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直ちに消費税を上げないと、預金封鎖かインフレに向かう:
2004年6月20日 日本経済新聞
日本の財政の現状を10人のエコノミストに聞いたところ、9人が持続困難、
破綻寸前、と答えた。
モルガン・スタンレー証券の佐藤健裕氏は「財政は破綻状態」であるが
「ストックベースでは破綻しているが、毎年の赤字を国内貯蓄の増加
でカバーする限り破綻は表面化しない」と、指摘した。
UBS証券の白川浩道氏は「インフレによる税収の自然増加での赤字削減
は無理。増税以外ない」
エコノミスト全員が財政再建のためには、いますぐ、消費税などの増税を
すべきとした。
三菱証券の水野和夫氏は「直ちに消費税の増税をしないと、国債発行コスト
が上昇し、目先の国債発行に目を奪われてしまい、預金封鎖かインフレ政策
に向かう。経済が混乱し、企業が日本を脱出してしまう」と競輪を鳴らす。