Roland system100の使い方がわからないM
1 :
名無し2000xl:
の使い方パッチの組み方がわからない!
おしえてくだされ。
あんた最高!
3 :
名無しサンプリング@48kHz:2001/05/09(水) 13:27
どうしてそういうわからんだろうものを買うのかね。
マニュアルをなんとしてもゲットすべし。
4 :
名無しサンプリング@48kHz:2001/05/10(木) 00:05
そだね
5 :
元100Mユーザー:2001/05/10(木) 03:21
100M ってモジュールごとの仕様表みたいなのがついてくるだけで、
マニュアルと呼べるようなものは無かったよ。
パッチング例があるぐらい。
アナログシンセの解説本買うしかないね。
1さんのシンセの知識ってどれくらいなのかな。
オーディオ信号と制御信号の二つの流れが把握できれば、
パッチング自体、そんなに難しくないよ。
MS20 と違って100M はパッチングしないと音が出ないけど、
100M のほうが信号の流れが直感的に把握しやすくて、
仕組みがわかればパッチングしやすいと思う。
6 :
元100Mユーザー:2001/05/10(木) 03:21
というだけでは可哀相なので、以下簡単な解説。
(おかしな事いってたら突っ込んでください)
アナログシンセのモジュールの機能は次の三つに大別される。
ジェネレータ系: 音(オーディオ・シグナル)を発生させる部分。
VCO、ノイズ・ジェネレータ、レゾナンスを発振させたVCF
モディファイア系:入力された音を加工して出力する部分。
VCF、VCA,、リング・モジュレーター
コントローラ/
モジュレータ系:各モジュール(のパラメータ)をコントロールし変化(変調)させる部分。
制御信号であるCV(制御電圧)を出力する。
キーボード、エンヴェロープ・ジェネレータ(EG、ENV、ADSR)、
LFO、サンプル&ホールド(S/H)
各モジュールの機能と名称の間で齟齬をきたしている部分があるけれどあまり気にしないで。
7 :
元100Mユーザー:2001/05/10(木) 03:22
基本的な構成のモジュール間の流れは、
オーディオ信号(音)
VCO→VCF→VCA(→外部出力)
制御信号(CV)
キーボード→VCO、VCF
EG→VCF、VCA
LFO→VCO、VCF
では、これを実際にパッチングしてみる。
(100M、昔使ってたけど、いま手元に無くてうろ覚えなので表記の違いは酌量してくれ)
8 :
元100Mユーザー:2001/05/10(木) 03:23
まずオーディオ信号の流れ。
VCO のOutput (Sync Outではない)とVCF上部のInput をパッチング。
Input したジャック直下のスライド・ボリュームをあげる。
ここは要するにInput ミキサーなのであまったジャックにはもう1つのVCOとか
ノイズ・ジェネレータやリング・モジュレータのOutput とパッチングしておいてもよし。
使わなければボリュームを下げておく。
この時点ではVCFのカット・オフは全開(ボリュームを一番上)、
レゾナンスはゼロにしておいてあとでいじる。緑のLEDが点いたでしょ?
VCF のOutput とVCA上部のInput ミキサーをパッチング。
Input したジャック直下のスライド・ボリュームをあげる
老婆心ながら言っておくと100M のモジュールは独立2系統だから、
例えば左のVCF(VCA)にInput してあっても右のVCF(VCA)のOutput からは
出力しないからな(笑)。
VCA のOutput をラック右下の外部Out にパッチ。ここのジャックは隣の標準フォン・ジャックと
ラック裏のピン・ジャックにつながっているのでそこからミキサーなりアンプなりに接続。
ここでVCA のイニシャル・ゲインを上げると緑のLEDが点いて音が出るはず。
このイニシャル・ゲインは普通のシンセでは付いてないことが多いけれど、
キーボードと関係なく音を出しっぱなしにするときにつかう。
キーボードで演奏する場合はゼロにすること。
9 :
元100Mユーザー:2001/05/10(木) 03:26
次は制御信号
VCO、VCF、VCA の下部はすべてCVのInput とそのヴォリューム。
VCOとVCFのCV Input は3系統あるうち左のにKYBDと書いてあると思う。
ここはラックを介してキーボードと内部接続になっている。
何もつながなければキーボードのCVがきているので、VCO はヴォリュームを
必ず一番上まで上げておく。VCFもとりあえず一番上まで上げておいてよし。
たんに発振させるだけでキーボードで演奏しない場合は
このボリュームをゼロにする。
とりあえず隣のCV Input にでもLFOのOutput をパッチング。
LFOも2つあるから、VCO とVCF それぞれ別のLFOにしてもいいし同じでもいい。
音楽的な音の場合には同じLFOにした方がよいかも。
ここでもVCOにジャックが空くのでS/Hや2つ目のLFOをパッチしておいても構わない。
