沖縄の外為取引仲介業者、200億円の過半返済不能に
外国為替証拠金取引の仲介業者「フォレックスジャパン」(那覇市)が、
客から集めた投資約200億円の半分以上を返済できない見込みとなった
ことが、11日分かった。
那覇市内で会見した許田明炎社長によると、同社は、マカオの外為取引
業者「ユニライン・インターナショナル・インベストメント・コンサルタント」との
契約を仲介してきたが、今月5日、ユニライン社側から10月の取引で多額の
損失を出し、投資業務を停止するとの連絡があった。
客の投資総額のうち約3―4割にあたる7300万米ドル(約80億円)だけが
残っている状態という。
フォレックス社は東京、大阪などに七支店があり、顧客約5000人のうち
約半数は沖縄県内。同社の代理人、当真良明弁護士は「まず残金を
日本側に移し客の資産確保を最優先に考えたい」とし、12日から全国
8カ所で客への説明会を開く。
引用先
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20031111MS3M1100G11112003.html