>>431 俺、クルーグマンのNYタイムズのコラムは毎回翻訳しているけど(週二回
ていど)、著作権等の問題がなければここに書き込んでもいいんだがな。
問題ある?
477 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 00:23
>>475 サマリーを書いてリンクするのが良いと思われ。
じゃとりあえず次号から。お楽しみに!(といっても最近の彼のコラムは
経済ネタよりブッシュ批判が多いので、経済版の皆さんには期待はずれかも)。
日銀を擁護しているのは、副島信者(小室信者)、石原信者、PHP系か
それでは今日のコラムから
「日本経済ブームが終わった後に私は日本経済の虜になってしまった。
日本企業が世界を征服しようとしていた80年代、米国人は日本に大変
注目していた。空港の売店にはサムライの絵をカバーにした経営関係の本が
あふれていたことを覚えているだろうか?やがて日本のバブルは崩壊し、
企業と国に適切な指導力がなければ国がこけることもあるということ意外は
日本から学ぶことは何もないという結論に我々は達した。もちろん我々には
日本の抱える問題はない...」
[でもそうだろうか?ジャック・ウェルチのガッツは日本の企業戦士と
同じ位過大評価されているのではないかと最近思い始めている。
我々の自身を奮い立たせるような政治家がいるわけでもない。
私はむしろ最近憂鬱になりかけている。日本の政策は悪いまま
ここまで来ているが、米国は日本より悪くなる可能性がある。
日本のバブル後の経済政策について誉め言葉を捜すのは難しいが、
他の国が日本と同じ状況に陥ったらどう対処するかについて私
はずっと心配してきた。案の定という感じで、米国は自国のバブル
崩壊ととりくんでいるが、悪い経済政策が作られるところを見るのは
対処法を心配するより簡単なようだ...]
[グリーンスパン氏と取り巻き連中が採った当初の対処のしかたは日銀
のそれよりはずっとましだったことには間違いない。連銀は日銀の利下
げのスピードが遅すぎたこと、また日銀が事の深刻さを悟ったときには
時はすでに遅すぎたことを知っていた:金利をゼロまで下げても回復に
は至らなかったのである。連銀は早急且つ頻繁に利下げを行った。
2001年に行われた11回の利下げは住宅購入ブームと借り替えブームを
起し、経済がより深刻な景気後退に陥る瀬戸際からすくった。
しかし、去年の利下げも十分ではなかったことが明らかになって
きている。株式市場について私が語る必要はないと思うが、
景気が二番底に向かっていることを経済指標は明らかに示している。
債券市場も連銀が再度の利下げをすることを予測している。しかし、
連銀が日銀よろしく金利をゼロまで引き下げ、それでも景気が上向
かない場合はどうなるのだろう?...]
[経済をなんとか支えるために日本政府はある意味かなり効果的な対策
を打ち出してきたことを知っている者は少ない。公共事業に莫大な
資金を投入する国を馬鹿にするのは簡単だし(用途不明の橋や車の
走らない道路など)、莫大な資金が無駄になったことも事実である。
しかし、景気刺激策のおかげで大恐慌に突入せずにすんだこともまた
事実なのである。
そこで米国は何をすればいいのだろう?我々が現在やっていることは
全く逆のことである:経済不振にもかかわらず国内消費と削っており、
その一部は政府レベルで行われている。ブッシュ政権はことあるごとに
公共プログラムをけちっており、退役軍人の恩給から医療補助費まで
、あっちこっちで何十億ドルかを削っているのだ。またこれはもっと
大事なことだが、州政府や地方自治体はこの不景気で税収が減っている
のに、連邦政府は何もしておらず、今削る必要も無いものまで削って
いる...]
[アラン叔父さんだけでは救えない状況にまで我々はまだ陥っていない
が、去年行われた景気刺激策に関する討論会で、政府は経済問題に対
して合理的な判断ができないことがわかった。このとき経済学者は
危険を感じたが、ブッシュと彼の友達議員がそこに見たのはチャンス
であった。富裕層と企業に更なる減税をプレゼントするチャンスで
あり、彼らの政治目的を果たすには絶好のチャンスだが、経済問題解決
には何の関係もないチャンスである。シェブロンテキサコとエンロンに
遡及減税を与える提案を覚えているだろうか?
