iMacに見るIntelとAppleの関係
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0809/hot500.htm ●未発表のIntel CPUを載せた理由
24型(写真右)の新型iMacでは、Intel未発表の2.8GHzのCore 2 Extremeを搭載可能
CTOオプションとして提供される「2.8GHz Intel Core 2 Extremeプロセッサ」だ。が、FSB 800MHzで動作クロック2.8GHzというデュアルコアプロセッサは、現時点でIntelのカタログには掲載されていない。
こうしたIntelがまだ発表していないプロセッサをAppleが採用した事例は、過去にもある(3GHz動作のXeon等)。AppleがIntelからなにがしかの特別待遇を受けているというのは、否定しがたいことだ。
実際、IntelにはApple担当の副社長(Deborah Conrad執行役副社長)さえいる。Conrad副社長は、「Team Apple」の責任者であり、IntelとApple両社間のすべてを統括する。
もちろん主要なOEMにはそれぞれ担当者がいるし、DellとSun Microsystemsの両社についてはグローバルアカウントを統括する執行役副社長がついている。
だが、世界市場でのシェアを考えると、Appleが特別な扱いを受けているという印象は否めない。