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氏名トルツメ:
シール談合事件では、14億円返還命令が出ていた。
1993年以来、7年で結審した。
社会保険庁の年金支払通知用の「目隠しシール」の入札をめぐる談合事件にからみ、
社会保険庁がメーカー3社に対し、談合で得た不当な利益約15億2000万円の
返還を求めた訴訟で、東京地裁は2000年3月31日、3社計約14億6000万円を
返還するよう命じた。
3社は公正取引委員会の命令で、すでに1億7000万円の課徴金を納めていることを
理由に返還を拒んだが、裁判長は「課徴金制度は違反行為の抑止を図るもので、不当利益の
返還制度とは趣旨や目的が違うので返還する責任がある」と判断した。
判決によると、3社は1989年から92年にかけて、年金受給者に郵送する目隠しシールの
指定入札の際、談合を繰り返し、1u 380円程度のシール価格を700円にした見積書を
社会保険庁に出し、入札予定価格をつり上げ不当な利益を得ていた。
各社の返還額判決はレリーフ・フォームズ8億2500万円余、大川製紙3億4600万円余、
東洋プリンティング2億8800万円余。
返還して潰れなかっただけマシか...?