最後に、経済刺激策に対する必要性はその時点では差し迫ったもの
ではなかったが、景気回復がつまずいたときに我々はそれをうまく
乗り切れるという理由は何もない。
もちろん、最悪の事態は我々の指導者が経済学を無視することに決め
、他国を攻めることで、上昇する失業率や下落する株価から国民の目
をそらすことである。もちろんこんなことを心配する必要はないと
思うが。でも本当に心配する必要はないだろうか?]
長々とすいません。誤訳等ございましたらご指摘いただければ
幸いです。
487 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:01
神様ありがとう
488 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:07
実はアメリカも日本と同じ道を辿りそうな感じですね。
ブッシュが落選して構造改革を叫ぶ人が大統領になったら笑えるな。
489 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:09
日・米・欧で構造改革ブームを作る!
さぁ椅子とリゲームのはじまりはじまり・・・
490 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:11
475氏
でも、グリーンスパンは分かってやってると思うよ。
どっかのHayami sanと違って(w
491 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:20
アメリカには、まだ失うことのできる10年がある・・・
ようするに敵のほうが弱まればよいのだ
492 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:21
>>490 どんなシナリオだろうね。
ブッシュ君がイラク攻撃のために大財政出動(20兆円以上?)を
行うから今年の暮れくらいに効果が出てくるかな。そしてダウが
6500ドル(緑爺が根拠無き熱狂と言った時のレベル)まで下がるのを
待つ。6500ドルまではあと1ヶ月くらいかかるかな。
そう考えると今月末までになんか緑爺はやると見た。
11月5日は選挙もあるからスケジュール的にもちょうどか。
493 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:21
494 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:24
>>492 緑爺はわざと利下げの余地を残している・・・とだけ言っておこう(w
495 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:40
クルーグマン発言要旨
・今回の内閣改造は評価する
・銀行に対してかなりの額の公的資金を投入して不良債権を処理すべき
・しかしながら日本経済の抱える問題の核心は「銀行の問題」ではなく
「デフレ」である
・ゆえに4%のインフレターゲットを導入しデフレからの脱却をはかる
べきである。4%が高いというのなら2%でもいい。
・アメリカがデフレに陥る可能性は50%あり、最近のグリーンスパン議長
はまるで言い逃れをしている速水のようだ。
・アメリカが日本の二の舞になるかのような政策運営&雰囲気である
496 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 19:43
クルーグマンは日本に何しに来たの?
497 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 20:07
>>496 「大林組都市研究振興財団 第2回大林賞表彰式」に出るため。
さっき生で見てきました。
498 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 20:58
その賞はノーベル賞なみに金はだすのか?
499 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/01 23:17
>486
いや、大変わかりやすい訳ですね。ご苦労様です。
クルーグマンは「恐慌の罠」という本の冒頭で
「…アメリカでは日本のような不動産バブルは発生しておらず、日本とは状況が異なっている。日本はバブル崩壊後、10年たっても問題を解決できないでいるが、私はアメリカの問題は2年で解決することができる程度のものだと思っている。」
と書いています。この部分は今年の初頭に書いたもののようですが、1年たたぬ間にガラリと厳しい見方に変わっているんですね…。
500 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/02 00:18
日本ほどじゃないけどアメリカもデフレ傾向にあると思うな。クルー
グマンは、アメリカ本国でもインフレターゲットを主張するのかな?
501 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/02 00:21
もうしてる。
503 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/02 08:54
>・しかしながら日本経済の抱える問題の核心は「銀行の問題」ではなく
「デフレ」である
ここが大切ですね。デフレを解決しないと「金融システム」の問題も
解決しない。その逆ではないということを指摘しているようですね。
それと、いわゆる不良債権問題には、「土地」と「倒産寸前企業」の
二種類があることにも、気をつけなきゃ。
>アメリカでは日本のような不動産バブルは発生しておらず、日本とは
>状況が異なっている。
といっているところを見ると、この区別をクルーグマンも
あまりわかってないかも。「不良債権問題」→「破綻企業問題」&
「不良土地資産問題」っていうふうに改名したらいかがでしょうか?
