そ
T.注意
ここで構築するモデルは現在の学術的知見に矛盾しない範囲で、
かなりの蓋然性を有するケースをモデル化したものであって、
このモデルが絶対に正しいという証明するものではないし、
また、このモデルが正しかったとしても数十年内に必ず噴火すると
断言するものでもないし、仮に噴火する場合でも、このモデルで
指摘するようなステルス・一気噴火になると断言するものではない。
ただ、安全と過信している場合に、予期せずにステルス・一気
噴火が起きれば非常に危険であるので、ステルス・一気噴火が
起きる危険があるという事を現在の知見に反しない範囲で想定
しうる事をモデル構築して示すのである。
やっぱ、ばかは・・・・(略
そして完結して下さい。
なおらないね
次スレはダメダメ!
U.大根島・江島について
大根島・江島はいずれも島根県と鳥取県の県境の中海に浮かぶ
玄武岩溶岩の台地上の非常に平坦な島である。いずれも行政上は
島根県八束町に属する。江島は大根島の北東にある。大根島西部は
面積は菅田 正昭編著「日本の島事典」(1995)によると
大根島5.15平方キロメートル、江島が1.20平方キロメートルである。
ただし、江島の東側は江戸時代以降の埋め立て地なので、「出雲国
風土記」および鹿野和彦,古田史朗(1985)から本来は大根島の
十分の一以下の面積だったと推定される。
人口は八束町HPによると両島合わせて2000年時点で4584名である。
大根島火口丘のすぐ横が八束町役場のある行政上の中心で保育所・
公民館・町役場・保育園が300m以内にあり、火口丘の大塚山
山頂部には町営の観光用温室(グリーンステラ)がある。
最高高度は大根島が火口丘(スコリア丘)の大塚山山頂の
42.2mであり、江島の最高高度は9.9mである。尚、大根島・
江島と本土は堤防兼道路・水門兼道路でつながっている。
完結もなにも、始まる以前の問題だし(w
V.大根島火山・江島火山について
大根島火山は非常に平坦な玄武岩溶岩台地上に大塚山火口丘
(スコリア丘)のがある。海面下60m程度にまで玄武岩溶岩の
山体があって、海面下で玄武岩溶岩の山体が江島火山と
つながっている。大根島・江島の溶岩台地が形成されたのは、
約30万年前から12万年前にかけてであると考えられている
(ただし、補足参照)。江島火山には明確な形の火口丘は現存
しないようである。大根島には2つの溶岩トンネルが発見
されている。
W.大根島火山(江島火山を含む)と近縁の火山について
大根島火山(江島火山を含む)は山陰地方の小規模の玄武岩溶岩の
火山であり、そういう意味では山陰地方に点在する小規模の玄武岩
溶岩の火山すべてと似ている部分があるが、とりわけ日本火山学界
HPの分類で溝口溶岩(横田)に分類されている高塚山火山
(標高301.0m、鳥取県会見町・溝口町)から船敷山火山
(標高226.5m・鳥取県会見町・岸本町)にかけての玄武岩溶岩台地
にある火山や田倉山火山(標高349.7m、京都府夜久野町・兵庫県
和田山町)が最も近縁に思える。さらに、台湾-宍道褶曲帯上に
あるという観点からは、台湾にある小規模な玄武岩溶岩台地と
スコリア丘からなる草嶺山火山(標高348m、台湾・桃園県大渓鎮)
とも近縁と考えられる。尚、この草嶺山は台湾大地震の研究で
有名な草嶺山(標高1234m、雲林県草嶺村)とは別の山である。