1 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
需要=供給って、何でそうなるんでしょうか。
なんでもいいから経済の入門書読んだら?
需要=どれだか買ったか
供給=どれだけ売れたか
だから一致するのは自明。
作ったのに売れなかったモノは、意図せざる投資として扱われる。
もってても消費しなかったお金は、貯蓄ということになる。
3 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 02:03
ほほう
マクロの三面等価の原理は恒等式だけど
普通、需要=供給っていったらそういう話ではないと思うけど。
価格がシグナルの役目を果たして、ある条件のもとでは
需要=供給となるように調整されるから。
5 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 02:06
>3
ちゃんと2に教えてやれよ。
すみません。
4の前に書いちゃいました。
最近流行りのインフレターゲットって、
価格による調節機能の観点からは危険ですね。
7 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 02:13
供給=市場経済へのIN、需要=市場経済からのOUTと考えれば
イクオールかなぁ。
8 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 02:17
ここでいうシグナルとしての価格というのは、
相対価格であって絶対価格水準(インフレ、デフレ)じゃないんですよ。
むしろ、市場が不完全で名目価格の下方硬直性が存在するケースでは
相対価格が変化しやすいマイルドなインフレが望ましい、
という結論を得ることができます.
9 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 04:40
>>6 中南米やアフリカ諸国では危険かもしれんがw
日本では問題無いよ。
10 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 10:13
2さんへ
>需要=どれだか買ったか
>供給=どれだけ売れたか
すると需要と供給の等式は過去形なわけ?
11 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 10:20
需要≠どれだか買ったか
供給≠どれだけ売れたか
需要=どれだけ欲しいか
供給=どれだけ作ったか
だと思うが。
12 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 10:21
なぜ需要と供給が等しくなるように価格が調整するか?
それは株式市場をみてみるとわかる。
売りと買いが等しくなったところで、注文が締め切られて、
売り手、買い手の言い値で実際の株式の売買が行われるから。
ある価格で買いが売りを凌駕していると、買いたい買い手は
価格をせり上げる。オークションをかんがえてごらんなさいな
13 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 10:25
需要と供給の関係からなる価格決定機構はもう古い。
現代では当てはまらない例が沢山ある。
14 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 12:50
>>11 セイ法則とかの話をするときは上のほうの定義使ってるみたいだね。
下のほうが正しいと思うけど。
んな事言ってると、オマンコの供給は常に若い男の需要を満たしていない事に。
16 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/23 17:38
>>15 それぞれ人間は自己を差別化しているから、自分自身の需要関数
を持っている。だから、総供給関数や総需要関数なんてものが
意味がない。
17 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 01:24
>>11さん
>需要=どれだけ欲しいか
>供給=どれだけ作ったか
ではなくて、
需要=購買力
供給=商品 ではありませんか。
欲しくても買えなければ有効需要ではないんでしょう?
18 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 06:05
‘教科書的なミクロ’の意味だと、
>>11が正しいと思われ。
需要=「この価格と所得のもとでならどれだけ欲しいか」という関係を表したもの
供給=「この価格のもとでならどれだけ作るか」という関係を表したもの
だから価格がうまく調整されない限り両者が一致する保証はない。
したがって、需要=供給は価格の方程式であって、
定義として成り立つ恒等式ではない。
(市場に信頼を置くとしたら、「一致される‘ように’価格が調整されるさ」
ということになるけど)
もちろんこの考え方は(特に供給は)完全競争の状態を前提にしてるから、
一般に当てはまるわけではない。現実的にはオークションとかを考えないと。
ただベンチマークとしてはいいのでは?
あと、マクロの有効需要はミクロの需要とは意味が違う。
「有効需要とは何か?」ってけっこう論争的な話題だから、俺ようわからん。
19 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 11:04
マクロで恒等式が成立するためには、
供給:市場に供給され、とどまっているもの
需要:市場経済から退場していったもの(消費・償却・廃棄その他)
というように考えるべきでは?