505 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/03 15:18
クルーグマンはウンコです
506 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/03 19:58
クルーグマンはユダです
507 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/03 20:08
>>499 その程度の学者なんだよ。
もしくは経済学がその程度のお遊びなのかもね。
こういう輩の口車に乗って政策を行う危うさがわかるってもんだ。
508 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/03 21:35
>507
アメリカが日本と同じ程度の国だってことだよ。
あまり無知を晒すなよ。
509 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/03 21:46
>>508 ただ、アメリカは日本と同じ道を辿らずに3年くらいで景気回復してそうで
なんか鬱。
510 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/03 23:18
>509
そういう発想だと、北朝鮮が共産主義を続けたためにルンペン国家(死語か?)になったのを喜ばなきゃいけなくなる。
まあともかく、米政府の政策は全然変で、知能程度も低いしモラルも地に落ちてる、とクルーグマンはいってるらしい。
米国が短期回復するかは運次第なんだろうな。
>・アメリカがデフレに陥る可能性は50%あり、最近のグリーンスパン議長
> はまるで言い逃れをしている速水のようだ。
恐ろしい。亜米利加までデフレ懸念とは。
でも、ここからがグリーンスパン議長の腕の見せ所ですね。
もし量的緩和+インフレターゲティングで成功に導いたら、
日銀ってバカみたいですよね。10年こけっぱなし。
512 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 01:09
>>511 ク氏はFRBができるかどうかを危うく思っておるようだ。
513 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 03:05
で,結局なぜ恐慌型経済が復活したんですか?
514 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 03:11
『空間経済学』はどうですか?
515 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 03:23
>>512 ク氏ってクーの事かと思ったよ(藁
クルーグマンは頭良いし自信満々なところがあるから、
自分以外は信用しないという傾向があるように思う。
516 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 08:42
クルーグマンはユダです
517 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 08:44
あのチビはただの酔っぱらいです。
518 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 10:00
仮にユダヤ人でちびで酔っ払いでも、言ってる事が正しければ
別に構わないんちゃうかと。所詮経済学者は直接的影響力ない
んだしさ。
それより、サドでキツネ目で3世議員の方がよっぽど直接的に
実害があると思うよ。
今日の分です
私の経済計画
「ニュースでは戦争のことばかり取り上げられているが、経済の最前線でも
不吉な兆候が見られる。特に劇的なことが起こっているわけではないが、
経済指標は月を追うごとに予想より悪くなっている。政治のことはしばし
忘れて、今我々に何が起きているか、また我々は何をやらなければ行
けないかを考えてみよう。」
「大事なポイントは、これはあなたのお父さんの世代が経験したような
景気後退ではなく、あなたのおじいさんの世代が経験したような景気後
退だということだ。つまり、これは連銀がインフレ退治に立ち向かう
ためにもたらされ、インフレ退治と利上げが終わると簡単に反転した
戦後型の景気後退ではない。これは戦前によく起こった投資過剰から
来る典型的な経済不振である。そして、このような経
済不振は単に利下げをすることで簡単に片付くたぐいのものではない。」
「連銀が昨年即座に利下げを行ったことでより大規模の景気後退が
避けれたということに疑問の余地は無い。だが、もっと厳しい見方を
すれば、連銀がこれまで行ってきた利下げは十分ではない(また十分
な利下げをできない可能性がある)。連銀のFFレートはここ何10年
かで最低のレベルであるが、投資判断に重要なのは実質FFレート
(名目金利からインフレ率を引いた数値)で、現在インフレ率が
比較的低いことから、これは
90年代前半に起きた景気後退期の大底の時のレベルと同じレベル
にある。」
「そして、グリーンスパン氏と彼の同僚により行われた利下げの幅は
比較的小幅である(利下げのスピードは90年前半の時よりも早かった
が)。前回の利下げ幅は6.75%だったが、今回は4.75%である。
連銀がゼロまで利下げをしても利下げ幅は前回より小さくなる。
90年代の好景気が80年代のそれより大きかったということであれば、
景気後退から脱却するには前回よりも大規模の景気刺激が必要だという
ことになる。このことを考慮すると連銀は十分な利下げをしていない
ことになる。またゼロまで利下げをしても十分ではない可能性がかな
