【活版】活版印刷について語ろう【スワン】

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119氏名トルツメ
>>117
親文字、ルビ文字の大きさがわからないと、正確には答えられないが、本文用なら通常
活字、DTP、写植を含めて、親文字の半分でやっている。
5号(10.5ポ)の場合、ルビは7号(5.25ポ)など。印刷所の規模によっては最小の文字が6ポまでしかなければ、親文字8ポでもルビは6ポになる。

わかりやすくするため行長を5号10倍とすると、5号で「重〜群」を組み、それに「サーズ」と7号で入れるなら、「重」の右側に、7号2分クワタ「サ」7号8倍クワタ「ー」7号8倍「ズ」7号2分、と入れる。

最初に2分をいれるのは「重」の真ん中に「サ」がくるように、行末では「群」の真ん中に「ズ」がくるような配慮です。

活版でのルビは本文のわきに1/2サイズの文字を行間0(ベタ)でもう1行組むことです。長い行長のなかでルビ1か所など、時間がかかるので労賃が安かった昔でも大変でした。
以上30年以上前のことを思い出しながら、お答えしました。2分は「にぶん」であり「にぶ」ではありません。東京(関東)では「にぶん」、関西では「はんかく」というらしいですね。
最近では半角というのがDTPでは主流ですが、3ぶん、4しぶんはなんというのでしょうか。
最近他社のDTP作業場で「にぶ」なんて言ってるのを聞くと、このドシロウトめと思います。
なお、ルビはなんといれるのか、行末に配置とはなにか、の説明がほしかったです。
120氏名トルツメ:03/06/09 13:11
>2分は「にぶん」であり「にぶ」ではありません。

そうだったんだ。東京で20年ぐらいやってるけど
ずっと「にぶ」って言ってた。