パッヘルベル税

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しサンプリング@48kHz
「パッヘルベル税」来月にも審議入り
 自・公両党は二日、国会内で幹事長・国対委員長会談を開き、来月にも衆院で審議入りする新税案の年内成立に向け、緊密に連携していくことを確認した。
 成立すれば、CGAmEmFCFG7に帰しうる展開(いわゆるパッヘルベルのカノン)を含む曲に対して、作曲者の印税から最大18%を徴収することに。
岡本真夜「Tomorrow」ハイロウズ「青春」浜崎あゆみ「Voyage」をはじめ「瀬戸の花嫁」「翼をください」「心の旅」「てんとう虫のサンバ」「木綿のハンカチーフ」
「時代」「守ってあげたい」「パラダイス銀河」「少年時代」「真夏の果実」「Wow War Tonight」「大切なもの」「佐賀県」などのヒット曲から莫大な税収が見こまれる。
 岡村孝子、徳永英明、ZARD、河村隆一、ELTなどこのコードを多用する歌手は多く、九〇年代の「ヴィジュアル系」や現在のいわゆる「パンク」のシングル曲も
三割弱(JASRAC調べ)が課税されると見られるため、業界の反撥は強い。その一方で「チェリー」「さくら(独唱)」「桜坂」と国花に縁の深い曲も多く、
国益に相応しい税案として保守派の前評判は上々だ。
 文科省著作権審議会の答申には〈「愛は勝つ」はAメロ・Bメロ・サビのすべてがパッヘルベル。175R「空に唄えば」は「瀬戸の花嫁」+「なごり雪」だし、
福山雅治「Squall」は詞も曲も「恋におちて」。どこまでを作者の著作物とするか、見直しを迫る時期では〉(大意)とある。経済産業相も〈作曲家は垂流しのように
課税対象曲をリリースしてほしい。消費者も耳を塞いで買いまくれ。このコード進行なら濫作毎月一枚の新作発売も可能〉と自信満々。
 政府与党は国民の理解を求めるため、カノン自体を引用した山下達郎「クリスマス・イヴ」をイメージソングに指定し、大々的にキャンペーンを開始する。
作詞家の「あの日の僕ら」「翼を広げ」「この思い」「夜を超えて」「自分らしく」「ほんとうの私」などの使用に課する「NGワード税」も同時に審議されると見られる。