■■ 夏の読書ガイド＠経済板　■■

経済小説、ノンフィクション、実用書……
経済関連で「これは面白い！」と思った本はなんですか？
ここの住民ならではの推奨銘柄教えて下さい。

小説部門。
ポール・アードマンの「ゼロクーポンを買い戻せ」なんていかがっすか。
経済というよりは金融ですが。

http://www.okabe.org/yoji/9606shohyo.html

「社長のための失敗学」　畑村洋太郎

ちょいと前の小説だけど、川端裕人「リスクテイカー」は？

天才肌エンジニア＆ディーラー集団が国際為替マーケットを引っかき回す話。
武器になる予測プログラムは、こんなのあったら苦労ｼﾈｰﾖ！と思ったが、
ヘッジファンドや国際金融のに関する情報が豊富で勉強になった。
才走った若者たちと老獪な黒幕の駆け引きのドラマも面白い。
「円高円安」スレ住人にお薦めかも。

「マネーロンダリング」

>5
ゴミ投資家の人の小説だよね。
あれは面白かった。
オフショアバンクの勉強になるかと思って読んだら、ミステリーとして
けっこういい出来でﾋﾞｸｰﾘした。

猫の育て方　岩井克人　東洋経済新報社

おお、さっそくこんなに！

タイトルだけでなく、説明もあるとうれしいっす。

社長のための失敗学日本実業出版社 (2002-04-20出版)畑村　洋太郎【編著】
本書は、企業経営者の失敗事例を本人の体験談の形で収録したものに、著者
が「失敗学」の立場から事例分析を付し、「経営における失敗」の体系化を
試みたものである。
プロローグ　経営者の失敗の原因を分類する
１章　未熟さゆえの蹉跌
２章　企画検討の杜撰さがアダに…
３章　「こんなはずではなかったのに」という事態が出現して…
４章　失敗はすべて社長のせいである
５章　未知との遭遇
少し長い「あとがき」　『社長のための失敗学』について
「失敗学」の提唱者・畑村教授が経営者の失敗実例を分析。乗っ取り、倒
産、夜逃げ、脱税摘発などの失敗を種類別に分け、その全種類を網羅し
て、社長の失敗を体系的・構造的に解説する。他人の失敗から貪欲に学
ぶことができる一冊。

１は読んだ本の感想文を書くように

メイク・マネー！―私は米国投資銀行のトレーダーだった 文芸春秋 (1999-09-20出版)
末永　徹【著】ひょんなことから入社したアメリカの投資銀行「ソロモン・
ブラザーズ」には現代最高の錬金術師たちがいた。彼等の手ほどきをうけながら、私は相場師として成長する。
年収１億！巨万の富を無から生み出すトレーダーの秘密を余すところなく描
いた手記。

プロローグ　東京支店の聖なる日
国に尽くす夢
奇妙な面接
ウォール・ストリートの王
ニューヨークの研修
暗黒の月曜日
金儲けの名人
誰も信ずるな、金を愛せ！
先物―金の生る木
天皇崩御―株式市場の不敬
ファック・ユー！〔ほか〕
日本の金融機関を蹴散らし上陸した米投資銀行。金を愛せ！弱肉強食の掟の
中、巨万の富を稼ぎだした日本人凄腕トレーダーの手記

マネーロンダリング 幻冬舎 (2002-05-10出版)橘　玲【著】
香港在住の元・ウォール街のファンドマネジャー工藤秋生は、香港の銀行口
座開設の手助けなど、脱税を目的とした、もぐりのコンサルタント業をして
いた。ある日、日本の知人からの紹介で工藤を美しい一人の女・若林麗子が訪ねる。
「じつは五億円を日本から海外に送金し、それを損金として処理したいのです」工藤に求められたスキーム、それは完全に脱税の指南だった…。
そして四ヶ月後、麗子は消えた。
五億ではなく五〇億の金とともに。
麗子はどこへ消えたのか？金融のことを何も知らないはずの麗子が、五〇億
もの金をどうやってあとかたもなく消し去ることができたのか？そして、そ
もそも麗子が話を持ち込んだ「五億の金」とは、どんな“ファンド”だった
のか？金融を知り尽くした新人作家による、驚天動地の“脱税”小説。

フーゾク資本論―あなたの2万円はどこへ消えるのか‐業界の原価と仕組
みが見えてくる
岩永 文夫 (著)

ホスト王に学ぶ82の成功法―努力できるのも、才能だ。
中谷 彰宏 (著)

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銀座ママが教える「できる男」の口説き方
ますい さくら (著)