り高い。
「そしてこの状況はしばらく続きそうだ。馬鹿騒ぎの後片付け
(特に通信分野)にはしばらくかかるだろう。 経済不振は2004年
まで続きそうだし、それよりも長くなるかもしれない。連銀は更なる
利下げをするべきだし、それは事態を改善する一助となるだろう。
他に何をすればいいのだろうか?」
「答えは、消費を奨励し、設備投資意欲が復活するまでのつなぎとな
るしっかりとした財政政策を打ち立てることだ。ジェフ・マドリック氏
が昨日のタイムズに書いたように、そのような政策を構成するいくつか
のプログラムは明白だ。まず、失業保険の期間の延長をすることだ。
現行の失業保険は前回の景気後退期のそれほど寛大なものではない。
これには、お金が本当に必要な人を助け、お金を実際に消費に回す人
たちの手に流すという二つの効用がある。2番目に、日を追うごとに
資金繰りが難しくなっている州政府に補助金を出すことである。
これにも、公共機関のサービス廃止を防ぎ、需要を起こすという二つ
の効用が得られる。」
「これらが十分でなければ税金の一部払い戻しをもう一度やればよい
(今回は税金を払っている全員を対象にする)。さて、財源をどうす
るかだ。すでにお気づきかと思うが、将来に予定されている減税を
取りやめにすればよい。景気刺激が必要なのは今なのだ。
金持ちに対する5年後の減税など必要無い。
これは難しい話でもなんでもなく、経済学の教科書に載っている
ことで、実際の現場に適用できるものだ。政治的にこれが無理なのは
わかっているが、なぜ無理なのかを尋ねる資格が我々にはあると思う
が。」
526 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 19:47
さすがに、
>>524 は日本の現状をよく見てるね。
527 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 22:18
これは彼のアメリカ経済に対する処方箋でしょ?
528 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 22:41
>>524 これは日本の悲劇からアメリカを救う方法として書いてるな。
ブッシュ君は公共投資としてイラク空爆を選んだわけだが、
実行できるのかな。
529 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 23:39
530 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 23:43
>>527 だからさ、日本の失敗を良く分析して、
自国に生かそうとしているな、って事よ。
531 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 23:54
なるほどね。でも
> 失業保険の期間の延長をすることだ。
このことを日本で主張する人がほとんどいないのは何故なんだろう?
532 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/04 23:58
>>531 改革馬鹿、脳内勝組馬鹿が多いから。
ことで、実際の現場に適用できるものだ。政治的にこれが無理なのは
わかっているが、なぜ無理なのかを尋ねる資格が我々にはあると思う
が。
正直、この一文しびれた。
政治板の動物が机上の空論とか言い出したら、この言葉をぶつけて
やることにしますた。
533 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 00:03
>>529 どういたしまして。いやー、自分の訳に何らかのフィードバックがある
というのも面白いものですね。何せ、仕事中に短時間でやっているもん
ですから、必ず誤訳があると思いますが、その点はご容赦を。
量的緩和ならぬデフレ日本へのヘリマネ奨励者。
536 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 06:58
>>532 >政治的にこれが無理なのは
>わかっているが、なぜ無理なのかを尋ねる資格が我々にはあると思うが。
わかっているならそちらの処方箋も考えてやれといいたくなるな。
これ読むと単に現場に責任のない人間が自分の専門領域では問題は解決できるんだから
いいたい放題言えるという文に見えるな。
537 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 07:36
>>536 単純に、共和党を批判している、と考えるべきなのだった。
538 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 10:16
クルーグマン!age
,, ,.. -───--:、
l゙,ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::丶
`、`\ ,〃::::::;ィ:/!:::::/l:::::;:;::::::::ヽ
\. \ ' i´|::;イ |:::/ 'く:、!::::::::::i
\ \ レ-=・=- -=・=-i:;l:::_::::|
\ `'-、_ i' 、__,__, レ' il:::|
\ | lト、ヽ, ,...ノ:::l
\:| ||、``lヽ、 /:::::::::::::'、
iノ」,! ', ノ Li゙)_ iヽ;:::::::ヽ,'--'=‐'
ヽl il,L,.>',"_,..>:;::::::':、_
/ ,)、ヾ,,' y'´,.-='、ー-‐"
/ ||\ ``''‐'゙-<"ヽ,
i |.| `''-、.,_ !
