の累積(?)

労働市場の賃金は下方硬直的(ケインズ)

この硬直性によって、累積的物価下落が止められ資本主義経済が破壊されずにすむ。
その代わり、失業が発生する…「恐慌」により資本主義は強化される

しかし、何らかの原因で流動性選好が大きく下がると労働市場の「硬直性」
に相当するものがなくなるので、止めようがないハイパーインフレが発生…資本主義の本当の「危機」

『不均衡動学の理論』でもこんな感じ?
76:04/06/18 02:09
かってな妄想だが
賃金の下方硬直性をアプリオリな前提としてるとが世界的に受け入れられない理由か?
それとも『不均衡動学の理論』ではそこをクリアしてるのか?
(そもそも、効率賃金仮説とか使えばだれでも短期的にはある程度は硬直的といえる???)

でも大瀧や小野は合理的期待形成仮説の元でも流動性選好による不況(景気循環)が発生することを
証明したので、彼らのほうが岩井より世界的に通用するかも…
といっても、現状では彼らも通用してなさそうだが…
8:04/06/18 21:24
植草スレ盛り上がってるなあ。このスレもあれぐらい盛り上がるといいのだが。
世界的に受け入れられない理由は賃金の下方硬直性を前提にしているからでは
ないと思う。実際、Mankiwも短期では価格の硬直性を仮定して、世界的なベスト
セラーのマクロの教科書を書いているわけだし。
岩井克人の本当に強調したいことは貨幣経済ではセー法則が成立しないことだと
思う。ここで問題になるのがセー法則とは何をさすのかということ。
セー法則は定義が人によって違っていて、すべての議論の混乱は定義をはっきり
させていないことにあると思う。たとえば岩井克人はセー法則は貨幣を含まない!
商品の需要の総価値額が供給の総価値額に等しいとしている。(そもそも貨幣に市
場は存在しないと言っている。)
一方で斎藤誠の『新しいマクロ経済学』では貨幣を含んだ商品の需要の総価値額
と供給の総価値額が一致するとしている。
このあたりの貨幣観の違いがセー法則の認識に違いをもたらして、政策論議でも
斎藤誠は需要不足は存在せず、構造改革が必要、岩井克人は需要不足が不況の原因で
リフレ政策を支持すると言うことになると思う。世界的には貨幣経済のセー法則は
斎藤誠の記述するセー法則が一般的に信じられているから岩井氏の議論はおかしく
見えるんだと思う。
96:04/06/18 22:26
貨幣を含むせー法則…世界的→構造改革
含まないせー法則…特殊→リフレ
ということですね
でも、世界のおおくの「標準的な経済学(者)」(=「貨幣を含むせー法則を支持」)
の主張する経済政策はリフレと聞きます。
リフレを主張するのにせー法則如何は関係ないのでは?

また、せー法則に関する前提が違うために、世界的業績になりにくいってことですね。
日本に貨幣的ケインジアンが多い(というか俺が日本人しか知らないだけかも。
クルーグマンやバーナンキも貨幣的ケインジアン???)のは、何か特殊な事情があるんですかね・・・
106:04/06/18 22:54
稲葉の貨幣的ケインジアンの立場を踏まえた議論によると、
リフレと構造改革は両立しないといえそうだが
(すなわち景気がよくならないかぎり、構造改革は景気浮揚に悪影響。
ゆえに不景気のときは、構造改革をやらないほうがよい。リフレのみやる)
岩田キクオや野口らの議論によるとそれらは両立可能だという印象を受ける
(構造改革と景気は無相関なので、不景気のとき構造改革をやってもよいが、
景気をよくするためには、リフレが必要。)

これが、貨幣的ケインジアンと実物的ケインジアンを分けるメルクマールか?

