>>649 基本的に、VSTi(VSTi対応DAW上で起動するプラグイン)も常駐型のMIDIシンセ(以下常駐シンセ)もスタンドアロン型のシンセ(以下SAシンセ)も
まとめて「ソフトシンセ」と呼ばれている
ソフトMIDIというのは、恐らく「内部/外部のMIDI信号を元にソフトシンセを鳴らす」ことを言いたいのだろうと推測
本来、ソフトMIDIっていうとPC内の「仮想MIDI接続」を指すことが多いと思われ
有名どころではMIDI Yokeとか。
(仮想のMIDI Yokeデバイスドライバを介することで、PC内部でアプリケーションの枠を超えたルーティング/MIDI通信が可能)
あとは適当に箇条書きすると
・DAW上のMIDIデータで、VSTiシンセはもちろん常駐シンセもSAシンセも鳴らすことは可能
・但し、その音声出力信号はインディペンデントなものであり、常駐シンセやSAシンセそれぞれに依存する。
つまり、DAW上で常駐シンセやSAシンセの音声にエフェクトをかけるのは不可能。
(例)
【DAW】→MIDI信号(内部)→【VSTi】→音声→【VSTエフェクト】→音声→【DAW】から音声出力
【DAW】→MIDI信号(内部)→【Microsoft GS Synth】→音声→【Microsoft GS Synth】から音声出力
【DAW】→MIDI信号(MIDIYoke結線等を利用)→【常駐シンセやSAシンセ】→音声→【常駐シンセやSAシンセ】から音声出力 ※
※ この時、DAWで選択したオーディオドライバとSAシンセで設定したオーディオドライバが同じだとコンフリクトを起こす…が
まず起動時に警告のメッセージ(「デバイスが開けませんでした」等)が出るので実際にコンフリクトが起きることは稀
・DAWを使わなくてもVSTiをSAシンセとして起動させるラッパーが数多く存在する(Chainer、Minihost等)
これらを利用して、逆にVSTi非対応のシーケンスソフトのMIDIデータをVSTiで鳴らすことも可能
また、WINAMPにASIO出力プラグインを入れることでその音声出力をWINAMPにルーティングすることも可能