なんか、「市場経済」のB/Sみたいなだけど。
20 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 23:22
>>19 製品の品質向上(バージョンアップ)があって、過去の商品が陳腐化
してしまうこと(つまりword97がword2001が出てきて陳腐化したこと)
をどのようにして、需要のなかにいれるのですか
幽霊の体重をはかるのはむずかしくはありませんか
21 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 23:27
需要=供給にはならない
売れないで捨てられるものがたくさんあるからね
22 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 23:39
>>21 売れないものはまず倉庫へ入る。これが意図しない投資。
在庫品になったもので捨てられるものがある。捨てられることは、
付加価値を生まないので捨てる行為がGNPを増やすことはない
23 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 23:42
あはっはははははははははHああ!
経済学者氏ね死ね!!!!!
24 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/24 23:46
無理矢理売る場合はどうなのですか?
あと自作自演買い。国債発行ー>日銀買いきり
訂正
供給:市場に供給され、とどまっているもの
これは間違い、「市場に出されたもの」だな。
>>20 供給=需要ですからね。
おっしゃる場合ですと、製造原価分が需要と考えればOKでは?
26 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 00:26
常に均衡!
この世はリアルビジネスサイクル。
27 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 01:09
>>24 無理やり売るのは社会主義
効用が低くなるってこと
望んだものが手に入るわけではないので
経済効率を悪くする要因
捨てるのとあまり代わらない
28 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 01:11
経済効率とはなにか考えるときに
人が満足しているかという視点を欠いた瞬間
経済学はロボット製造学になる。
29 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 01:13
1が勘違いしているのは
需要=供給は目標であるのに
それを現実だと思ってることだな
需要を満たす形での供給これが一番大切
30 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 01:21
価格を縦軸にとるってのがわからない
31 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 02:53
>>30 お好みなら、9*(3/4)ラジアン方向に直線を引いて価格軸にしても
いいですよ。きっとハリーがてつだってくれます
33 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 06:09
>>28 >経済効率とはなにか考えるときに
>人が満足しているかという視点を欠いた瞬間
>経済学はロボット製造学になる。
欠いてないよ。パレート効率性の定義読んでみ。
34 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 10:01
経済学のトレーニングを積んでいない人が間違えやすいのが、「需要量」と「需要曲線」との
区別です。ある一本の右下がりの需要曲線を想定して、価格が下がれば需要量が増えるという現
象と、ある商品の人気が高まったなどの理由で需要曲線が右側にシフトしたことによって供給曲
線との交点での均衡取引量が増えることとをゴチャゴチャにしている議論が結構ありますね。
グラフを描けば一発ですけど、言葉だけだとどちらも、「需要が増える」といってしまうので、
とても紛らわしくなります。
36 :
ののたん@修行中:01/12/25 22:15
( ´D`)ノ< 2財モデルで限界代替率が逓増するケースを教えてくらはい
37 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 22:27
このスレって、文学部の人が書き込んでいるんだよね?
ね??
38 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/25 22:28
39 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 02:19
>>38 Eb_Dさんは先生なので、失礼な口はきかないようにしてください
限界代替率が逓増するケースとは難しいですね。(そんなケース
あったかな)
不完全競争の経済学も、固定費用をいれることで、限界費用低減に
しているわけです。可変費用の部分については、ホモセッティック
と仮定して、生産が増えると、費用が増えるが、生産量の比率ほどは
増えないとする場合もあります。この場合でも限界代替率逓減を
仮定しています。
さて、限界代替率が逓増すると悪いわけは、どの生産要素の用い方
をするかというと、ある要素だけ用いれば一番費用が低いということに
なってしまいます。端点解になるので、単純な話になってしまったり、
微分が使えなくなってしまいます。そういう端点解ならリカードモデル
で十分だろうから、限界費用逓増を仮定することはありません
>>36 無差別曲線が原点に対して凹。
>>39 ここ2chなんだから教官うんぬんは関係ないのでは?