実物的ケインジアン=世界的
ならば、クルーグマンやバーナンケがリフレを支持するのは岩田らと同じ理由から?
11:04/06/18 23:16
クルーグマンやバーナンキはもちろんリフレ派ですが、彼らを含めて
経済学者一般がミクロ経済学とマクロ経済学をまったく違った体系と
考えていて、あまり両者の間の関係について考えていない気がする。
書き方が悪くて誤解を招いたかもしれないが、6さんの最初の図式は
ちょっと違う気がする。
世界的には貨幣経済のセー法則と言えば、貨幣を含んだ形になっている。
たとえば、BarroのMacroeconomics(MIT Press)を見てみて。(これは
岩井克人が去年駒場のマクロを担当したとき、自分の立場とは違った立場
の教科書として紹介していた。)でも岩井氏が言うのは、貨幣の市場は
本当に存在するのかということ。もちろん現在と将来の貨幣を交換する
債券市場は存在する。でも現在の貨幣そのものを取引する市場は存在する?
マクロの教科書に必ず出てくる貨幣需要の理論、たとえばボーモル、トービン
モデルの貨幣需要は普通の財の需要とは同列に扱えないのではないのかなー。
(この辺は多分に自分の解釈が入っているのであまりあてにしないでね。)
岩井氏はセー法則の中に貨幣需要と供給を入れてはいけないとたぶん考えてい
ると思う。だから世界的に認知されている貨幣経済のセー法則は誤りで、
貨幣を含まないセー法則を特殊とかとは考えず、唯一の真理と考えていると
思う。この辺のことを詳しく知りたっかたら、Palgrave economic dictionary
のSay'lawとかWalras'lawとかの項を見てみて。
126:04/06/19 02:24
私が言った意味での「特殊」というは、理論の普遍性如何ではなく、学会でのコンセンサスが成り立っているかどうかということ
(言い換えれば、一般性如何ということ)。
1さんは「貨幣を含むせー法則」が世界的だといった。
それに対して岩井は含まない立場をとっているといった。
それを受けて、含む立場が「一般的」=「世界的」だとすれば、
それに対する意味で岩井の立場は「特殊」ということ。

もちろん、せー法則に貨幣を含む/含まないを主張する人自体は、
双方とも自己の論理が「一般的」である/なしにかかわらず、
「普遍的」(=1さんの言葉を借りれば「唯一の真理」)だと考えているはず。
よって、岩井ももちろん含まない立場が唯一の真理だと考えているとおれもおもう。

たぶん1さんは私の「特殊」を「普遍」に対するものと捉えたのではないか?
それは間違いor私の言葉不足で
私の上述の意味での特殊は「一般」に対する「特殊」です。
だからもちろん、岩井自身は自己の論理を1さんの言う意味で「特殊」などとは考えていないでしょう。

136:04/06/19 02:32
まとめれば、
岩井の貨幣を含まない立場は、現在、世界的=「一般的」ではない。
そのいみで「特殊」であるといえる。

しかし、
「普遍的」=「唯一の真理」であると岩井はおそらく考えているだろうし、
実際に含まない立場が「普遍的」である可能性も否めない。
146:04/06/19 02:49
なお、普遍に対する特殊というのは
普遍において、一定の条件が成り立てば特殊が生じるというイメージ

貨幣をせー法則に含む経済の特殊な形態としての一定の条件がそろえば
含まない経済がなりたつ、ということ

私はそのように岩井を捉えてません
156:04/06/19 02:57
なお普遍に対する特殊とは特殊が普遍の部分集合というイメージ
一定の条件がなりたてば任意の特殊が生じうる

貨幣含みセー経済において一定の条件を満たせば貨幣なしセー経済が生じる
1さんは私の岩井の特殊性をこのように捉えたのではないだろうか

それはちがくて、私の言った意味での特殊は上述のように一般に対する特殊
166:04/06/19 03:00
14を15に訂正
俺、去年岩井のマクロ受講してたけど、正直何言ってるかよくわからなかった。
なんか授業中にテンパり過ぎだし。
研究者としては一流かもしれんが。。。
18:04/06/20 00:22
私は6さんのことを批判するつもりで上のようなことを書いた
わけではありません。誤解したことをお詫びします。
同じような解釈をしている人がいることがわかって私も心強いです。
それにしてもこのスレは私と6さんしかいませんね。
岩井氏の著書を読んだことがある人はぜひ書き込んでいただきたいです。
19金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/21 18:32
岩井氏の論考を読んだだし、奥さんの小説も読んだ。
『続明暗』は最高だ。『私 小説』も良い。横書きの小説って
初めてだ。
え!?あの二人って夫婦だったの!!!
21だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/06/21 21:29
>>6
つうか、その理解は完全に誤読だと思うな〜。岩井先生は「不均衡
動学の理論」では新古典派的市場原理、「貨幣論」ではマルクス的
価値論の論理を貫き通すことで、それらの理論が均衡点の存在を
保障するものではないこと、現実の均衡は理論外的なもの、例えば
賃金の下方硬直性等によってもたらされることを示したと理解する
のが妥当と考えるな〜。
22だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/06/21 21:35
>>6
つまり、岩井先生は賃金の下方硬直性等をアプリオリに
仮定しているのではなく、それらがあるから現実の経済が
安定的になっているのであり、それらがなければ現実の
経済ははるかに不安定なものになってしまうと考えられる
と述べていると理解すべきだと考えるな〜。
23だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/06/21 21:48
んで、「貨幣を含む含まない」の話だが、「貨幣論」で
岩井先生は、貨幣は何らの実体価値を持たない純粋交換
価値である点を論証した上で、恐慌及びハイパー
インフレーションの考察に進んでいるな〜。