l,..................l i_. l. `''''''''"
539 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 10:59
540 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 12:47
だいたい今の日本には
需要と供給の区別すらついていない
DQN厨が多すぎる。
これでは、まともな政策も
実行のしようがない。
そういう人は
おねがいだからもうちょっと勉強してほしいね。
541 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/05 15:12
>>536 昭和恐慌で鈴木商店・台湾銀行がなんでやばくなったか、
歴史からお勉強しましょうね。それと同じ事をまたやっちゃう
政治屋さんの鳥頭を直すのが先決です。
542 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 19:45
543 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 20:37
544 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/06 20:38
>>543 それは無い。
金子はクルーグマンをボロクソに扱き下ろしている。
ハイパーインフレ論者でもある。
545 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/07 00:20
クルーグマン!age
,, ,.. -───--:、
l゙,ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::丶
`、`\ ,〃::::::;ィ:/!:::::/l:::::;:;::::::::ヽ
\. \ ' i´|::;イ |:::/ 'く:、!::::::::::i
\ \ レ-=・=- -=・=-i:;l:::_::::|
\ `'-、_ i' 、__,__, レ' il:::|
\ | lト、ヽ, ,...ノ:::l
\:| ||、``lヽ、 /:::::::::::::'、
iノ」,! ', ノ Li゙)_ iヽ;:::::::ヽ,'--'=‐'
ヽl il,L,.>',"_,..>:;::::::':、_
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i |.| `''-、.,_ !
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546 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 12:24
期待age
>答えは、消費を奨励し、設備投資意欲が復活するまでのつなぎとな
>るしっかりとした財政政策を打ち立てることだ。
これは、正しいと思う。金利政策だけじゃ、投資を刺戟できない、
ってことだね。でも、失業保健の改善とか、官需とか
そんなレベルじゃダメだと思う。やっぱり、消費者にばらまいた
ほうが早いんじゃない?
548 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 13:15
生徒:先生、クルーグマンはウンチですか?
先生:いや、クルーグマンはウンコです。
549 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/08 19:15
ノーベル賞候補です
>>544 >ハイパーインフレ論者でもある
違うよ、インフレターゲット論者だよ。
551 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 19:19
翻訳うっぷ 期待あげ。
日曜日のコラムあまり面白くなかったですよ。どうせ暇だから
希望者が多ければよろこんでやりますけどね。
553 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 20:21
読みたければ勝手に読むだろ?
554 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 20:26
>>550 「当初は金利引下げ効果が働くが、やがてはハイパー・インフレに行き着く危険性が高い。
歴史の教えるところだ。」
「いったんハイパーインフレになれば、庶民の生活苦は倍増する。
望ましい選択肢とは考えられない。」
だそうですけど?
555 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 20:36
じゃー明日新しいコラムもでるかも知れませんのでまとめて...