42 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 12:58
供給=重要が、市場へのIN=outならば恒等式、
どっちかを市場外でいじってアップスケーリング
しようとするのが方程式ということでいいですか。
43 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 13:07
>>42 いいです。
>>40 せめて、コテハンつかっているのだから、さんづけにしてあげて
ください
44 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/26 13:17
日本酒とビールとか、うなぎと梅干とかかな。
同じ予算制約線上でも、どちらか一方をとるときより、両方とったほうが効用がさがっちまうのさ。
>>43 うぃ。
ところで最近はやりの「複雑系」や「経済物理学」の人たちって、
結構初歩的な誤解してる人多いね。
「価格も取引量も時間とともに変化してるんだから、
均衡という考え方は間違ってる」とか。(はあ〜、脱力)
経済学的均衡概念と定常状態の典型的な混同。
46 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 01:31
さてそうすると、
市場経済にはINとOUTがある。つまりouterが存在する。
outerは市場経済に対して時に大きな影響を及ぼす。
経済学の対象領域には、outerは含まれない。
outerを予測する道具は経済学には装備されていない。
したがって、経済学は市場経済において起きたことを
説明することは出来るが、起きることを予測すること
は出来ない。
となりますね?
>46
効率的市場仮説について学ばれると、参考になると思いますよ。「誰もが知っている情報を使って、
他の人と同じように考える限り、市場で他人を出し抜いて1人だけ儲けたりはできないよ」という考え
方です。儲けられるのは、他人の知らないインサイダー情報を握っているか、他人が知らない新理論で
予想しているといった場合に限られます(偶然を除けば)。
この立場からすれば、株価や為替レートの予想を行うことは経済学者の仕事ではなくなります。誰が
やっても外れるんですから。
48 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 12:54
効率的市場仮説ねぇ〜
相場をやっても儲けられない経済学者のたわ言だよ。
需給を見て、商品相場やってますけど、儲けるのは
簡単なことですよ。誰もが知っている情報を使って、
正しい解釈ができれば8割くらいの確率で儲けられ
ます。
経済学ではロビンソン・クルーソー?のような人を
前提にしてますが、市場参加者はそれほど利口じゃ
ないです。マーケットの荒波にいるとき、大衆は
情報に対する正しい解釈ができません。そこに
儲ける機会が存在するのです。
49 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 13:04
>>48 相場で個人的な設けを出すのは経済学者の仕事とは別のことだといってるのじゃないの?
50 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 13:11
51 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/28 13:23
そういう方面ではなくて。
INのデータを変えることで市場を予測できるかと言えば
これまたnoです。OUTの性格(消費か廃棄かなど)で市場
プロセスに遡及する影響が大きく変わる。
IN及び市場と独立してOUTとりわけ需要ならぬ欲求につい
ての知識が必要になると思われます。
結局、首尾両端をOUTERに不可分に繋がれている市場経済
の解明は、市場という境界内では不可能、ということにな
るのではありませんか。
そうすると、供給=需要という経済学の大前提は、だからなに、
という類の話になってしまうような気がしますが・・・・。
52 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 01:34
さて、ここからがいよいよ本論のような気がするのですが・・・。
37さん、如何ですか。
53 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 09:20
なんか、アウターというわけのわからない概念が出てきて、それを
説明できないから経済学は予測ができないと言っているようですが・・
計量経済学の誤差が一番小さな予測は、手に入れているn個の
データから回帰直線y=a^+b^ *xを引き、(n+1)番目のx_{n+1}が与えられた
ときに、yの値は、a^+b^*x_{n+1}となるように予測するのが一番誤差が
低いというふうになります。
次年度の所得x_{n+1}と次年度の消費y_{n+1}の関係を予測しようという
のが計量経済学の本に載っていた予測です。次年度の消費を
当てようというのが予測なのではないです。
関係式だけがわかればいい。だからアウターが与えられるとどうなるか
という関係を予測することが経済学の予測というものではないでしょうか?
