1 :
アンチグローバリスト:02/09/28 05:44
世界経済の現状は、長期大不況。レーニンが記した帝国主義論のいう
金融資本の独占化・過剰資本による恐慌・資本輸出・不均等発展による市場再分割
は、アメリカ誠治経済および日本の現状を分析するうえで有効である。
2 :
アンチグローバリスト:02/09/28 05:47
訂正 誠治経済×→政治経済
3 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 05:52
西部進の「発言者」10月号は、帝国主義論がテーマだ。
佐伯啓思京都大学教授も、現代世界経済の現状を、レーニン「帝国主義論」
で分析している。
「発言者」は、右翼的知識人の書物だが、共産主義革命の書を参考にしなくてはいけないほど
帝国主義論はまだ有効であるということである。
むしろ、日本帝国主義がアメリカ帝国主義にはついていけないという右翼的潮流の開始かもしれぬ。
4 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 06:18
読んだことないけど面白そう。
5 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 06:25
漏れは若き日に読んだぜ。
マクロというか、歴史的視点というか、長期的には、マルクスやレーニンが言っていたとおりになっているよ。
まあ、経済学をやる人間にとっては基本的な文献だよ。薄い本だしね。
6 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 07:02
確かダイエーの中内創始者もレーニン帝国主義論をよんだといっていたな。
資本過剰と独占が市場分割戦争にいくということを理解しているといっていた。
だから、ケインズ的な市場の規制が必要だともいっていたな。
7 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 07:45
「発言者」は元左翼後悔保守さんの集まり
8 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 08:10
いいえ、元新左翼の転向者がおおい。新左翼から新右翼ですね。
9 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 14:29
「何をなすべきか」とか「一歩前進二歩後退」とかの前衛党論は
ちょっと違うんでねえかい?と思ったが、「帝国主義論」は結構
読んで納得したよな。
他方で、日本みたいにGNPの60%がサービス産業の社会だと、
戦争そのものが資本総体にとってダメージになるので(って吉本
隆明が言ってたよな)、市場再分割戦争まではちょと当てはまら
ないかも。あ、今の日本の話ね。アメリカは・・・。
10 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 18:46
商品を売りさばくこととしての帝国主義
11 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/28 22:01
12 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/30 01:09
漏れはバカ学生時代に「帝国主義論」を読んでまあまあバカなりに納得
した口だが、もう何十年も前の状況で書かれた本だし、逆に「この辺が
もう今の情勢分析には使えなくなってるな」って所はどうよ?
もう1?年以上前のことなのでロクすっぽ内容覚えてないのだけど、最近
読んでる諸君どうよ?
>>12 独占としての帝国主義はどうよ?
って、上智大辺りの教授ですか?
14 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 12:09
>帝国主義、といえば、日本では宇野弘蔵の理論の下、資本主義の3番目の形態、とされています。
>1.重商主義。2.自由主義。3.帝国主義。というわけです。
15 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 12:10
帝国主義は、もとは、アダム・スミスのレッセフェールの原則を
踏み外す歴史的傾向と認識されていたわけです。
つまり、各「帝国」が、自分の勢力範囲内だけで経済活動する、ブロック経済です。
日本帝国主義が最終的に夢見たブロックが、大東亜共栄圏、ですね。
16 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 12:12
レーニンの「帝国主義論」を読み始めたものです。レーニンは、資本主義経済の発達にともなって生産の集積と独占が起こるといいました。世界全体で動いている資本金が一部の多国籍企業に集中するということは世界の趨勢として起こっています。
17 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 12:14
「帝国主義」に関するレーニンの定義は今もかなり有効と存じます。すなわち、
【金融的絞殺と植民地的収奪の世界体系】
18 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
資本の有機的高度化の終局が帝国主義