200 :
同定不能さん:
誤:北海道側出口〜函館
正:北海道側出口〜新函館
ですたスマソ
202 :
同定不能さん:03/01/16 23:13
203 :
同定不能さん:03/01/16 23:18
>>200 津軽海峡の中でなくて?
海峡の中だと断層破砕帯があって、非常に湧水量の多い地帯があり、
難工事だったんですが。
木古内〜新函館付近の地形図をちょっと見てみましょう。
204 :
同定不能さん:03/01/16 23:41
205 :
同定不能さん:03/01/16 23:58
地質図は一部だが
http://www.hp1039.jishin.go.jp/danso/Hakodate/figures/f1-1.gif それで、一般論(で申し訳ないが)として問題になるのは
<トンネル区間>
1.断層破砕帯
2.膨張(膨潤性)の地山
3.大規模地すべり
<開削区間>
1.強風化岩など、崩壊しやすい地山
2.大規模地すべり
<その他>
1.平野部における泥炭地(石狩平野のような)
だと思います。地質図を見る限り、そう難しい工事区間があるようには見えませんが、
幅の大きい破砕帯ぐらいあるかもしれない。
また前述の地すべりも、ルート選定上避けるのが困難であれば、
大掛かりな地すべり対策が必要になると思われます。
だから普通は極力避ける線形にするんですが。某高速道路ではやむを得ずトンネルを通している事例もあるし。
正確なルートがわかれば、もうちょっと考察できるかもしれません。
あと気がつくのは、木古内付近の重力性とう曲ぐらいでしょうか。
ここを切り盛りで通るか、橋脚を建てるのであれば、確かに難しいかも知れないです。
つまり地すべりと類似の変形しやすい斜面なので。
他詳細は西南北海道の地質に詳しい人に譲ります。
ただ、上磯町のみを通ることから「町境トンネル難工事推進事業」に
該当しないと推測される茂辺地トンネルも3.185kmを叩きだしています。
もし伊勢鉢・丸山山麓の表裏の地質がたいしたことがないのであれば、
茂辺地トンネル予定地の地すべりが問題なのかも知れませんね。
210 :
同定不能さん:03/01/17 05:31
211 :
同定不能さん:03/01/17 22:19
212 :
同定不能さん:03/01/17 22:31
それで、この周辺の地質は木古内層という硬質頁岩が広く分布しているようです。
木古内層では岩盤クリープ(前述の重力性とう曲)が起きやすく、
崩壊や地すべりの原因となっているようです。
以上から、地すべり地をトンネルで通過することが、
技術的に問題になっている可能性が高いと推定されます。
たぶん海岸沿いのルートは集落と在来線があり、また線形も悪くなる
(設計速度が遅くなる)ために採用できず、
ずっと北方のルートは全線トンネルとなってしまうため、
地すべりの多いこの付近にしかルートが取れないのかも知れません。
追記。
木古内層で岩盤クリープ(前述の重力性とう曲)が起きやすいとすると、
トンネルの掘削でも問題になりそうです。
前述の膨張性地山に類似し、掘削後の応力開放による変形などが
問題になる可能性が考えられます。