54 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 13:19
いみじくも言われているように、アウターが与えられる > アウターが
確定しており計量出来れば市場が説明できる。
しかし説明はいわば後知恵です。アウターに属する諸ファクターを予測
し計量するという問題意識は経済学にはないと思います。
もちろん、このような問題意識がないからこそ経済学という学が存続し
得ている、とも考えられる(笑)。
>関係式だけがわかればいい。だからアウターが与えられるとどうなるか
>という関係を予測することが経済学の予測というものではないでしょうか?
理論仮説−初期条件−予測 という方法を経済学の対象領域で試みようとす
れば、初期条件レベルで理論に包摂されていないファクターがどんどん出て
きます。くどいようですが、アウターを経済学のタームに変換、計量すると
いうことは現在の経済学では不可能でしょう。
一般に、道具立ては立派に出来ているようだが、実際に使ってみると使い物
にならない、という場合、そもそも道具と仕事は整合しているか、というこ
とを再検討することも必要でしょう。
経済学と市場経済の関係はこの状況にあるような気がしてきます。
55 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 13:59
計量経済学の目的は第一義には経済理論のテストです。予測では
ありません。経済理論はXがYを引き起こす(たとえば消費者
は市場で与えられた価格(X)を所与として消費行動(Y)を決める)
といった形で因果関係を提示します。計量経済学はこのような因果
関係が存在するかどうかをテストする道具です。
よって、R^2が低くてもt検定で係数がゼロであるという帰無仮説が
棄却されれば因果関係が存在することがいえるわけです。
予測の正確性言い換えればR^2の高さのみを追求するような実証分析
のやり方は計量経済学の目的そのものを見誤っていると思います。
56 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 14:29
>>55 揚げ足鳥ですまんが、Rスクエアは予測の正確性ではなく「当てはまりのよさ」を測ったもの。予測の正確性という風に解釈してしまうとRBCの人たちがやりがちな勘違いを起こしやすい。
また、回帰分析で分かるのはあくまで相関関係であって、因果関係ではない。
統計学の基本中の基本ですよ。
58 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 17:50
>>54 アウターの要素にはいろいろあるとしましょう。確率変数のたくさん個数
を足して出来る確率変数は正規分布にしたがいます。中心極限定理。
これから、計量経済学では誤差項が系列相関を持たず、一定の分散σ^2
を持つ平均ゼロの確率変数であると考えます。また説明変数と誤差項の
間にも相関がないと仮定します。
ここのアウターを考える必要はありません。おおまかなことは、
正規分布に誤差項がしたがうと考えて十分いいです。
R^2は、与えられたn個のデータに関するものです。回帰で説明される
変動の割合を示すものです。しかしn個のデータは偶然そういうもの
が与えられたにすぎません。そのデータ自身誤差を含んでいるはず
なのです。(誤差項が特定の値になったのは偶然です)
n個のデータを用いながら母集団についての性質を考えようというのが
計量経済学です。そのために誤差項に先述の仮定を用います。
すると最小自乗推定量は、不偏でかつ、線形な推定量の中でもっとも
分散が小さなものとなります。
59 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 18:17
>>58 ツッコミどころ満載なんだけど…ネタで書いてるのかい?
系列相関がないという仮定とか、OLSでの話。
学部で計量かじって発言しているクチか?
60 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 21:47
どうぞつっこんでください。
OLSの話をしています。系列相関があるかどうかの検定を、ダービン=
ワトソン比やダービンのh統計量でやるとかは知っていますよ。
今のところ、伴の本の単回帰まで読みました。
61 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/30 23:17
62 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 00:57
質問させてください。
あの・・・よく分かってないので恐縮なんですが,
漏れが買い物するときに,
合理的な判断なんかしてないと思うのですがイイんでしょうか?
