インフレターゲット支持こそ経済学の本流 その19

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720714ではないが
>>717
「バブルを少し冷まそうと"意図"する」→「現在の行き過ぎたデフレ」

ということがあったのだから

「マイルドなインフレにしようと"意図"する」→「ハイパーインフレ」

という漠然とした恐れを感じるのは人間としてきわめて自然なことではなかろうか?

ちなみに漏れは「反インタゲ論者」でもないので「反インタゲ論」の主張を
よく理解しているわけではないのだが、「インタゲは無意味だ」と「インタゲを
やるとハイパーインフレになる」という主張は矛盾してないと思う。

「ちょっとやそっと国債の買いオペを増やしてもインフレにならない」
という主張は
「インフレにするためには非常識なくらいの買いオペをしなければならない」
という主張を含意するし、
「そのような非常識な額の買いオペをしたらインフレは行き過ぎることは必定」
となることは論理の過程がどうであれ感覚的な議論としては無視できない
リアリティを持つ。

インタゲ論者は消費者物価上昇率を1%に持っていくためにはあとどれくらいの
国債を買わねばならないと想定しているのだろうか?