NHKで紹介されたNGO[ATTAC]。残念ながら途中からしか見れなかった。
投機に対して税(トービン税)をかけ、ヘッジファンドによる地域経済(とりわけ第3世界経済)破壊にブレーキをかけ、
その税収を第三世界の貧困対策に当ているってもんらしい。
よさげに見える政策だけど、良く考えると世界中でこれを実施しないと意味ない。またアメリカが発行しまくったドルが行き場を失って一気に通貨の信用がなくなってしまうような気がする。
まずがNGO「ジュビリー2000」の言うように多重債務国の債務を棒引きにして、世界を駆け巡るマネーの総量を実体経済とイコールに見合ったものにしないとやばいような気がする。
どうでしょうか?
2 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 13:18
age
3 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 13:43
○○風
努力が足りないから報われないのであってですねえ〜
市場経済は努力をすれば報われる社会です。
的確に何が売れるかをとらえて売れば確実にマネーをかせげる。
多重債務国の債務棒引きなんてとんでもない。それはモラルハザードを
引き起こします。構造改革をおこない、儲かる産業をのこし衰退
産業を潰せば欧米の信任をえることができ資金調達はできるはずなんです。
ヘッジファンドの規制なんておっしゃりますが自由な要素移動を妨げ
効率的な資源配分をさまたげるからとんでもない!
中国にはたくさんの資本が外国から入りめざましい発展をしている。
これも安い賃金でも熱狂的に働く労働者がいるからです。5万円
が中国の労働者の平均月収です
あなたの旦那さんはいくらの給料を貰っていますか。その給料に見合う
だけの労働を提供していますか?
4 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/01 23:42
>>3 初レスありがとう。私もよくわからないんでスレッド立てたんでご意見助かります。
で、いくつかレスをば。
>努力が足りないから報われないのであってですねえ〜市場経済は努力をすれば報われる社会です。
「市場経済は努力すれば報われる」というのは多分「信念」であって事実ではないかと思われます。実際のところ新製品やこれまでになかったものはマーケティングはできないわけですしね。
的確に何が売れるかがわかるなんて市場経済では不可能なことです。
>多重債務国の債務棒引きなんてとんでもない。それはモラルハザードを引き起こします。
その危険性は懸念されるでしょうが、すでに多重債務国はまともに返済できていません。というかしていないに等しいわけです。
それ以前に貸し付けた側のモラルも問題があるのではないでしょうか。かつて植民地運営にしていた先進国が貸し手です。
植民地運営とは宗主国側にとって必要なものを生産させるよう経済を支配し、それ以外のものは踏み潰されてきています。
その後植民地解放をしたとはいえ、経済基盤をずたずたにし、宗主国との取引無しには成立しない状態にして解放したのではないでしょうか?
そこにつけこみ間接的に植民地化する道具として大量の貸し付けをしてきたのではないでしょうか?
>構造改革をおこない、儲かる産業をのこし衰退産業を潰せば欧米の信任をえることができ資金調達はできるはずなんです。
そうなんでしょうか?何が儲かる産業かわかるような話は先に述べたとおり否定的に捉えます。
それに儲かる産業でどれだけその国の雇用を確保できるのでしょうか?餓死者などが出るようであれば、
また先進国が物資援助などなどの支出が出るんですよ?それに多重債務国にまた貸し付ける話(=欧米からの
資金調達)をしていますが、それこそ変な話ですね。多重債務国はその国自体が倒産しそうだというのに、構造改革(緊縮財政)
ぐらいで貸すなんて、どうかしています。もとより、先進国は返してくれなくとも良い仕組みがあるんでしょうが。宗男ハウスのようなカラクリが。
>ヘッジファンドの規制なんておっしゃりますが自由な要素移動を妨げ効率的な資源配分をさまたげるからとんでもない!