たぶん誰も完全な合理的な判断なんかできないし,
そもそも判断する為の完全な情報も得られない中である意味適当に決断してると思うのですけど.
理想的な条件の下での解析としてはイイと思うんですが,
現実には適用できないと思うのですけど・・・どうなんでしょう?
63 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 02:37
>>62 消費者行動に関しては、その通り。
選好の凸性とか推移律とか全然成り立たない。
企業行動(利潤最大化)はまだ当てはまっているかもしれない。
ケインズ卿も指摘していたことだが.
64 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 03:11
>>62 >漏れが買い物するときに,
>合理的な判断なんかしてないと思うのですがイイんでしょうか?
え、君は同じ商品なら値段の高い方を買うのかね?
65 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 03:25
>>64 完全情報とは限らない。
とあるスーパーで買ったものが別の店では安売りしていたなんてこともある。
>>65 ハァ? 事後的に安売りあって悔しいな、なんて話はしてないよ。
目の前にある、あるいは既によそでの価格を知っている商品の話。
67 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 04:09
>>56 偉そうですね。多分偉い人なんでしょう。
「当てはまりのよさ」ってのはそのとおり。いいたかったのは当てはまり
が悪くても因果関係の識別は出来るってこと。予測を目的にしない限り
当てはまりが悪いことは大きな問題でないとおもわれる。RBCでも
プレスコットみたいな大御所はカリブレーションの当てはまりのよさ
が問題じゃないことは指摘しているけどね。
>また、回帰分析で分かるのはあくまで相関関係であって、因果関係ではない。
>統計学の基本中の基本ですよ。
何の仮定も置かず機械的に回帰分析をデータに適用すればそうですよ。
だけど経済学者が回帰分析を用いる際に説明変数と誤差項の間の無相関
に最大限の注意を払うのはなぜですか?(払わない人は3流の経済学者)
この仮定が満たされているときに説明変数から被説明変数への因果関
係を識別できるためです。(一致性は真のパラメターへの収束を保証
しますが、真のパラメターとは因果関係を示すパラメターなのです。)
仮定が満たされない状況でIVを使って因果関係の識別しようとする
のもその例。
相関関係なんておもしろくない。計量経済学の目的は因果関係の識別。
>>62 ネットショッピングはかなり「理想的な条件の下」にあるとオモウーヨ
69 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 11:46
>>67 だれだよこんな奴経済学部に入れたの?
院生だったら死んだ方がいいよまじで。
>48
>>需給を見て、商品相場やってますけど、儲けるのは
簡単なことですよ。誰もが知っている情報を使って、
正しい解釈ができれば8割くらいの確率で儲けられ
ます。
では、市場参加者が全員「売りだ!」と予想したとして、一体誰が買ってくれるの
でしょう?あなたが売るとき、別の考えで買ってくれる人がいるから儲かるだけのこ
とです。全員が同じことを予想したら、取引きは成立しないでしょうね。
以上の理由で、「俺は儲けた」というのは、効率的市場仮説への反論とはなり得ま
せん。
>62
>>理想的な条件の下での解析としてはイイと思うんですが,
現実には適用できないと思うのですけど・・・どうなんでしょう?
現実を考えるときの基準としては意味がありますよ。合理的な行動というのは、
想定可能ですよね?「これこれこういう状況だったら、こうするはずだ」という
推論ができます。しかし、非合理な行動というのは予想できません。
「人間は合理的に行動する」と仮定した上での理論は構築できても、「人間は
非合理な行動をする」と仮定した上での理論というのは構築できるのか疑問です。
合理的な行動を基準として、そこから外れる部分が見えてくるわけであって、逆
は無理でしょうね。合理性の仮定は、あくまでもそういう都合の問題です。
72 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 13:15
市場に需要として参入したいんだけどお金が無い、
という人は経済学上では生在していないということ
になっているんですかね
73 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん :01/12/31 13:30
>>72 ケインズの言う「有効需要」と言うのは「購買力を伴う需要」であると
言われる。つまり、財が欲しいんだけどお金の無い人は、この場合対象
外であるということ。ただ、これはマクロ経済学の上での話だから、ミ
クロ経済学の価格決定理論における「需要」にそのまま当てはまるかど
うかは微妙なところかな。
74 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 13:33
労働力売って財買うんでないの?