使わなければボリュームをゼロにしておく。
10 :
元100Mユーザー:2001/05/10(木) 03:26
最後にエンベロープ。
上の要領でVCFとVCA下部のCV Input にENVのOutput をパッチング。
ここで注意するのはENVの3つあるOutput のうち、いちばん下はマイナスボルテージ
なので(絵が逆さでしょ)、特殊な効果を狙うのでなければ上の2つを使う。
ENV の設定はサスティンレベルを10、アタック、ディケイ、リリースをゼロにしておいて、
そこから音作りをはじめる。
ただこれだと、ディケイの効果がわからないのでサスティンを5ぐらいにしておいて
残りを1〜3にしておいてから始めるのも(もし1さんがシンセ初心者なら)いいと思う。
VCA のInput ボリュームは目いっぱい上げる。
イニシャルゲインはゼロ。
VCF のInput ボリュームは音作りの際に調整する。
フィルター・エンベロープはカット・オフの兼ね合いがあってすごく微妙。
例えばフィルターが開いているほど、フィルター・エンベロープの効果が無くなるとか。
ここらへんは音作りの基本にして肝なので心してするように。
11 :
名無しサンプリング@48kHz:2001/05/10(木) 04:43
元100Mユーザー さんは
現在はアナログ使ってないんですかー。
12 :
名無しサンプリング@48kHz:2001/05/10(木) 12:03
Mあげ
13 :
すみません1です。:2001/05/11(金) 01:56
元100Mユーザー さんありがとうございます。
買ったのではなく人から譲り受けたもので。
僕自身アナログシンセのことは何もわかってないあほな者で。
本当に豚に真珠です。
安易な気持ちで立てたスレに・・・
くわしい説明ありがとうございます。
あとシンセに対する勉強も足りなかった。
14 :
名無しサンプリング@48kHz:2001/05/11(金) 05:38
あのね、元100Mユーザーさんみたいに作るとね、SH2とか使ってんのと
なにも変わらないよ。もちろん基本を教えてくれて有り難いけどさ。
だから、いったん音がでたら、とにかくなにも考えないでいいから
てきとーに繋ぐんだよ。パネルをよーくみると、↑が書いてあるけど、
それで信号の方向がなんとなくわかるから、とりあえず方向だけ合わせてたくさん
つないでたくさんいじるの。パッチコードありったけ使うの。
なにかやって音が出なくなったらその手順だけ戻って他をいじるの。
常に音だしてて、好きな方向にもってけばいんだよ。
松茸さんとか松前さんとかみたいに基本どおりつかったらなにも面白く
ないよほんとに。INから拾ってOUTにさしたって出音が変わることだって
あるんだから(ほんとだよ)。簡単に説明つかないんだから、そういうのは。
べつにシンセなんて勉強する必要ないよ、音楽が作りたいんだったらね。
パッチシンセの巨大な落とし穴はちゃーんと別のところにあるから、
それが分かるまでいじりたおしたまへ。
15 :
名無しサンプリング@48kHz:2001/05/11(金) 08:11
>ないよほんとに。INから拾ってOUTにさしたって出音が変わることだって
INから拾ってOUTにさしたら
OUTをINにつないだことにならんのかね?
まあ、基本的な使い方と独自な使い方って事で
元100Mユーザーも14も間違っちゃいないような。
でも基本を知ってるとより効果的な使い方が出来そうな気はする
つーか基本・原理を知らないとエディットの試行錯誤に
無駄な時間を費やすと思うです。
偶然に頼る音作りもそれはそれですばらしいもんですが、
「あとちょっとだけこうしたいよな」って時に、
その修正の方法論がわからないのは、イライラするもんです。
まあ時間が有り余ってるアマチュアだったらいいけど。
プロなら基本・原理を押さえてないのはキツイ。
18 :
14:
>>15 確かに。自分でわらった。IN->INとか、OUT->OUTのことだと思ってね。
>>17 うん、あとちょっとだけこうしたいのに、っていう時はある。
でも、あとちょっとだけこうしたい、っていう音に対する欲求って、
たちわるくて、最初に「お?」って思った感覚を忘れる原因に
なるじゃないですか。
シンセ、コンプ、その他なんでもそうだけど、どこでよしとするか
の見極めって難しい、っていうか、「お?」の瞬間で止めないと、
その感覚がなくなってしまう、っていうことをパッチシンセを
さんざんいじって覚えた。あとちょっとだけこうしたい、に労力を
さくよりも、ほかにやることがある、またはやることはもうない、
っていう見極めが大事、というか。
基本・原理を知って、狙って目標の音に近づけるのももちろんあり。
それはよくわかってる。
だけど、それで出る音っていうのはパッチシンセ(max,sc,cmusic...)
じゃなくても出るもんじゃない?聞いて「お?」って思わなくない?
マジレスしちゃった、長文だし。わりー。だけど、パッチシンセは奧が
深くて最終的には考え方になるから。ついつい。