ここで岩井先生は、恐慌は貨幣経済にとって致命的な問題
ではない、なぜなら恐慌時には人々の貨幣=純粋交換価値
への信頼が揺るぎないものになっているからだというな〜。
これは先の話と同様に理論外的な事象、例えば人間はお札を
食べて生きることはできない、といったことがあって、それ
ゆえ貨幣需要→無限大にはならないってことを前提として
いるからだとオレは理解しているな〜。
24金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/21 21:51
総長になる可能性はないのかな?
25だな〜 ◆DNRj/G0/Mg :04/06/21 21:58
しかし、ハイパーインフレーションでは話が違うと岩井先生は
いうな〜。恐慌の場合と異なり、貨幣需要→0となるのを止める
構造的ストッパーが存在しないからだな〜。もっとも、ここで
いうところの「ハイパーインフレーション」とは、デフレ厨が
騒ぐ第1次大戦後のドイツや戦後日本とかの話ではなく、外貨や
本位貨幣含め凡そあらゆる貨幣に対する信用が失われるって純
理論的状況のことを指していると理解すべきだと思われるな〜。

と、このような極限状況の分析から、岩井先生は経済システムの
自己安定化機能に懐疑心を持っており、それ故に経済システム
外的なマクロ経済政策の必要性を主張しているのだと想像する
な〜。端的に言えば岩井先生は「神の見えざる手」を信用して
おらず、それ故に構造改革に否定的であり、また、いわゆる
「主流派」にならないのだと思うな〜。
>17
岩井先生のマクロはわかりやすかった。
最初の講義で「こいつが学部長かよ、、」って思ったけど、
講義がすすむうちにかなり好きになった。

テンパリすぎだけどな。
27:04/06/22 12:38
>>26
今年の経済学史もかなりお薦め。
28金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/22 23:07
>>20
そうだよ
「資本主義を語る」に二人の対談がのってる
>28
サンクス。
その対談読んでいたんだけどな…。
昔の知り合いかなんかだと思っていた…。
ちょっとびっくり
>1
おまいさんは岩井ゼミ関係者かい?
31金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/23 02:40
不均衡動学がすごいといっても、
iwaiが引用されている論文って見たことないんだけど。
32金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/23 17:49
奥さん、水村美苗 女史は、スタンフォード大学客員教授です。
33金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/24 11:29
雑誌「批評空間」の2つの対談(「貨幣・言語・数」と「貨幣論」と
世界資本主義」)とか、「情況」の間宮陽介との対談とか読んでみる
といい。
あれだけ決定的な誤りを犯しておきながら何故今も生き長らえていられるのか。
もうとっくの昔に死んでいるはずなのに。
34:04/06/24 21:47
>>33
詳細説明してくれ。
35金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/24 22:43
岩井さんが理論で活躍したのはずっと前のことではないのかな?思想にこりだしたあたりから、
塩沢さんとだぶってみえるんだが、俺の目が悪いせいなのか.たしかにジェットの論文とか
岩井さんにはあって優秀な学者さんだったようですが、その後論文を書き続けているのかな?
わからない.たぶん雑誌にたくさん載っているのかもしれない
36金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/28 11:33
今はモデルを扱うよりロー&エコノミクスとかに移っているみたいです。
経済学と他の分野とのかかわり合いを分析することには昔から興味あるみたいですね。
37:04/06/30 00:50
あまり盛り上がらなくなってきたから、スレの内容を拡大してみるか。
岩井克人は不況は需要不足によって起きると考えているから、リフレ政策支持だが、
東大のマクロの大御所林文夫は需要不足はありえないし、TFPの低下が問題だと言って
構造改革を支持してる。
この差はどこから生まれるんだろう。エコノミストミシュランの方々の様に、
マクロの教科書に書いてあるといった低い次元ではなく、本質的にどう違う
のか議論しましょう。
38金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/06/30 07:25
『失われた十年』の林の論文読んだ限りでは、十年は長いので長期的な分析をするのが必要だとかいってる。
もちろん経済学の長期は時間的な「長期」ではない。
ミシュランの人々も似たようなこと言ってたけど。
これじゃ反論にならない?だとしたらなぜ?
39金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/06 12:51
>>20>>28
あの“爆笑夫婦漫才”は傑作だな、いやホント。お互い頭いいのがよく分かるし、
夫と妻という、いわばボケとツッコミをちゃーんとやってみせてるのは立派。
水村さんがゴリゴリのフェミニストじゃないから成立するんだろうけど。
あの最後のオチには正直恐れ入った。インテリ夫婦対談の、ある意味理想形やね。

漏れは経済学系出身ではないけれど、『貨幣論』の、貨幣それ自体に繰りこまれる
存在論的差異というアイディアは、あんだけ柄谷氏らに叩かれても何とか理論的に
活かせないのかと外野ながら密かに願ってる。がんばってくれ>経済学系の人