正直この辺が私もよくわからないところです。どうして超多額の投機マネーが通貨危機を起こしてながら世界巡業しているのに
効率的な資源配分なのでしょうか?単に投機目的のマネー税金をかけるだけでしょ?それ以外はいやというほど自由貿易協定などで自由な移動をしていますよ。
>中国にはたくさんの資本が外国から入りめざましい発展をしている。これも安い賃金でも熱狂的に働く労働者がいるからです。5万円が中国の労働者の平均月収です
そうみたいですね。でもこれまで中国の主用産業だった製紙産業の労働者などは失業し、かつ先の話ではないですが、人の移動の自由がないので
簡単に転職できないようですよ。
国が富むことと一人一人の国民が豊かであることには隔たりがありそうです。安い労働力で儲けいているのは中国ではなく外資(と合弁してる中国政府)ですよ。
国民はその会社に勤めている人たちだけで、かつ労働で得た労賃だけではないでしょうか?
>あなたの旦那さんはいくらの給料を貰っていますか。その給料に見合う
>だけの労働を提供していますか?
労働者個人の能力についてはどうか知りませんが、企業が利潤を出しているわけで、それを生み出した労働者が総売上以下の価値しか創造していない、などということははずがないですよ。
総売上より総賃金が高いなんてことはありません。ということは、給料に見合う労働を提供しているどころか、給料以上に労働を提供しているんですよ。
これは当然過ぎる話なのでたぶん3さんの書損じなんでしょうね。ミクロの話ではなくマクロの話をしているんですから。
#経済音痴の私ですのでよろしくご批判下さいm(__)m
4=1です(^^;)
大変興味深いスレです。
投機マネーの件ですが、NHKの「エンデの遺言」という番組を
見てから、この問題の解決は「お金のあり方」の根本的変革・・・
いわゆる減価するお金・・・
しかないものと思ってました。
しかし、この方法ではこれまでの経済理論を根本的に改めなくてはならず、
経済システムが混乱するように思えます。
また、貯蓄は美徳という考えの否定に対する素朴な嫌悪感もあります。
それに対し、トービン税は極めて現実的であると思いました。
7 :
招き猫(ノラ):02/05/02 00:20
そう思うなら、財務省に進言してよ。
>>6 さん
>いわゆる減価するお金・・・
なんだかとてもムズカシイですね。インフレーションのことでしょうか?
>また、貯蓄は美徳という考えの否定に対する素朴な嫌悪感もあります。
そうですよね、生活者としては貯蓄は当たり前のことですが、経済全般を良く考えるとな
ぜ貯蓄が美徳になったり、時代によっては「消費が美徳(首相当時の中曽根の発言)」にな
るんでしょうね。
「エンデの遺言」はみていませんが、エンデって「ネバーエンディングストーリー」の
ミハエル・エンデのことですよね?彼は確かドイツ緑の党に近い人です。ドイツの緑の党の
建党の萌芽は神秘学者で有名なシュティルナー(シュティルナー教育でも有名)に縁ある人
たちでした。いまではすでに与党を経験したりしている環境問題におけるオルタナティブ
(代替的)運動の大御所ですよね。
>>8さん
>問題は経済のグローバル化そのものじゃなくて、その運用のされ方が間違っていること
>なのであろうかと。
そうかもしれませんが、わたしはやはり経済のグローバル化、とりわけ資本のグローバル
化に問題があると思います。地球規模で解決せねばならない課題を国際会議で方針を決め
ても、各国が国内で法令化できなければ無意味です。
それは京都議定書におけるアメリカの態度や、森林破壊問題に対するマレーシア・マハティ
ールの姿勢によって頓挫することは珍しくありません。それにちっとも国際会議は民主的
ではないですしね。
もともと資本・経済はグローバル化しています。第1次大戦が世界市場の分割戦争であった
わけですし。資本主義「拡大再生産」の必然なのでしょうね。
これを解決するひとつの手段として「トービン税」はいいアイデアだなーと思います。
理由として資本はどんどん国際化しますが国家自体は国内の秩序安定を求めますから、無国
籍な資本に振り回されたくないでしょうから。 ただ、国家形態もEUのような超国家体制も
出てきていますから、自信はないですが。
ATTACの肝はたぶんトービン税という手法にあるのではなく、それを世界中の市民の力
で各国の支配層ににじり寄って、法令化させるというプロセスでしょう。シアトル暴動まで
国際的問題から市民はとおざけられてきましたしね。
911テロの元凶が貧困であることを考えれば、まず、トービン税導入と同じ似た重債務
国の債務を棒引きにすることが、テロや民族紛争、そしてそれへの「解決」の名を借りた先
進国の侵略戦争もかなり抑えこめるでしょう。当然、先進国もかなり抵抗するので運動が盛
り上がると戒厳令、そして「内乱」鎮圧というお決まりの方法もとるでしょうが…。日本で
ATTACの運動をしようと思えば、まずは有事法制化を阻止しておかないと…。
だいぶ脱線しましたね(^^;)。 今日のところはこの辺で
10 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/02 22:42
トービン税のことは分かりまへんが、土瓶蒸しは好きでっせ。
ヽ(゜▽、゜)ノ (▽、゜ノ) ヽ( )ノ(ヽ゜▽、)
11 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/04 11:54
保全age
12 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/10 15:46
>>9 シュティルナーって、シュタイナーとも紹介されている人ね?
