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■仕組み…『予想は簡単。ゴビ砂漠に低気圧があったら4日目に日本、Yellow Day』
黄砂は花粉とは違い、多い日や少ない日があるわけではなく、あるかないかのどちらか。
春(花粉と同じタイミング)に黄土高原の氷が溶けて砂が現れる →黄土(こうど)高原(タクラマカン砂漠、ゴビ砂漠) →『低気圧』 →非常に小さいからかなり上空まで巻き上がる →高度5000〜1万m 偏西風
この気圧配置は秋でもあり、秋も黄砂が来る
▼1日目 ゴビ砂漠に低気圧
▼2日目 中国北京
▼3日目 朝鮮半島
▼4日目 日本東京 多いシーズンはシーズン全体で400万トン(東京ドーム3杯分、学校のプール4000杯が東京ドーム1杯分)
▼7日目 黄砂はハワイにまで行く
■黄砂の効果
▼良い効果(1990年以前)
「酸性雨緩和」…黄砂(アルカリ性)+酸性雨=中和
「魚の栄養源」…リン・カルシウム→プランクトン・増加→西日本のおいしい魚
▼悪い効果(1990年以降)
発ガン性物質・二酸化ケイ素を含む…1990年代〜 中国工業化
■黄砂の歴史
中国…「塵雨」(紀元前1150年頃 中国の歴史書)
朝鮮…「雨土」(174年 神の怒りという言い伝え)
日本…「紅雪」、「霾(つちふる)」(春の季語) 黄砂≠悪印象だった