なんかさぁ

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404同定不能さん
仕事で、一九三七年の南京攻略戦に参加し、その後の大虐殺にも当事者として関わった、
元日本軍兵士たちの証言を、まとめて読む機会を得た(『南京戦・閉ざされた記憶を
尋ねて――元兵士102人の証言』として間もなく社会評論社から刊行予定)。
戦友会などにまめに顔を出して、最近の「情勢」などについても意見交換するような、
確信犯的「まぼろし派」とは異なり、何年ぶりかで戦争の話をするという老人たちの
発言だけに、大虐殺といわれるようなものはあった、と「素直」に認めるものが多い。
しかし、揚子江を舟で下っていく人々を機関銃で撃ち続けたとか、分隊で
「クーニャン」を捕まえてきて「慰安婦」として「飼った」とかいう話を、淡々と、
ときには笑いを交えつつ語るその語り口は、当事者としての自分と対象との関係について
思いをめぐらせる行為を、決定的に欠いてしまうことなしには成り立たない。それは
必ずしもよい思い出ではなかったかもしれないが、もはや単なる「過去」なのだ。
ある老人は、聞き取りに来た市民グループの人を、「戦犯追及」に訪れたと勘違いして
うろたえ、またある老人は、良心の呵責に堪えかねてか、夜中にうなされて部屋を
めちゃくちゃにしてしまった、と語っている。そういう人はしかし、ここでも少数派だ。
「戦争とはそういうもの」「悲惨な過去」として、その先は考えようとしない元兵士たち。
その感覚は、8・15を前後する「戦争回顧」の季節を、エピソードとしてのみ消費して
405同定不能さん:03/11/08 04:28
ホントは多くの人に読んでもらいたいので、以前のからまとめてうpしたいんですけどね。
著作権が・・・・・。
来月になったら国会図書館でコピーしますゎ。

で、立ち読みで感じたこと。
>外来種については人為的かどうかを判断することは判断することは出来ない
アジア大陸からの移入種については難しいところもあるだろうけど、あからさまに
人為的なものもあるでしょう。そういう例外的な判断材料をもって、あからさまな
人為的移入自体も否定するのか?つまり移入種問題自体を否定するのか?

>外来種を基本的に駆除という考えがおかしいと言ってるのであって、
誰もそんなことは言ってない。詭弁。ワラ人形。

>河川には60種以上の外来魚がいるが、それで絶滅した種は60種も
>なく、多様性は増えているという事実を述べただけで、ことの善悪を言っ
406同定不能さん:03/11/08 04:28
仕事で、一九三七年の南京攻略戦に参加し、その後の大虐殺にも当事者として関わった、
元日本軍兵士たちの証言を、まとめて読む機会を得た(『南京戦・閉ざされた記憶を
尋ねて――元兵士102人の証言』として間もなく社会評論社から刊行予定)。
戦友会などにまめに顔を出して、最近の「情勢」などについても意見交換するような、
確信犯的「まぼろし派」とは異なり、何年ぶりかで戦争の話をするという老人たちの
発言だけに、大虐殺といわれるようなものはあった、と「素直」に認めるものが多い。
しかし、揚子江を舟で下っていく人々を機関銃で撃ち続けたとか、分隊で
「クーニャン」を捕まえてきて「慰安婦」として「飼った」とかいう話を、淡々と、
ときには笑いを交えつつ語るその語り口は、当事者としての自分と対象との関係について
思いをめぐらせる行為を、決定的に欠いてしまうことなしには成り立たない。それは
必ずしもよい思い出ではなかったかもしれないが、もはや単なる「過去」なのだ。
ある老人は、聞き取りに来た市民グループの人を、「戦犯追及」に訪れたと勘違いして
うろたえ、またある老人は、良心の呵責に堪えかねてか、夜中にうなされて部屋を
めちゃくちゃにしてしまった、と語っている。そういう人はしかし、ここでも少数派だ。
「戦争とはそういうもの」「悲惨な過去」として、その先は考えようとしない元兵士たち。
その感覚は、8・15を前後する「戦争回顧」の季節を、エピソードとしてのみ消費して