>>490 土質分類で砂質に分類される土の量か、
それとも土粒子の分類上砂と定義される粒子()の合計質量かによって異なる。
工学的分類上の砂と堆積学上の砂も定義(大きさ)が違う。
でもこれだと答えにならないので、非常にいい加減に考えると、
海洋底には基本的に砂はなく、陸地の上に或る平均厚で分布すると考えれば、
何らか数字が出てくるでしょう。
本当は安定大陸と変動帯、平野部と山岳部では違うはずだが、細かい検討は無意味なので、
地球上の全陸地面積(約1億3440万km2)×未固結堆積物の平均層厚
(陸地の大半は楯状地なので適当に10m)=約130万km3
このうち半分が砂粒子とすれば、約65万km3が全地球の砂の体積、
それに砂粒子の比重2.6を掛ければ、1.7×10^15t(1.7兆dのさらに1000倍)の砂があることになる。
実際はこれより少ないかも知れない。