彼は、教育だけでなく、神智学(哲学?)も研究していて、
たしか秘密結社の一員でもあったんだよね。
いや、べつに陰謀論を唱えたいわけではないが。。。
トービン税、漏れもよく分からないので情報きぼーん。
>>4への疑問としては、たしかに
「新製品やこれまでになかったものはマーケティングはできない」とも言えるが
「市場は開拓するもの」で、日本で水が売れてるのも、
エスキモーがオンザロック用の氷を買うのも、
資本主義のメカニズムだと思われ。
電力取り引き(発電による供給だけでなく)も市場化されたし、
アメリカは二酸化炭素の排出に関しても市場化したい様子。
(そうなったら、現在の経済格差=技術格差はそのまま残るんだろうな。)
おまけに遺伝子産業(特許を媒介とした)の市場化も進んでいるし、
このまま市場至上主義が進んでいっちまうのは気持ち悪いな。
まあ、なんらかの規制をかけられれば、それに越したことはないとも思う。
で、具体的にトービン税を導入すると、産業構造そのものに
どういう影響がありうるのかも興味しんしんといったところです。
アメリカは排出権取引に反対しているし、特許は独占権の一種だから
これも価格決定に市場原理を導入するようなメカニズムには反しているのだけど、
そういう事実誤認より以前に、罰金を財源にするような団体は一般にモラルハザードに陥いるので、
事例から考えてトービン税の再配布団体の職員が配布先で性関係を強要するといった事件がきっと起こるだろうね。
トービン税は消費税と同じで経済を破壊する。
15 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/11 00:56
あ、レスが来ていたとは(^^;)しばらく見てませんんでした…すみません。
>「新製品やこれまでになかったものはマーケティングはできない」とも言えるが
>「市場は開拓するもの」で、日本で水が売れてるのも、
>エスキモーがオンザロック用の氷を買うのも、
>資本主義のメカニズムだと思われ。
そうですね。いわゆる需要を作り出すわけですね。それもあくまで需要があるだろうという予測であり、的確なマーケティングだったか否かは結果次第でしょう。
よって努力が報われるというのは市場では『あってほしい姿』であって、事実ではないようですね。
>で、具体的にトービン税を導入すると、産業構造そのものに
>どういう影響がありうるのかも興味しんしんといったところです。
私もそこには関心があります。さほど影響はなく、むしろ為替相場ものに左右されにくくなるのではないかと思います。
>罰金を財源にするような団体は一般にモラルハザードに陥いるので、
>事例から考えてトービン税の再配布団体の職員が配布先で性関係を強要するといった事件がきっと起こるだろうね。
それはATTACのような団体がいわば市民版「許認可機関」になるという意味でしょうか?それともトービン税がATTACなどNGOの財源になるとでも?トービン税にかぎらず、税が民間団体の財源になるということが理解できません。
そんなことはありえないのでは?たぶん日本財団のようなケースを想定しているのでしょうが、ATTACらはトービン税を設けようと言っているだけで、それを自らの財源にするとは言っていません。税収は世界の貧困のために使うことを提言しています。
いわゆる目的税ですね。それを取り扱う公的機関がモラルハザードに陥ることは懸念されますね。
前者であれば確かに懸念されますね。でも、幾らNGOが私利私欲で騒いでも決定機関足り得ないわけですからその心配はないような気がします。むしろそういう懸念をされるくらいに市民が力を持てるかの方がずっと心配。
>トービン税は消費税と同じで経済を破壊する。
むしろ資本主義そしてヘッジファンドが地球を破滅させる危険性のほうが先に5000000ペリカ!
