■オリコンデイリーランキング3位が693枚という時代
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名無しサンプリング@48kHz:
ここはDTM板という事で、制作の部分に的を絞ってざっくりと言うと・・・
音楽界全体でそこに常に従事し続けられる者(いわゆるプロ)の席の数はあまり変わらない。
で、まずは、最盛期に比べて売り上げ全体は半分以下に落ち込んでいる。
ここで収入はまずは半減以下に。
そしてDAW等の充実で、プロに近い席に「かする事が出来る」レベルの者が、ざっと見積もって10倍くらいには増えた。
ある程度の力があれば誰しも人生で数曲〜10曲くらいは秀でた作品を生み出せる。
世に出される、必要とされる楽曲の総数自体は減っていない(曲あたりの平均収益は落ち続けているが)ので、
「かすっている者たち」の曲も世に出て来る。
コンペなどのシステムが確立されて、壮絶なパイの奪い合いが起きて、それぞれの収入はここでさらに減少。
しかも全体の収益減少にはまだ歯止めがかかる気配もない。
争奪戦に疲れて脱落する者も多い、が、次々に新たな志望者が参入してくるので争奪戦の様相は変わらない。
経済的な見返りという点で見るともはや勝者は殆どどこにもいない業種になってしまうのは、この構図を見れば一目瞭然。