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金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
流れと関係ないんですけど、
出版業界の扱っている商品の性質から、
これを演劇やコンサートなどのイベントのビジネスと同じように考えられませんでしょうか?
出版社=イベント屋
取次ぎ=チケットぴあなどのチケット流通業
書店=チケット販売端末(チケぴの店舗)
書店の業務とは再販制度の導入時点から既に、
物理的な情報端末提供(その場で買える)とその宣伝(棚に並べて見せる)でしょう。
その商品(情報)の実際の小売は出版社であり、
情報端末と宣伝へのジョイントシステムが取次ぎなわけですよね。
金儲けしたい人や企業として成長しようなんて思う人が
書店(チケぴみたいな店)をやろうという考え自体間違い。
店舗の立地(本を読む人がいない場所なども含め)以外にリスクがないんだから儲かりようが無い。
書店の本質は販売代行業であって、
そもそも書店が値段の差別化で他店と競合しようという考えは、
書店の本質を取り違えている発想。
チケットピアは勝手にチケットの値引きをしたりしません。
出版社というのは製造元であり、かつ原則返品自由というリスクを背負っているところから小売でもあると言えます。
情報という商品を現状の制度で扱っているという状況は、すごくミニな世界なので、
他業界と比べるのは、門限を気にするお嬢さんのお父さんに対して基本的人権を意見するくらい変な話だと思います。
最初から本を読まない人を相手にしていない業界なんですよ、出版っていうのは。
「歯車便覧」なんて何万円もする本、10円でも買わないし。
でも長ーいスパンで見ると、ちゃんと売れる。
本を読む人も本を売る人も、「情報」なんていう本来値段のつけようのないものを売り買いしているんだから、
やくざみたいなもんですよ、本質的に。