17 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/18 17:42
保全あげ
冷えてきちゃったね
19 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/22 22:26
NHK同番組5回目のテーマは
脱市場経済への挑戦だって。
脱市場経済ってなんなんだろう・・・
おばかな僕には計画経済しか浮かばない・・・
>NHK同番組5回目のテーマは
>脱市場経済への挑戦だって。
それはいつ放送するんでしょうか。あまりテレビ見ないもんで
>脱市場経済ってなんなんだろう・・・
そうですね、市場経済至上主義からの脱却というのであれば、社会民主主義的なスタンスで、「ルールある資本主義」
作りかな?という気がします(日本共産党もこのスタンス)が、「脱市場経済」というと「はあ?」ですね。
市場経済と対極ある計画経済にしたって市場原理はある。いわゆるバザールのような街角市場(いちば)もそうだが、国家が計画して生産しておきながら在庫が残ることがソ連ではあったわけで、つまり需要のないものは計画経済でも売れ残る。
市場原理はあるのに市場機能が停止していた例ですね。
ですからいわゆる「市場経済とはなにか?」がハッキリしなきゃ単なる「資本主義の矛盾」を「『市場』経済の問題」に摩り替えているだけなんじゃないかという疑問がある。
ここでいう「資本主義の矛盾」とは「過剰な自由競争」=独占化への道の事のつもりで書きました。
独占化こそが市場原理・市場機能(需要と供給のバランスの上で行われる競争)を壊すわけで、「脱市場経済」というフレーズだけ見れば、社会民主主義とは正反対に新自由主義(市場経済至上主義・自由放任)も結果的には「市場経済」を逸脱するわけですしね(^^)
21 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 01:39
ばくち打ちは博打場に囲い込めばよい。ばくち打ちが最も効率よく通貨を創造できる仕組みが良くない。
その仕組みは、銀行で、これこそが逆進性に満ちとる。博打と独立して通貨を合目的に供給すればよい。
目的=自由な経済活動による経済成長。基盤は奴隷制とは異なる分業。
20さん
NHKのHPを見た限り第5回目放送日はまだ未定のようです。
NHKが取り上げる「脱市場経済」の意味合いは
http://www.nhk.or.jp/henkaku/ こちらで確認してみてください。
営利目的を排除しながら経済を成り立たせるシステム
というのがここ(NHK)でいう脱市場経済の意味合いのようです。
どのような番組になるのか非常に楽しみです。
資本主義と市場経済の定義、関係をだれか教えてください。
23 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 09:49
公共放送といいながら受信料を徴収し、
一方で政府から予算を付けてもらうような組織が
市場経済の理想を語るなヴォケ
>>21さん
なんかすごくムズカシイですね。
「博打打ち」とは金融資本や個人の投資家や投機家のことですよね。
すると
>博打と独立して通貨を合目的に供給すればよい。
ということになると、博打打ちの世界で稼いだ通貨(貨幣)が一般市場では出まわらない=流通しな=価値がないということになりませんか?
これだとゲームセンターないだけで使える「コイン」と同じになってしまうと思います。
金融活動はレクリエーションでしかなく、経済活動ではなくなるでしょう。
それににういう意味があるのか、興味があります。
>>22さん
あ、ココですね>
http://www.nhk.or.jp/henkaku/closeup/06/ 面白そうですね。
>資本主義と市場経済の定義、関係をだれか教えてください。
我流定義をすると
○資本主義とは
資本家は生産過程において労働者の労働時間を搾取し資本(富)を蓄積する。
そして資本家は得た富で機械化・合理化を進め、労働者の賃金カット・雇用
を減らす。労働者側から見れば働けば働くほど貧しくなる仕組み作りに参加
していることになる。
そして資本家自身も安泰というわけではない。需要は有限であり、そのパイの中の競争となる。
強いもの勝ち残り、他は淘汰される。
トーナメント戦のようなもの。究極的には独占へと向かう性質を持つ経済システム。
○市場経済
等価交換が行われる場=市場。そしてココで初めて生産物の「価値」が決まる。
需要と供給のバランスで価値は決まる。そしてその何度と繰り返す取引は次の生産量決定の指標となる。
市場自体は資本主義出現以前から存在する。需要側はその生産物が今すぐ必要である場合と「先物買い」として手に入れる場合がある。
つまり未来予測も含めて供給量が決まる。
当然未確定な要素を含んでいるため、買占めによる価格暴騰や買い占めたが予想以下の需要しかなく在庫行きということもある。
そうなると必要なものが必要とするもののもとへ行かい危険性がある。
こんなものでどうでしょうかね?
