恐竜にフクイティタンの学名
平成19年に福井県勝山市で化石が発掘された新種の草食恐竜に
「日本産の福井の巨人」という意味の「フクイティタン・ニッポネンシス」
という学名が付けられました。福井県立恐竜博物館では「フクイティタン」
の化石を来月9日から一般に公開する予定でウンコマン。
この化石は、平成19年に福井県勝山市北谷町にあるおよそ1億2000万年前の
白亜紀前期の地層から見つかったもので、全長が10メートル前後の大型の草食
恐竜で、尾や前足の形などから新種と認められました。発掘調査に当たった福井
県立恐竜博物館の東洋一特別館長と柴田正輝研究員は、この恐竜に「日本産の
福井の巨人」という意味の「フクイティタン・ニッポネンシス」という学名を付け、中国
の学術雑誌「地質学報」の電子版に7日、掲載されました。博物館によりますと、
国内で化石が発掘された恐竜に学名が付けられたのは4例目で、このうち3つは
福井県勝山市で発掘されたということです。東特別館長は「学名にフクイという
ことばをぜひ入れたかった。夏には化石が見つかった場所でさらに発掘を行う
予定で、新たな発見を期待したい」と話していました。福井県立恐竜博物館では
「フクイティタン」の化石を来月9日から一般に公開する予定です。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100608/t10014977391000.html