>>9
これは面白そうな本だね。

ホスト系の本は営業の基本を教えてくれるよね。
ますいさくら、の本は基本的に人望論というか現代版「気配りのすすめ」
みたいな感じ。

プレステ「ぼくの夏休み2」をはやくやってみたい。

幸田真音の小説ってどうなんですか？
元ディーラーってことだけど、ちゃんとしてるんだろうか。

>>19
胡散臭さそう。

>>1
岩田キクオ　『デフレの経済学』

小説　巨大銀行システム崩壊 毎日新聞社 (2002-07-25出版)杉田　望【著
三行合併を翌年に控え、若き行員・秋本は、システム統合に不安を覚える。
しかし、金融庁による突然の検査や、巨大スーパーの破綻問題などに忙殺さ
れ、銀行幹部は聞く耳をもたない。
やがて迎えた運命の４月１日―「事件」のさなかに、秋本は、重役から驚く
べき事実を聞かされる…。独自の取材で描く、メガバンク衝撃の内幕。

>>22
ＵＦＪは日立にシステム丸投げしたらしいぞ。

銀行連鎖倒産 講談社 (2002-04-15出版)水木　楊【著】
そのとき、銀行は、官邸は、金融庁は、ジャーナリズムは、そして預金者はどう動くのか。
日本発・世界をのみ込む金融恐慌を精緻なリアリティで描き出す。

カミの震撼する日―２００５年の日中米大衝突 講談社インターナショナル (2002-07-05出版)

・タスカ，ピーター【著】〈Ｔａｓｋｅｒ，Ｐｅｔｅｒ〉・田村　義進【訳】
[B6 判] NDC分類:933 販売価:\1,800(税別)小泉改革は失敗に終わり、日本経済は破綻する。
日本人はナショナリスティックになり、中国は虎視眈々と日米分断を狙う。
その時、元シンガーのカリスマ政治家に、日本中が熱狂―現実はこのシナリオを超えられるか！２００５年、日本はどうなる。

何故そんな煽り系の本ばかり（ｗ

煽り系は当たる

学者の本はインタゲしか書いてない

「赤毛のアン」
ルーシー・モンゴメリ【作】
夏休みの読書感想文にピッタリだ。

カール・シャビロ
ハルR・バリアン
「ネットワーク経済の法則」

ベタですが・・・
ジョセフ・スティグリッツ
「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」

村上春樹
「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」

夏休み向けです。

クルーグマンの恐慌の罠はどうよ？

「世界を不幸にしたグローバリズムの正体」
良かったよねえ>>30

「日本脱出マニュアル」
http://www.faqtory.jp/shopping/books/efj.html

（´-`）.｡oO（私も何か読んでみるかな

クルーグマンの「経済政策を売り歩く人々」は面白かった。

ハコイリ娘。
ISBN:4104073040

--------------------------------------------------------------------------------
２冊（セット）　１８ｃｍ
新潮社 (2002-07-20出版)

・さくら　ももこ・モーニング娘。【著】
[B6 判] NDC分類:767.8 販売価:\2,000(税別)「こういう本が欲しかった」っていう本が遂にできたよ！モーニング娘。
の素顔を、さくらももこが心をこめて皆さんにお届けします。
笑いあり感動あり、激レア写真も満載。

かおりんと山田かまち美術館に行く
圭ちゃんと指輪作りに挑戦する
ごっちんとイルカに乗る
よっすぃーと釣りに行く
加護ちゃんともんじゃ焼きを食べる
紺野、新垣とスケートをする
なっちとピクニックに行く
マリちゃんと本場の石焼きビビンバを堪能する
リカちゃんとＴシャツをデザインする
辻ちゃんと食い倒れる
高橋、小川とバッチを作る
モーニング娘。のコンサートを見に行く

＞「日本脱出マニュアル」

これを読んで、弟はカナダに留学した。

＞「経済政策を売り歩く人々」

クルーグマン自身について書いた本ですね。

超帝国主義国家アメリカの内幕
[原書名：SUPER IMPERIALISM : THE ECONOMIC STRATEGY OF AMERICAN EMPIRE〈Hudson, Michael〉 ]
ISBN:4198615209

--------------------------------------------------------------------------------
３８７ｐ　１９ｃｍ（Ｂ６）
徳間書店 (2002-05-31出版)

・ハドソン，マイケル【著】〈Ｈｕｄｓｏｎ，Ｍｉｃｈａｅｌ〉・広津　倫子【訳】
[B6 判] NDC分類:333.6 販売価:\2,000(税別)日本のバブルとその崩壊も起こるべくして起こった。
アメリカの金融帝国主義を知らずに日本経済は理解できない！ＩＭＦと世銀を利用して、アメリカはどのように世界経済を操ったのか？アメリカに富を集中させる驚異の経済戦略の全貌がいま明らかに。
米国の圧力で翻訳が中断された幻の名著、遂に登場。