25 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/23 22:03
21であります。現状では、銀行からの融資によって「通貨供給」が可能になるのであります。
通貨供給は、投資の結果正の利潤を得る(生産)という形で可能になります。この結果現状では、生産でのみ
通貨供給が可能です。で、現状は通貨の売買という投機が最も効率良い通貨供給手段となっているのであります。
二つの問題ありと考えます。
生産を介してのみ通貨供給が可能
博打が最も効率的な通貨供給になる
ゆえに、生産から独立して通貨供給すべきであると考えるわけです。
つまり所得として通貨供給する。で、生産は市場分配を尊重する事で、維持向上させます。
投資は経済活動の基本であります。それが通貨の保有である貯蓄と余りにも安易に、かつレバレッジをかけて融合されていることが、問題であると考えます、
つまり最貧国に、一定範囲の新規通貨供給を認めます。これは固定相場です。かつ所得として公平に供給するべきであると考えるのです。
で、OECDに参加できるような規準をつくり、供給力の向上で、通貨価値は固定で、量を増加させる形で(事実上切り上げ類似)最終的には、世界統一基本所得とします。
これは所得平等ではなく、基本給の同等で、市場分配又は政府分配(公的任務従事を意味します)が能力給になります。
要するに、銀行を介した通貨供給を止めましょう、仲介業や博打は原則に基づいてご自由にと言いたいんです。
完全雇用は、僥倖ではないでしょうか。でも絶対消費の保証は義務であります。
資本主義理念の実現の為の制度が市場であります。ただし資本主義的規範が、市場取引の原則であります。
所有の確立で、合意の上で、通貨と商品を、交換する。これが市場取引の原則です。
通貨の定義=価値安定かつ流動性の保証。ゆえに通貨は商品ではない。なぜならば商品とは価値が変化するものであるから。
26 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/25 22:57
age
>>25 レスありがとう。すごく難しくてすぐ理解できない。たぶん
>要するに、銀行を介した通貨供給を止めましょう、仲介業や博打は原則に基づいてご自由にと言いたいんです。
>完全雇用は、僥倖ではないでしょうか。でも絶対消費の保証は義務であります。
この部分が理解できれば許される範囲かな?と思っています。
私も引用部後段分は賛成です。でも他はどう言っていいかまだわかりません。
いわゆるマネタリズムではないんですよね?
28 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/05/26 15:31
通貨とは結局市場経済では、所得でしかありえません。で、市場取引自体では、通貨は融通できても、創造は出来ません。
で、資本主義の目的は成長だから、通貨の増加が必要です、通貨の増加=ある期間の増加は、融通でも可能です。が、それじゃ不安定かつ不自由でしょう。
だからある時点での通貨の量(これは市場取引では変化しえません)は、増やした方が合理的でしょう?
増やすなら、通貨は所得でありますから、所得として公平に供給したらどうですか。といいたいのであります。
銀行とは何ですか?貯蓄を投資化する機関ですね?これは事実上重複所有の容認ですね。貸借が常に実行されてのみ、実現可能です。
では、投資とは常に成功しますか?しませんね。その結果が不良債権です。
よって銀行を容認するなら、常に貸借が成立するように介入しなくちゃなりません。だから自由化なんかもってのほかなんです。
銀行って市場メカニズムの原則に則してますか?と言いたいですね。
要するに、不良債権が膨大ででる可能性が十分ありうるのに(事実ある)、それをないものとして考えているとしか思えない。
はは、少しわかってきた。つまり「生産によって生み出された価値=通貨供給量=市場取引(投資は含まず)の総量」とし、地球規模でのクローズ市場をつくろうってことですね?
で、こういう図式にするとますます通貨単体が価値を持ち始める(物神性)が、そこで通貨自体の取引をさせない。
こういうことですね?
