WWDC開催に伴い、米国AppleサイトのLeopardページが新しくなりました。
Technologyのカテゴリから地味な改良点を紹介。
ttp://www.apple.com/macosx/leopard/technology/ ・Cocoa、Quartz、OpenGL、X11 GUIフレームワークが64ビットに対応
・32ビットと64ビットの共存。従来の32ビットなデバイスドライバもネイティブに動作する
・新しいタスクスケジューラが導入され、タスク管理がより高速に
・Mail、アドレスブック、フォントユーティリティがマルチコアに完全対応
・新API、NSOperation。演算処理をNSOperationQueueに追加すれば、システム側で並列処理してくれる。
複雑なスレッディングやロックを自前でプログラミングせずとも、演算の独立性を確保しておけば後はCocoaにおまかせ。
・MPI 2.0に準拠したOpenMPIのオープンソース実装を採用。XgridやXcodeビルドなどの分散コンピューティングの基礎として。
・ターミナル2。CoreTextとInput Managerにより英語以外の言語を完全サポートし、テキストレンダリングが大幅に高速化された。
環境設定も強化される。(タブブラウザ化されている模様)
・TCP/IPのウインドウサイズなどを簡単に変更できるようになる?
・AFP、SMBやNFSなどのネットワークファイルシステムをマウントするAutofsが刷新された。
Autofsはマルチスレッド化され並列処理が可能に。LinuxやSolarisがサポートするAutomounterマップファイルに対応。