Audio I/F - FireWire(IEEE1394) 28ch
各bit depthのダイナミックレンジ(db) と音圧レベル(dB SPL)の対応を見てみた
30dB SPL:ラジオ放送スタジオ
40dB SPL:静かな住宅地
8bit〜50dB SPL:劇場や映画館の観客のざわめき
12bit〜70dB SPL:デパート、銀行ロビー、騒がしい事務所
90dB SPL:機械室の騒音レベル
・ PC用超小型モニタ Genelec 6020Aの最大音圧(標準) @ 1m
16bit=96dB:. ・ CDのダイナミックレンジ
100dB SPL:駅構内、地下鉄車内、高架下
・ PC用超小型モニタ Genelec 6020Aの最大音圧(標準) @ 0.5m
・ 小型ニアフィールド Genelec 1029Aの最大音圧(標準) @ 1m
110dB SPL:工場サイレンの近く
・ 小型ニアフィールド Genelec 1029Aの最大音圧(標準) @ 0.5m
115dB: ・ 中型ニアフィールド ADAM A7の最大音圧(音楽) @ 1m
20bit=120dB SPL:航空機のエンジン近く(距離不明)、騒音の激しい地下鉄駅
・ プロ用音響機器のS/N比
.● 最大可聴レンジ1
140dB SPL:● 最大可聴レンジ2 (等ラウドネス曲線に基づいて周波数のばらつきを考慮、単音)
24bit=144dB: ・ 現在一般的なAudio I/Fのbit depth (ただしアナログ入出力のS/N比は 120dB程度)
PCスピーカ的な再生用途なら16bitでも荒が目立たないけれど
音楽制作環境では20bit前後の解像度が実用的に使われていることが判る。
ただしモニタースピーカは常に最大音量で再生するものではなく
また環境のフロアノイズも20〜40dB程度あるんで厳密なことはいいにくい。
仮にABXテストのモニター環境が 115dB SPL @ 1m、フロアノイズがかなり静かな20dB SPLとすると
115 - 20 = 95 dB 〜 16bit
となり、あたかも16bit以上の解像度は判別できないという珍現象が発生しうる。