これは面白いです。
>銀行とは何ですか?貯蓄を投資化する機関ですね?これは事実上重複所有の容認ですね。貸借が常に実行されてのみ、実現可能です。
これはよくわかりませんが、投資に「オプション」というのがありますが、これは「『りんごを買う権利』を買う権利」とみたいにひとつの商品にふたつの交換券を発行する仕組みだと記憶してます。
これなどは膨張しまくる通貨量の原因そのものだと思っています。
でも、引用部を読むと銀行制度自体が市場の拡大とは直接関係なく通貨量をあふれさせる(不良債権も増える)制度のようですね。
こういう仕組みの中でゴミ債権を押し付けられたも同然なのが第3世界(ちなみに共産圏なき今、「第3」とは変だが置いておく)の多重債務国だったりするわけですね。
私はそう思うので、NGOジュビリー2000のいうような債務放棄には大賛成です。
どうでしょうか?私はあなたの意見を履き違えていますでしょうか?以上のように理解しているのですが・…
30 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/01 23:31
遅くなって失礼致しました。
私は債務放棄には反対でありまして、というより多重債務国にはまず一定範囲の通貨供給を認めるべきであると考えます。
で、それは所得として公平にその国民に供給されるべきであると。
単純にいうと、公平な分配が資本主義には必要で、公平な分配=基本分配+能力給(市場分配)であると。
で、市場取引においては全て交換を原則として取引が為されるべきであると考えるわけです。
債権というのは、基本的には債務者の自己資本が存在する限りにおいて有効で、債務者の破綻の場合は、交換で取引終了(担保の所有移転)であるべきであると考えるわけです。
要するに債権放棄というのは、事後変更であるから公平ではない。むしろ予防策こそが合理的に為されるべきなのであります。
成長が目的であるから、通貨の総量は増加するべきであります。で、通貨は市場取引では変化し得ないから(可能なのは融通だけ)、新規供給で増加させます。
新規供給は所得で為されるべきである、投資と貯蓄は区別されるべきであると考えるわけです。、
銀行は慣習的な制度であると考えるわけで、余りにも逆進性が強すぎるし、投資を生産に強要しすぎではないでしょうか?
そうです。クローズ市場=真のグローバル市場=真の資本主義の実現でありまして、分業参加者全体に公平な分配の達成を前提に、自由な経済活動による経済成長を目指すべきであると考えております。
そのためには、現状の通貨供給システムが余りにも「不安定かつ不公平かつ不合理」であると考えております。
ふに〜〜(^^;)
>要するに債権放棄というのは、事後変更であるから公平ではない。むしろ予防策こそが合理的に為されるべきなのであります。
それは対等な関係の上での貸し借りの話でしょ?侵略・植民地政策の傷跡である、第3世界・発展途上国の多重債務と一緒には語れないと思いますよ。
>成長が目的であるから、通貨の総量は増加するべきであります。で、通貨は市場取引では変化し得ないから(可能なのは融通だけ)、新規供給で増加させます。
通貨の総量を増加しても市場はゼロサムですから単にインフレが起きるだけで、多重債務国に通貨供給を認めて所得分配しても、焼け石に水だと思います。
今日はこの辺で
32 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/07 13:29
ゆるやかな進行速度だけどマターリと濃密な議論。
ageておこう。
33 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/08 21:20
>それは対等な関係の上での貸し借りの話でしょ?侵略・植民地政策の傷跡である、第3世界・発展途上国の多重債務と一緒には語れないと思いますよ。
私は以下のような原則を主張するのであります。
すなわち市場分配は、所得格差を前提として機能する。所得格差は生産者への所得集中を意味する。
私は、公平な分配というのが、自発的な分業を基盤とする資本主義においては、不可欠であると考えます。で、公平な分配とは何か。
公平な分配=基本分配(インフラ保証)+能力に応じた分配(市場分配)と考えるわけであります。
で、私は雇用や生産活動というのは、投資の結果である「優良資産」で生じるものであるべきだと考えるのであります。
従って、完全雇用というのは、基本分配として妥当ではないと考えるのであります。
長くなるから、結論から言いますが、基本分配は、所得として公平に為されるべきである、基本分配は、インフラを保証するものであり、自発的な投資=訓練学習教育を自発的に可能とする額であるべきである、
と考えるものであります。換言すれば、失業保険、生活保証、奨学金、家庭内経済活動への報酬を自発的に可能とするものであるべきであると考えるわけです。
これを義務教育修了者に所得として保証し、その額の総和をその国家の新規の通貨供給をなすべきではないかと言いたいのです。