他分野的には大いに発想の参考になりました。岩井センセthanks。
40金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/08 06:26
>>39
貨幣理論と言えば、真っ先に挙がるのが清滝=ライト論文。んで、そこに
岩井の論文が参照されてるけど、その参考されている岩井論文がもう15
年以上前。清滝=ライト論文の第一弾もそれくらいだし。あの分野ってま
だやることのってるのか?
41金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/11 02:50
過去スレ

岩井克人の『貨幣論』は正しいのか
http://mimizun.mine.nu:81/2chlog/eco/kaba.2ch.net/eco/kako/977/977618388.html

★★  岩井克人  ★★
http://money.2ch.net/eco/kako/1012/10120/1012035306.html

【【【\】】】岩井克人【【【\】】】
http://money2.2ch.net/test/read.cgi/eco/1054838373/
43金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/20 08:50
このスレはこれからどうなるのかage

>>39
貨幣理論でやることが残っているかは不勉強ゆえ分からないんだけど、どうやら岩井さんは
貨幣のような媒介物の本質というか価値基盤が、他の媒介物にも共通点としてあるんじゃないかという
こととかかんがえているんじゃないでしょうか。法であったり、会社というか法人について書いている中に
そんなにおいを感じる…

44金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/20 17:01
「ヴェニスの商人の資本論」を中学の課題図書で読まされて,初めて経済学に興味持った。
ちょっと前の終わった話題かもしれないけど、マンデルがセーの法則について、
貨幣を含まない場合には正しくなく。含む場合はワルラスの法則になる。そちらは常に正しい。
って言ってたんだけどどうなの?いかんせん40年前の本で今どう解釈されてるか分からんのだけど。

学部長だったんだね。びっくりした。
45金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/20 17:12
>学部長だったんだね。びっくりした。

別に偉いわけではない。
46金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/07/20 17:14
でも給料数倍違うよ。
いや、なんか柄谷とかと仲良くしてる人が?ってちょい意外だっただけ。
給料そんなに違わないよ。
学部長も、会議に欠席したらMOF先生に
「じゃあ学部長は岩井さんでいいですね」
と勝手に決められたんだよ
48由紀子:04/07/27 14:33
7月26日号の日経ビジネス見たんですけど、岩井克人先生というのはお話がお上手な方でしょうか?
ビジネスマンのトップの前でお話して、盛り上がるでしょうか?
日経ビジネスはCSR(企業の社会的責任)のお話でしたけど。
49:04/07/28 22:37
これまで何度も対談や鼎談をなさっていらっしゃるので話を
するのが好きだと思いますし、実際上手だと思いますよ。
これまでも経済同友会の小林陽太郎氏などと対談しています。
Euler equation
51由紀子:04/07/29 09:14
1さん、丁寧なご回答を有難うございます。
大変参考になりました。
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
53金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/08/28 19:10
54金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:04/10/06 22:16:54
intercommunicationの島田雅彦との対談はおもしろかった。
55III-pfg:05/01/27 17:28:53
地下de保守
56金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :2005/03/27(日) 21:58:21
岩井克人は偉大すぎる。今回のライブドア騒動も「会社は誰のものか」が
1つのテーマだが彼は『会社はこれからどうなるのか』で分析してしまっている。
57金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/06/27(月) 02:43:10
58金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/07/10(日) 05:04:41
新刊『会社はだれのものか』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582832709/

※吉田望『会社は誰のものか』新潮新書と間違えないように

59金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2005/09/10(土) 10:36:27
文部省の『学校基本調査』の統計数値をみれば、いかに現在の大学生・院生が
将来に対して悲観しているかが、明確に分かる。

経済活動が右肩上がりで、(若いときに心配なく過ごせた、失敗しても大目
で見られた)団塊世代、バブル期入社世代が幸運すぎただけ。
(それを、事実としてしっかりと認識している人は、実はは少数派)。
いくら頑張っても、自分が頑張っただけのリターンが得られなければ、
それをやめてしまうのが、人情、というもの。

今時の、ニート、フリーター、パート、派遣を責めても、意味がない。
(いずれ社会保障に及ぼしてくるであろう悪影響のことは、ここではさておき)
そのような方々を作り出してきた社会構造、経済構造こそが、真の元凶。

このような”現代社会の暗部”を自分達の問題と直視出来ず、冷笑的無関心
を装う、人口の多い無気力中高年(多くは、会社に用もないのに、ただ居座って
いる)の雇用削減、流動化こそ望まれる。

それが、世代間の雇用公平につながる道。
60金持ち名無しさん、貧乏名無しさん
>21
「貨幣論」ではマルクス的価値論の論理を貫き通すことで

どこが論理を貫き通してるんだ。
岩井は価値形態論と交換過程を混同してるぞ。