ソフトシンセ総合 part20

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552名無しサンプリング@48kHz
>>546
たとえばボカロのダイフォン接続で使われている波形接続合成のこと。
サンプラー的手法では時間領域でフェードインフェードアウトして波形をつないだりループを作るのが主流だったけど
フェーズボコーダ的手法では周波数領域でスペクトルをスムースにつなぐ、モーフィング的な接続が可能になっている。

その他、LAシンセシスで使われていたような非定常アタック成分と定常成分の分離も、今では自動処理するアルゴリズムが開発されていて音楽圧縮用の改良コーデックとして研究した例がある。(CCRMAの若手研究者)

ローランドがV-Pianoで使っていると言っているストラクチャード・モデリングや
ヤマハがCP-1他で使っているスペクトラル・コンポーネント・モデリングも
開発段階で分析/再合成手法を使って音の構成要素を切り出し、モデル化して再構成しているような呼称だけど詳細は不明。