重要なのは、インフラの保証はその供給の安定を前提に可能であると言うことであります。
供給の安定向上は、自由な経済活動を前提とし、正統政府が存在する市場メカニズムで可能であると考えます。
要するに、上記内容で、通貨供給を行うのであれば、経済活動は市場メカニズムの徹底が可能でかつ合理的ではないかと言いたいのです。
と言うのは、上記通貨供給の範囲では、淘汰は生じないからです。これが、私の言うところの予防策です。
要するに、消費への融資を止めさせ、市場分配への介入である再分配や債務放棄ではなく、新規通貨供給の公平かつ合理性を為すべきではないかと言いたいんです。
債務放棄の件ですが、私は以下の解決が合理的であると考えます。
債務放棄を認める。
同時に債権者に元本保証を行う。
つまり通貨の新規供給を行うが、それは債権者に対しての保証で行う。
同時に、今後は取引においては市場原則を徹底する。
貸借ではなく交換が原則であり、貸借はいわゆる債務者の所有の範囲でのみ容認する特殊取引とする。
同時に絶対消費において、債務取引が必要とならないように、前記のような通貨供給を行う。(一定範囲の通貨の新規供給を全ての国家に認める。現状では格差を認めるべきであり、将来的には格差は新規供給においてはなくす方向とする。新規供給は所得で行う)
私は、市場が機能すればインフレにはならないと考えます。市場が機能しないがゆえにこそ、インフレは生じると考えます。むしろデフレが怖い=通貨的な介入がなければ必然=のであります。
さらに、「銀行を中心とする現状の金融制度」は、市場メカニズムの原則から逸脱していると考えております。ゆえに「金融の自由化」「資本の自由化」と言うのは、そもそも概念矛盾であると考えております。長くなりますから、とりあえずここまで。
35 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/06/09 01:14
まあ、金融専門的な議論はよしとして、激しくマネーが動くメリットを
挙げよう。
金融業にはIT設備が必須。IT産業が儲かる!!!
トー便税なんかやらかしてもらって、マネーの動きが鈍って、
その結果IT産業へしわ寄せがくるのは嫌だと思うし、日本の
国益に反すると思うが。
動きが鈍れば量を増やせばよいんですな。生産は消費が必要。
問題は、市場自体や金融に市場拡大が可能かどうかなんですな。
フォード主義が可能なら、市場拡大は可能。
金融の市場拡大は、多くの場合「負債資産両建て」なんですな。バブルの時はいいです、でもバブルは破裂するですな。
そうすると通貨は急減する。デフレになるんです。
トービン税の目的は、再分配がメインなんですから、むしろ新規供給を公平に行い、現状の金融業の著しい増幅性を廃止するべきなんですな。
リスクを徹底的に自己責任で取らせ、かつ通貨の貸借やてこ作用を認めなければ、博打の横行はかなり減ずると思います。
ちゃんとレスに気づいてます(^^;)でも落ちついて読む間なし。少し待って。
できればほかの人の突込みなどフォローも願いたし。では
38 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/04 15:07
独立記念日age
39 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/15 02:12
>>35 >トー便税なんかやらかしてもらって、マネーの動きが鈍って
トービン税は1日のうちに何度も売り買いを繰り返すような投機目的の資本を狙い
撃ちする為に、1%未満の税率にする事が提唱されてます。
実体経済を牽引する中長期の投資がそれで鈍ることは無いでしょうし、金融業界べ
ったりのSIベンダもIT業界全体から見れば少数派ですよね。
結局トービン税で困るのは投機筋だけのように思えますが?
40 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/07/24 14:49
(・人ξ) んー
41 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/08/16 03:30
保守ageしとく。
42 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/08 14:57
保守age
43 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/09/24 12:41
イイ!
44 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 12:41
(゚∈゚*)
45 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 13:09
これしかない!
短期の資金を規制すれば流動性が失われるじょ。人気のない通貨の
国がますます困るじゃにゃいにょか?