こうご期待。
557 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 21:06
金子勝とクルーグマンじゃ格が違うなんてもんじゃないだろ(w
558 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 21:37
人気者
559 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 22:45
経済賞を当然のごとくのがしました。
実際は候補ですらなかったのだろうけど。
560 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/09 22:55
______
/ \
/;/ \
/;;/ ─ |
/;;// ── | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ;;/// _,-=- _,-= |経済学はクルーグマンだけで
/ / ノ_ ヽ | <語れるんだな〜
|ii ///´ ヽ .| | これは定説なんだな〜
/ii::::::::// ( о ) | \_____
|iiiii::::::::::::::::/// /_,,,,;;iiiiiiii;;;,,_ヽ
/iiii:::::::::::::::::::::::////;;;;───、ヾヾ
|iiiiiiiii:::::::::::::::::::::::::::::///\__/ヾヽ:::\
彡iiiii::::::::::::::::::::::::::::::// ;; ; ;; 》:::::::ミ
ノノノノ;;;;;;::::::::::::::::::《 ;; ;; ;》 ;;》ゝゝ
ノ丿//ノノ;;;;》 ;;》 》 ;;ミ
ヽヽ《 ;;; 》(
``《人/
伝統的ケインジアンの処方箋でねーの。
>>554 ごめん。544はよく読んでみると金子のことを書いてたのね。
563 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 15:47
age
564 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 22:16
10月8日のクルーグマンのコラム読んでみた。556さんが訳されるそうだけど
少しだけ紹介するよ。
題は"Fool Me Once" 「バカにするのもいい加減にしろ」っていう感じか。
概要は、今のアメリカ政府の連中が汚い連中で、我田引水の法案を作ってるっていう話なんだが、
ブッシュ大統領を
George W. Bush, whose business career consisted of a series of murky insider dealings
汚いインサイダー取引に何度も関わってきたジョージ・W・ブッシュ
と引用しているのが興味深いね。
565 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/10 23:10
クローニーキャピタリズムですか
566 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 00:05
>>565 そうだね。"Crony in Arms"っていうコラムもあった。ご存じでしょうけど。
直訳は「肩を組んだ仲間達」か。クローニー資本主義(なれ合い資本主義)と、国防省がらみなんで武器の"Arms"の意味もかけている。
ついでに、こちらも概要を紹介しておく。
エンロン元副会長のホワイトは、エンロンがつぶれる寸前に社員にエンロンの株を売らないようにEメールを送り、その間に自分は売り払っていた奴。その後、チェイニーの引きで陸軍の秘書官に納まった。
チェイニー自身も、ハリバートンという企業でリストラする前に自分には気前よくお手盛りした。
これでは、アメリカが開発途上国に対してよく使う「クローニー資本主義」そのもの。
以上、すごく短くしたけどだいたいこんな内容。アメリカ政府も本当に役者が揃ってるね。
567 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 01:01
>>566 >エンロン元副会長のホワイトは、エンロンがつぶれる寸前に
>社員にエンロンの株を売らないようにEメールを送り、
>その間に自分は売り払っていた奴。
知らんかった。
ひどすぎ。
568 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:02/10/11 02:17
age
今日の分です
「最初は騙す奴がわるいが…」
サーバンス上院議員の立案した会計改正法が7月に通過したときはかなり
多くの者が自分の目を疑った。同法案は「サーバンス法」ではなく
「サーバンス/オキシレイ法」として通過したのだ。マイケル・オキシレイ氏
