日本経済を救ういい方法を考えますた!!!

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江戸期通じて空前の好景気となった元禄時代。華美な風潮に米価の下落。大名は借金体質と
なり、豪商による大名貸しでなんとか決済をしていた。そんな中で、突然起きた淀屋のお取
り潰し。そして相対済まし令で大名貸しを帳消しにし、いくつもの豪商が潰れていった。
この時のお上の態度はバブル崩壊とそれ以後の不良債権処理になぞらえる事ができる。

そして、江戸時代の経済は未曾有の不況に。流通を担う豪商の破綻と、逃散や百姓一揆による
生産力の低下により、ちょっとした飢饉が、あたかも大飢饉の様相を呈するようになり、諸色
が高騰した。東北では、身売りされるものが相次ぎこの世の地獄となった。
歴史を学べばサプライサイド改革の行く末が手に取るようにわかるだろう。

この不況からの脱出は、悪化改鋳による通貨量の増加が行われるまで解消される事はなかった。

ときめき歴史散歩 堺屋太一さんと「淀屋が架けた淀屋橋」
http://osaka.yomiuri.co.jp/rekishisanpo/2001/010302.htm

豪商銘々伝18
http://www.choshinet.or.jp/choshi/cci/shoho/syo9/gousyou9.htm

江戸幕府とブルボン王朝
http://www.nagaitosiya.com/lecture/0118.htm

米将軍吉宗と元文の改鋳
http://www.imes.boj.or.jp/cm/htmls/feature_27.htm