日経ビジネス最新号(2003.3.3号)の特集は賃下げに関することですが、
この中で、「実は勝ち逃げの団塊世代」ということで、いかにこの世代の
給料が高いか書かれています。
50代前半の団塊は20年前の同年代と比べて49.2%の賃上げを手にしたのに対し、
20代後半から30代の世代は10%前半の賃上げに留まっているそうです。
年功序列というのは便利な制度ですね。
彼らの言い分がきいてます。
「若い頃の低賃金を取り戻していないのだから、賃下げはまかりならぬ」
久しぶりにハラワタが煮えくり返る思いですね。
こういったわがままで傲慢な世代のせいで、5.5%の失業者を生み、若年層が
就職できない、われわれ30代は低賃金という事態になっているのです。
今後、私はこの世代に敬意を払うことはないでしょう。
記事の中でもはっきり書かれています。
「雇用の維持を前提に50代以上には仕事の質と量に応じた現時点での
賃下げを行うべき」
正論です。
高い賃金を維持したいのなら、日本経済復活のため賃金相応の努力を
すべきでしょう。
経済が活性化していれば誰も文句は言いません。それが仕事の質と量に
応じた給料となるわけですから。