第１章　プレトンウッズ体制―アメリカ政府金融資本の勝利
第２章　地球をまるごと望んだアメリカ
第３章　世界銀行内部におけるアメリカの戦略
第４章　アメリカの帝国主義的対外援助
第５章　ＧＡＴＴとダブル・スタンダード
第６章　ＩＭＦを利用したドル支配
第７章　他国民の資金によるアメリカの戦争
第８章　巨大債務国が世界を支配する構図
第９章　通貨危機を通じての帝国の完成
エピローグ―米国債本位制による通貨帝国主義

世界を不幸にしたグローバリズムの正体
[原書名：Globalization and its discontents〈Stiglitz, Joseph E.〉 ]
ISBN:4198615195

--------------------------------------------------------------------------------
３９０ｐ　１９ｃｍ（Ｂ６）
徳間書店 (2002-05-31出版)

・スティグリッツ，ジョセフ・Ｅ．【著】〈Ｓｔｉｇｌｉｔｚ，Ｊｏｓｅｐ
ｈ　Ｅ．〉・鈴木　主税【訳】
[B6 判] NDC分類:333.6 販売価:\1,800(税別)ＷＴＯ、ＩＭＦ、そして世界
銀行―世界経済の安定と、発展途上国の援助を使命とするこれら国際経済機関
が介入した地域に何が起こったか？東アジア、ロシア、東欧、アルゼンチン
そしてアフリカ諸国は、すべてさらなる経済的困窮へとおちいってしまった
のだ。
一体それはなぜか？そうした機関が押しつけた貿易の自由化や民営化で、利益を得たのは誰だったのか？２００１年ノーベル賞経済学者が、大国のダブル・スタンダードに左右されたグローバリズムの怖さを訴える衝撃の書。

序　最も不透明な機関ＩＭＦとアメリカ財務省の偽善
第１章　国際機関が約束したグローバリズムの恩恵
第２章　破られた約束
第３章　民営化・自由化の罠
第４章　東アジアの危機―大国の利益のための「構造改革」
第５章　誰がロシアを見捨てたのか？
第６章　アメリカを守る不公正な「公正」取引法
第７章　「中国の成功」と「ロシアの失敗」
第８章　収奪者たちの論理
第９章　世界を幸せにするグローバリズムの道

ＫＡＭＩＫＡＺＥ　神風
ISBN:4870314797

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２９７ｐ　１９ｃｍ（Ｂ６）
飛鳥新社 (2001-11-06出版)

・石丸　元章【著】
[B6 判] NDC分類:916 販売価:\1,500(税別)ある夏の暑い日、オレは、奇
妙な元ジャーナリストからの仕事の依頼で瀬戸内海の大津島に向かった。
その小さな島に、第二次大戦中、海軍の特攻隊秘密基地が置かれていたこと
を、オレはその時まで知るよしもなかった。
…神風特攻隊といえば、弾幕をぬってアメリカ艦船に突っ込む映像フィルム
と鶴田浩二ぐらいしか思い浮かばない戦後生まれのライターが体験し、そし
て考えた、スリルと驚きにあふれたコンテンポラリーＫＡＭＩＫＡＺＥスト
ーリー。

九州取材レポートＮｏ．１
「死ぬのが恐かった」と言えない彼らの戦後
神風特攻隊資料転送
Ｙｅｓ！ヘアスタイルはシャギー
「死ぬための早道」・「予科練志願」
第一国分基地跡に吹く擬音
元特攻隊員取材ファイルｉｎ　Ｔｏｋｙｏ
夢うつつ／知覧町の石灯篭に聞いた言霊
ヨタ話・ドラマ月月火水木金金
涙をふいて…・知覧町２
退屈な逸話・特攻隊と淫売宿
ちぇ〜ぃぃぃ・狂気の陸軍少尉
元海軍水兵取材レポート
夜空ノムコウ・「星秘膏」とアンフェタミン
陸軍少年飛行兵のＰＫＯミッション
「オヤジ、涅槃で待つ」・初恋の人は特攻隊員
痛みを抱きしめながら、あの旗を撃て！

>>37
やばい、おもしろそうだ・・・

２１世紀の絶対温度―科学者の眼から見た現代の病巣の構図
ISBN:4834250644

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１８８ｐ　１９ｃｍ
ホーム社；集英社〔発売〕 (2002-04-10出版)

・中村　修二【著】
[B40 判] NDC分類:507.6 販売価:\1,300(税別)まず科学者から立ち上がれ。
「エントロピー増大の法則」で、米国の同時多発テロを考察した注目の科学者・中村修二教授が病める「日本」の現状を憂えて放つ批判と提言と再生の書。

第１章　衝撃だった同時多発テロ
第２章　一度くらいキレてみろ
第３章　米国での生活に波瀾が起きた
第４章　研究環境のために立ち上がる
第５章　限りなく多い日本の課題
第６章　エネルギー的に不安定な日本
第７章　エントロピー理論を乗り越えて