の議会におけるこれまでの行動を少しでも知る人ならわかると思うが、
これはまるで禁酒法時代のシカゴで「エリオット・ネス/アル・カポネ政府清潔化条例」
がシカゴ市議会を通過したようなものだ。
株価が下げつづけニュースは企業スキャンダルでにぎわっていたこの夏、
あらゆる種類のいかがわしい人たちが自分たちは小口投資家のために戦う
急先鋒であり、企業のインサイダーに立ち向かうと宣言した。オキシレイ
米国下院金融サービス委員会議長(議会における大手会計事務所最大の味方)
も突然同法案の共同立案者として名乗りをあげた。
アーサー・レビット氏より会計事務所に対して手ぬるいだろうと見られて
いたハーベイ・ピット氏は自分のことを前任者より手厳しいと語っている。
いくつもの怪しげなインサイダー取引に手を染めてきたブッシュ氏は、
邪悪な起業家たちに憤慨していると宣言した。幸いなことに、チェーニー氏
は企業倫理について演説をしなかったが、していたら我々の頭は爆発していた
だろう。
「皮肉屋たちはこういった人たちの突然の改心を疑わしく思っており、
中間選挙が終われば彼らは元の姿に戻るだろうと警告している。
しかし、皮肉屋たちの感ははずれた。この悪人たちの改心は中間選挙ま
でももたなかった。人々の関心がイラク問題に移ると同時に彼らは
古巣に帰っていったのである。
別に驚くことではないが、撤退の先頭を走っているのはオクスレイ氏
である。同氏の名前を同法案にみるのは常に超現実的体験であった
(ウォールストリートジャーナルは彼を、会計業界のために「多大な貢
献」をしてきた人物と書いている)。1995年、同氏は企業の役員たちを
株主訴訟から保護する法案のために率先してたちあがった。最近では5
月頃、彼はメリルリンチを激しく非難した。メリルがおいしい投資銀行
業務の取引をもらうために怪しい株を売りさばいたことに対してでは
なく、同社の不正行為が明るみに出たとき同社が罰金を払うことに合意
したことに対してである。もしかしたら彼もやっと目がさめたのかも
しれない。」
でもやはりそうではなかった。彼はただ時を待っていたのだ。先週、
適切な人材が新しく設置された会計監視委員会の委員長になるのを彼
が妨害したときにそれは明らかになった。「サーバンス/オキシレイ法」
は、非効率的だった会計業界の自主規制に変わって新しい委員会を創設
するためにできた法案だ。同委員会創設の目的が投資家の信頼を回復
することであったので、同委員会の会長に選ばれる者は豪腕と誠実さ
をかね合わせている人物であることが必須であった。最初のオファーは
ボルカー前連銀議長に行った。ボルカー氏が申し出を断ると、次ぎに
候補に上がったのはTIAA-CREF基金のヘッドで、改革派のジョン・ビッグス氏
であった。ニュースによるとビッグス氏にオファーが行ったの
は本当のようで、同氏もTIAA-CREF基金を辞める準備をしていたようだ。
「しかし、彼はならないようだ。このことについてはウォールストリ
ートジャーナルから引用する:「大手会計事務所はあえてなにがあった
か語らないが…彼らが議会の共和等員(特にオハイオのオクスレイ
議員)と取引をしていたことはすべてのことが示している…彼らは
ビッグス氏が業界を改革することを恐れているため新委員会を率いて
もらいたくないようだ。」同紙が指摘していないことは明らかだ:
会計業界の政治力は大きいかもしれないが、独立した委員会のことを
決めるのはSECだとホワイトハウスが決めれば、もうそんなことはど
うでも良くなってくる。結局、ブッシュ政権は企業改革を望んでいない
ということだ。」
「これはビッグス氏の件だけで済むことではない。信頼のおける改革者
がこのポジションのオファーを受けることは無いだろうし、オファーが
きても受けないだろう。これは憂慮すべきことである。株価は今年の夏
下がりつづけた。これは単に投資家が経済の行方を心配していたから
ということだけではなく、投資家が企業のいう事を信用できなくなった
からである。改革は進んでいると国民が信じていたこともあり株価は
少しだけ回復した。しかし、株価は再び下降をはじめ、景気回復は
失速しかけている。改革は嘘だったと国民が気付けばどうなるだろう?」
「信じられないのは改革に反対する連中が中間選挙の前であるにもかか
わらず正体をあらわしたことである。あとはメディアがこのことを
報道してくれ、投資家が、すっかりしょぼくなった彼らの401Kポート
フォリオを見たときに夏の空約束のことを思い出すのを祈るしかない。
最初は騙す奴が悪いが…」
誤訳等ご指摘いただければさいわいです。
原題の「Fool me once…」とは、「Fool me once, shame on you.
Fool me twice, shame on me」からきていると思われます。つまり、
「最初は騙す奴が悪いが、二度目は騙される奴が悪い」ということです。
575 :
長谷川慶太郎:02/10/11 06:59
ご苦労
>>475 ついでにわしのコラムも訳してくれ まともな説になるように