75 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 13:52
>>74 それはマクロ経済学で最初に登場する「三面等価の原則」
のことを指しているのでは?
ミクロ経済学ってこれを前提にしているのかな?
>75
三面等価は関係ないのでは?おそらく、生産要素(土地・労働・資本)と
地代・賃金・利子との話では?
「金がないなら、労働という生産要素を市場に供給して、対価として賃金
を受け取れば?」というのが「74」氏の話だと思いましたが?
>>76 あの〜、話がどんどん本筋からはずれているみたいですが、
そもそも「購買力を伴わない需要」が経済学上で存在するかどうか
と言うことでしょう?
「稼げばよい」と言うのは明らかに答えになっていませんね。
>77
>>そもそも「購買力を伴わない需要」が経済学上で存在するかどうか
と言うことでしょう?
マクロ経済学で不況期に国債を発行するなどして財政支出を増やすことが
完全雇用への途といった議論がなされるときには、「購買力をともなわない
需要」の存在を念頭に置いているのでは?減税など分かりやすい例だと思い
ますが。
>>「稼げばよい」と言うのは明らかに答えになっていませんね。
「稼いでいるはず」ということでしょう。
79 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 15:17
>77さん
経済学上は存在しないことになるんでしょうね、たぶん。
存在する人もフレーム内でのデータとしての数値の大き
さで存在量?が測られるんでしょう。これは知らず知らず
人間がかかえている問題の評価に反映する。
>78さん
需要の方で。
購買力はあるが欲しいものがない、もう購買力もそれほど
いらないや、という人が増えてくるとすればどうでしょう。
経済学のフレーム内でどういう処方箋があり得ますか?
いずれにしても供給=需要ではあるわけですが。
80 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 15:24
>>80 情報コスト理論というのを聞いた事があるんですが、
たとえば、買いたい人がいたとしても売っている人を知らない
という状況が起こっているから、需要と供給が一致しないのだと・・・。
厳密な話なので、現実問題としてどれほど影響のある理論かは
わかりませんが。
81 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 15:25
82 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 15:35
>>80 広告業界がこの理論を利用しているということでしょうか。
しかし結果としては、買いたくもないものを買わされているという
批判を生んでいると思います。
>79
消費が飽和した状態ですね?古典派的な考えでは、貯蓄は将来の消費ですから、いつかは
支出されて購買力として実現されます。ただ、資産の蓄積そのものが自己目的となってしま
うと(守銭奴的な態度)、購買力としては実現されません。質素な生活を送りながら、枕元
に残高数億円の預金通帳を残して亡くなる老婆をイメージしていただければよろしいかと。
ケインズの流動性選好説をこの観点から展開したのが、小野善康氏の議論です。
「構築」は合理性のなせる業
しかし合理性は非合理性という海の中から発生する偶然の賜物なり
「小説家」は非合理性のなせる業
しかし非合理性は合理性という海の中から発生する人工の賜物なり
86 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:01/12/31 23:29
>>69 具体的に反論できないなら死んだ方がいいのは君のほう。
学部で習った知識で必死になっても無駄だと分かって死ねですか?
たとえば2000年にHeckmanがQJEに書いたサーベイ論文読んだ?あ、無理か。
87 :
金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:
経済学は結局artに終わり,世界をミスリーディングしてきた罪深いもの。