粉飾答弁
上
ISBN:4756141358

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木村剛 アスキ− 2002/08出版
22cm ４４３ｐ
[A5 判] NDC分類:338.3 販売価:\1,800(税別)

書評　起業家サバイバル・ガイド01

　会社を設立し育てるために絶対に必要な法律知識を、分かりやすく説明したビジネ
ス書だ。新しいビジネスのアイデアを思いついたサラリーマンが、弁護士にｅメールで相談するという形式で、「なぜ会社をつくるのか。個人事業主では駄目か」などの基礎を皮切りに、主人公が設立した会社が決算を経て株主総会を終えるまで続く。
　日米両国の弁護士資格を持つ著者は、多くの優良ベンチャーの起業に携わった。
実体験に基づくノンフィクシ

ョンとしても楽しい。

　(前田陽司著／ネットイヤー・パブリッシング・一六〇〇円)

http://www.isis.ne.jp/
http://www.maromaro.com/
ここらへんとかで見つけたら？

(^_^)

マンキューとローマーの間に読むべき本を教えて下さい。

「誰がケインズを殺したか？」日経ビジネス文庫はどうれすか？

ボーナス１００万円超えた　うれしい！

>>48

吉川せんせの
現代マクロ経済学とか。
ただし洗脳されないように
気をつけよ

>>48
ポール・クルーグマンの「経済政策を売り歩く人々」
これは初学者にとって、経済学、エコノミストにだまされないようにするた
めの必読書です。
近経の流れも説明してありますよ。

ま、俺は手始めに「希望の国のエクソダス」（村上龍・文春文庫）でも読むよ。

日本「地下経済」白書 門倉貴史 祥伝社 2002/02出版
販売価:\1,400(税別)大手銀行の研究員という経済のプロがはじめて挑んだ
アングラマネーの学術的徹底検証！援交630億円！裏ソープ7000億円！脱税３兆円！
暴力団は２兆円の非合法所得！
「自動車盗難の被害額が日産の営業利益と同じ」
「覚せい剤の売上は製薬メーカートップの武田薬品の数倍」etc.
世の中が未曾有の不景気にあえぐ中、ウラ社会の金はデフレ時代さえもあざ笑う！？

若林正人氏（元東京銀行営業部企画部産業調査室審議役　元「ニュースステーショ
ン」キャスター）推薦のことばよくぞ書いて下さった。テレビ局は、圧倒的に弱い
経済にハクをつけるために銀行の調査部長を起用しているが……《中略》……ま
ず、彼等が読んで欲しい。もちろん、警察も、税務署も、関係者全員が熟読玩味
すべきだ。否、国民全員が、自分の財産と生命を守る為にも。　　　（本書あと
がきより）

【著者紹介】
1971年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学経済学部を卒業後、大手銀行の総合研究所
の研究員として入社。日本経済研究センター、シンガポールの東南アジア研究所へ
の出向を経て、帰国後、主にマクロ経済の分析を担当、斬新な研究を多数発表。こ
こ数年、それまで本格的には誰も扱ったことがなかった地下経済の研究に力を注ぎ
、昨年発表。テーマの切り口と専門的な分析が経済界、マスコミの注目を集め話題
となる。証券アナリストとしても活躍中。

>>53

さすがですね

>>12
これ釣られて注文して読みかけたんだけど本当に面白い。　この作者はナニモノ？

>>19
国債の状況を知るにはそれなりには面白いと思う．
しかし>12の中で一行酷評してあった。
「国債の暴落で日本経済が崩壊するという小説を読み始めたが、すぐに飽きて
しまった。国が発行する借用証書を売買するだけが仕事の債権トレーダーが
日本を救うという荒唐無稽な話だった」

す、するどい

（ｱｹﾞ忘れた）

読了。今日他の事何もできなかった（ｗ

さくらもーど満開ですがホントこれ面白いっす。
いやー、　小説になるって事は政治家・宗教団体などとんでもない金持ちは
ここに出てくるような事を結構やってるって事なんですね。

・・もうあれですね、高杉も清水一行も完全に時代遅れって事ですね。

>56
「マネーロンダリング」よく出来てるよね。
香港に住んでたことがあるんだが、中環界隈の描写がリアルで驚いた。
ミステリとしてもかなりのものでは。
映画化すればいいのに。

作者は「ゴミ投資家」シリーズ書いてる人らしいです。

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b25930569
知らなかったけど、こんなものまでもう既に出てるんですね。
そりゃハウツー本まで出てるくらいだったらもうちょっと内幕を書く人がいても
おかしくないか。　推理小説としての部分も非常にテンポ良く出来てるけど・・あっちゃー